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平成14年度 指導員養成講習会理論1
平成13年11月3日(日)神奈川県民センター

◆竹腰SAK専門委員 スキーの歴史

  スキーの歴史と聞きますと、つまらないと思われる方がほとんどだと思います。私も大学時代も競技スキーをやっていましたが、歴史のことは考えたことがありませんでした。その後、大学院で体育の専門家を目指す過程で歴史に取り組みました。最初は古い書物ばかりを読んでつまらないと思ったのですが、読んでいくうちにその中から、これが今のスキーへの過程なんだと、新しく発見するものが出てきたのです。

なぜカービングスキーを履いているのか、なぜ脚の運動があるのか、ローテーションをしているのかなど、判ってきて、みなさんがスキー技術を教える意味ではおおきなものがあると思います。

 世界でスキーかかわる記述や壁画などが発見されていますが、どのくらい前かご存知でしょうか。一番古くはヨーロッパ北欧で4500年ぐらい前の壁画が発見されています。ヨーロッパに行きますと、スキー5000年という本があります。

以下プレゼン資料(資料画像をクリックすると拡大されます)

★スキーの発展と技術の変遷
★スキーの始まり
★近代スキーの興隆と発展1
★近代スキーの興隆と発展2
★現代のスキー1
★現代のスキー2
★オリンピックとインタースキー


 札幌オリンピックはアジア初の大会で、70mジャンプのメダル独占は有名でした。長野オリンピックはジャンプとモーグルで金メダルを獲得しました。実は、世界で冬季オリンピックを2回行っている国はあまりません。他ではオーストリア、スイス、アメリカ、フランスだけです。
 第11回インタースキー蔵王大会はアジア初めての大会でした。そして15回インタースキー野沢大会でも開催されました。インタースキーを2回開催しているのは、オーストリア、イタリアに次いでいます。
 世界でスキーの研究をしている国は沢山あり、選手がいる国も沢山ありますが、オリンピックとインタースキーを2度ずつ開催しているのは、世界で3国しかありません。それは、オーストリアとイタリアと日本です。ということでピックアップさせていただきました。時間をかけて説明させていただきましたので、問題になるかもしれません。年表を見ていただきたいと思います。

 今回のメインのテーマとして、スキー技術の名称と出版物を頭において作らせていただきました。例えばシュナイダーの作った本や、ツダルスキーなど、考案者と名称、出版物など覚えておいていただきたいと思います。


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