五竜T行事「第9回障がいを持つ人のためのスキー教室」 平成19年1月12日(金)〜14日(日)白馬五竜 ハンディキャップ委員会 |
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1月13〜14日、五竜スキー場にて行ったスキー教室は、ケガ人もなく、無事終了することが出来ました。 知的な障がいをお持ちの方8名、聴覚に障がいをお持ちの方4名、視覚に障がいをお持ちの方1名、下肢に障がいをお持ちの方2名、引率・付添の方2名の計17名の参加者さんとボランティア講師11名、手話通訳1名、委員9名、理事1名の計39名で行いました。 一見すると、参加者人数に対する講師や委員の人数が多いように思われるかもしれませんが、障がいによっては、一人の参加者に2人〜3人の講師・アシスタント・介助が必要になる場合があるので、今回この講師・委員の人数は、たまたま聴覚に障がいのある人たちのレベルが複数人同じ位だったので、何とかギリギリでした。
参加者さん・受講者さんの立場に立ってご指導なさっていらっしゃるご経験豊富な準指導員・指導員の皆様は、わざわざ申し上げるまでもなくご存知だと思いますが、こちらのホームページは、これからスキーをしてみよう、と考えている人や、これから資格をとろうと計画している人など広範囲の方々にご覧いただいているものでなので書かせていただきました。
各障がいですが、同じ障がいでも、各自、障がいの程度が違います。同じ知的な障がいでも、言葉を理解し通常の会話に支障の無い人もいれば、ほとんど言葉を発せず、難しい言葉を理解することが出来ない人もいます。 あまりにも違う程度の障がいの人を一緒のグループで教えると指導者だけでなく、受講者側も大変な負担となり苦労をします。 また、チェアスキーが全く初めての場合、指導する人ととは別に、転倒し過ぎないように支える人も必要です。 耳のご不自由な人は、必ずしも手話や口話が出来るとは限りません。その人その人にあった通訳が必要となります。そして、耳や目のご不自由な方の、耳となり、目となる役目の人も必要な場合もあります。
スキーのレベルも人それぞれ、違いますので、障がいとスキーのレベルの両方面を考慮に入れて、クラス分けをしています。そのため、どうしてもマンツーマンから、受講者一人に講師二人〜三人となります。 自分が受講者だったら、どうして欲しいか・・・障がいがあっても、スキーがうまくなりたいし、うまくなれるのです。それを、講師側が「楽しく滑れればいいから」と、ただ面白おかしくダラダラ滑って終わってしまって、受講者の上手くなりたい気持ちを勝手に上から蓋をすることのないように、指導者は講習するべきでしょう。もちろん、「楽しくてうまくなれる」ことが一番♪。 スキー技術の進歩とスキーの楽しさの両方をしっかり指導出来る指導者を目指して、ハンディキャップ委員会では「セミナー」も開いておりますので、そちらの記事もご参考になさって 下さいね
検定報告 3級受験者 3名 合格者2名 3級検定員 主任検定員 岩渕一彦、 神沢昌幸、二階堂潤
ご協力いただいた講師の皆様(敬称省略) 山内望(伊勢原・湘南)、冨澤慶弘(川崎)、荒張寿典(横浜・ST雪だるま)、須田めぐみ(横浜・ST雪だるま)、大塚隆(葉山・モンテマーレ)、神沢昌幸(相模原・アガペSC)、土井かおる(相模原・アガペSC)、杉山京子(相模原・SCスノーバード)、岩渕一彦(SCスノーバード)、 稲葉茂代(小田原・神奈川雪友)、山田康子(スノープリズム) 参加委員 行事責任者:中谷知之 撮影委員
撮影協力:杉山京子講師、国島理事、八木委員 |
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