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北海道行事レポート

神奈川県スキー連盟   SAK専門委員 佐々木生道

◇いよいよ北海道ツアーがスタート

 12月13日の夜発のAコース、14日の朝発のBコース、14日夜発のCコースと3コースそれぞれの思いを込めて、北海道行事が開催されました。
 今回の行事について、まず簡単な日程を説明します。Aコースは、初日(12/14)、キロロ、ルスツ、朝里川の3つに分かれて楽しみました。初日の午後から、Bコースが朝里川に合流しました。初日の夜にCコースが、京王プラザホテル札幌に予定通り到着、翌日からの公式日程に備えました。

(写真左が佐々木SAK専門委員)

 

◇ホテルの旬な朝食を満喫、いざ出発!

 公式日程を中心に北海道行事をレポートさせていただきます。1.12月15日(金)朝里川スキー場 積雪80cm 晴れ本行事の朝は早い。スキーバスは朝8時から順次ホテルを出発するため、私達専門委員は、6時から朝食をとります。眠い目を擦りながら、生のたらこ、新鮮な塩辛、シャケの切身等北海道の旬の幸をバイキングならではの食事で満喫、食後は、30分程度、部屋でくつろいだ後、1階ロビーへ。私は、3号車のバスチーフのため、1、2号車および4、5号車のチーフや今回のツアーの代理店シティフェイスさんと連絡をとり、乗車人数等の確認をして出発です。

 

◇朝里で公式行事が始まる 

ホテルから朝里川スキー場までは、約40分の快適な道のりです。1号車から8号車までが、予定通り9時頃には、スキー場に到着、研修会、養成講習会等の受付を完了し、9時30分から開会式が開催されました。開会式では、県連を代表して、広瀬副会長、山田専務理事等から挨拶があり、地元を代表して、朝里川スキー場からご挨拶をいただきました。開会式終了後、研修会・クリニック、養成講習会、県民スキーに分かれて、それぞれの北海道行事が始まりました。

 

◇研修はポジションの確認を中心に

 私は、指導員研修会・クリニックの2班を担当させていただき、大ベテランの先生方11名を講習させていただきました。今回、まず自分でコンセプトにしたことは、いかにベテランの先生方に楽しんでもらえるようにするか。でした。
 前後の1班と3班を担当される佐伯SAJ専門委員と三塚教育本部長に何か気をつけることありますかと伺ったら、普段通りやりなさいとアドバイスされ、とてもリラックスして臨むことができました。この日は、朝から1日絶好のスキー日和となっていたため、午前中は、滑走距離をできるだけとり、身体のポジションの確認を中心としたトレーニングを行いました。

 

◇カービングへの関心は高い

 講習中、多くの先生方からカービングスキーに対する具体的な質問をいただき、いっしょに理解を深めることができたような気がいたしました。特に質問が多かったのは、何を一番気にしているかという質問でした。私なりの回答として、「やや低めのポジションをとり、ややスタンスを広めにとることを意識している」と申し上げました。また、「カービングスキーを使っても、ずらすことはできます。高い、ポジションからスキーのセンター中心にひねる操作を多く使うとずれる量が多くなると考えています」というような説明をいたしました。

 

◇天候にめぐまれあっという間の1日だった

午後からは、午前中の続きを30分程行い、その後、簡単なクリニックを行いました。各協会やクラブを代表する先生方が多数おられましたので、正指導員検定、準指導員検定でのジャッジのポイントを説明し、それに基づく、いい例、悪い例をお互いに演技して見ることにより、クリニックの講習とさせていただきました。15時の講習終了まで、あっという間の1日でした。

 

◇ジンギスカンパーティ&大抽選会

 ホテルからバス5台によりアサヒビール園に場所を移動し、吉野SAK専門委員の司会で、19時からジンギスカンパーティ&大抽選会、ジャンケン大会が開催された。アサヒビール園では、3,500円の会費で飲み放題、食べ放題となっており、例年のジンギスカンに今年は、海鮮(エビ、帆立など)がついて中味もいっそう充実、肉ばかりではちょっとというお客様にも満足いただける内容となりました。大抽選会では、賞品のご提供をボーヤ、シティフェイス、京王プラザホテルからいただき、たいへんな盛り上がりとなりました。2時間のパーティ終了後、大勢のお客様は、ススキノで途中下車され、さらに札幌の夜をお楽しみいただきました。

 

◇ラーメンうまい店は…

 ご多分にもれず、小生もこのところのラーメン雑誌で上位を賑わしている名店「五丈原」をスキークラブの仲間とリサーチにでかけました。
*「五丈原」 金曜日の夜ということで、観光客の他、地元のサラリーマンも多数訪れており、約50分ほど待ちました。私達より、先に並ばれていた神奈川の方も数名いらっしゃいました。ラーメンの外見は、旭川ラーメンで、味は、味噌、醤油、とんしお(とんこつしお味)の3つあります。お客さんの90%程度は、とんしおを注文しておりました。私は、味噌を注文、「なかなか美味しゅうございました。」

 

◇札幌ラーメンの現在の1位は?

 クラブの仲間が、食べたとんしおは、個人的な見解として爆発的な人気ほどのインパクトは「とんしお」には感じられませんでした。ただし、メニューには載っていない、サイドオーダーのチャーシューおにぎり1個250円は、特筆すべき美味しさがあります。
 自称ラーメン専門委員の私としましては、やっぱり、札幌ラーメンの現在の1位は、中の島にある「純蓮」と書いて「すみれ」と読みます。であると思います。確かに「とんしお」もあっさり感に特徴がありますが、「純蓮」の味噌味には、オーラがあります。是非、サッポロにお越しの際は、行ってみて下さい。。

 

◇12月16日(土)札幌国際スキー場

 積雪190cm 雪2日目は、場所を代えて、ホテルから1時間30分ほどの札幌国際スキー場へ行きました。前日からの天気予報どおり、寒冷前線が上空を通過し、お昼前からは、たいへん厳しい天候となりました。午前中、私の班は、緩・中斜面をトレーン中心にゴンドラ3本の滑り込みを行いました。朝里川よりもさらに上質なパウダースノーを先生方にも大いに満喫していただくことができました。 13時以降は、天候が悪化し風雪ともに強くなったため、早めに先生方の了解をとって、休憩しレストハウスで暖をとりながら、諸先輩から県連に対して、いろいろなアドバイスを頂戴いたしました。 予定通り、15時30分から、閉会式を行い、怪我人もなく、2日間の公式日程が無事終了いたしました。

 

◇12月18日(日)朝里川スキー場

 積雪80cm 曇り公式日程終了後、Cコースのお客様とA、Bでお越しのお客様で、この日もスキーをされる方と朝里川スキー場に行きました。この日は、準指導員養成講習班を担当し、今年、準指導員を目指す方とシーズン最初の身体のポジションの確認を中心に滑り込みを2時間行いました。
  12時からバスに乗り込み、ホテルに向かいました。13時少し前にホテルに着くとちょうどAコースのお客様が、新千歳空港に向かうバスに乗車されているところで、お見送りをさせていただきました。そのご、荷物のパッキングを行い、私達は、15時のバスで新千歳空港に向かいました。到着後、搭乗券を配付し、各自、北海道のお土産を空港でお買いもとめになり、皆さん満足そうな表情で、機内に乗り込まれました。最後に、本行事にご参加いただきまことにありがとうございました。また、来年、皆さんとお会いできることを切望しております。 以上


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