しかし、入り組んだ迷路のような路地と運河は、誰でも１〜２回は迷うと聞いたが、そのとおりだった。路地を進むと運河にさえぎられていたりして、地元の人に、泳ぐのか？とゼスチャーをされたりもした。その路地に、色々な店が所狭しと並んでいる。ここでの買い物は、即決せず、何件ものお店をまわってからの方が（迷わなければの話だが）賢明だ。なにしろ楽しいし、価格もまちまちだからだ。品物のレベルがわからないので何ともいえないが、ベネチアンガラスの食器でも価格が倍も違う。日本人に人気のサッカーグッズショップでは、ベネチィアとローマのグッズがよく売れていたが、マフラーひとる取っても価格が違った。それにしても、活気がある元気な都市だ。みんなが、ヴェネチアは良かったね、また来たいねと口々に話していたのが印象的だ。