◆車山のいろいろなコースをみなさんと一緒に楽しく滑ることができました

　車山の空は春の日差しのもと気持ち良く晴れ上がり、雪質もこの時期としてはとても良く、最高のスキーコンディションの中でこのスキー教室が行われました。

　私は知的障害の方々を担当さていただきました。参加されたみなさんの何人かにお話を聞くと、これまでに何度かのスキー経験があるようで、車山のいろいろなコースをみなさんと一緒に楽しく滑ることができました。

◆１人ひとりの忘れ難い思い出となる経験

　「スキー」は、私たち滅多に雪の降らない場所で生活している者にとっては、とても「非日常的な身体活動」であり、我々が日常生活の中で求められる身体活動とは大きな違いがあります。このことは、参加されたみなさんにとっては、大きな「不安要素」の１つであったと思います。しかしながら、一つの側面から見ると「不安要素」であるかもしれませんが、また違った側面から見つめると「味わい難い素晴らしさを持つ要素」にもなるはずです。すなわち、参加された方、１人ひとりの「生活をより豊かにする体験活動」また、「忘れ難い思い出となる経験」になるものだと考えています。

◆指導活動に携わっていくための大変良い刺激

　ＨＣ委員の方々や講師で参加の方々は、このこと（スキーの楽しさ、素晴らしさ）を充分に知っている方々であるとあらためて感じました。そして、共にゲレンデに立ち、あの手この手で参加したみなさんの内面が変化していくように、あるいは、挑戦しようとする気持ちを引き出そうと、楽しさを伝える気持ちの内に秘められた「一所懸命さ」を感じることができました。そんな後ろ姿を見ていると私もひとりの資格所持者として、今後、指導活動に携わっていくための大変良い刺激となりました。

◆スキーってホントに楽しいですね

　最終日はみなさんの出来栄えを「バッジテスト」という形で拝見し、受験者一人ひとりの表情(*_*)からその緊張の度合いや、懸命さがよ〜く伝わり、私自身もじっくり真剣にジャッジをさせていただきました。そして、合格発表(^_^)vでは、仲間の喜びを自分のことように喜び合う姿に感銘させられました。とても清々しい気持ちになりました。「スキーってホントに楽しいですね。」貴重な時を共に過ごすことができ、「感謝×２」です。(^_^)/~

アガペスキークラブ　高橋智明