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ドロミテの山々が絶景!
イタリア コルチナダンペッツオ 海外スキーツアー

(財)神奈川県スキー連盟 60周年記念行事
写真:セッラ・ロンダ、ガイドの皆さん 写真:セッラ・ロンダ、朝は元気! 写真:セッラ・ロンダ、ガイドさん

◆ A班レポート

 我々のガイドは、ファーウースト氏。ゆっくりと確実に切り上げながら、チームを引率し始めた。長いコースで迷わないように、途中で止るときも、人数確認を怠らない。しかし、セラ・ロンダ(セラ・グループ)の周遊は、時間との戦いなのだ。朝9時過ぎに出て、5時前には周遊を終わらないと、リストやゴンドラが運転を終了してしまい、戻ってこれなくなるのだ。最初のTバーリフトで2名のメンバーが失敗してしまった。先に上で待っていた彼にそのことを伝えると、何かあったのかの心配したが大丈夫だと伝えたあと、時計を見ながら「マンマミィーヤー!、、オー」と身振りで大騒ぎだ。

写真:セッラ・ロンダ、結構滑りましたよ

写真:セッラ・ロンダ、GOGO!

写真:セッラ・ロンダ、さぁ、行きましょう

◆Tバーリフトが故障で30分のロス

 時間との戦いだというのに、2本目のTバーリフトでは、故障して動かない。どうもTバーでトラブルが続く。思わぬロスタイム30分。この待ち時間で、昼食の時間が消えてしまったのだ。あぁ、うらめしい。そうだ、時間と忙しい話しか書いていないが、それはセッラ・ロンダは美しい。とても大きな峰峯でグループを形成しており、その周りにスキー場が埋め尽くしており周遊ができるのだ。我々は左回りの周遊なので、常に左にセッラ・ロンダが見えることになる。黄金色の峰峯と紺碧の空は、最高にきれいだった。でも、ゆっくりチームは言葉が少なくなっている。なにしろ、ひたすらすべるのだから。


◆4つの班すべてが110kmの周遊ツアーを制覇

 だたリフトに乗って滑るだけだと思っていたら、3箇所道路を横断したり、200メートルくらいだろうか緩やかな登坂を歩くなどもあり、疲れてしまった方もいたが、みんなで励ましあいゴールを目指した。結局A班は昼食もとれず、休憩もトイレタイムだけというハードなものとなったが、B,C,D班は、ゆっくり昼食が取り、途中のスキー場を何回か滑ったり、ホットワインタイムがあり、最後にグラッパ(葡萄の蒸留酒)タイムまであったというのだから、Tバーリフトの故障がうらめしく思える。しかし、なにはともあれ、滑走距離40km、リフトなどの移動距離が70km以上、110kmに渡る、一大周遊ツアーを全員が制覇できたのが、とてもよかったと感動しています。

写真:セッラ・ロンダ、滑走は続きます 写真:セッラ・ロンダ、ちょっとお休みして 写真:セッラ・ロンダ、滑走の横撮り
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