80年の歴史に感謝し、新時代を拓こう

公益財団法人神奈川県スキー連盟
会長 片 忠夫


 皆様のご支援、ご協力、加えて厳しい環境下にも関わらず皆様の強い志しをもちまして、今年度の事業が無事終了することができました。心から熱く御礼申し上げます。

 現在スポーツ界は、イノベーション(革新、一新、大きな変化、新しい活用法)の時代に突入しています。それはコンピュータの普及発展、AI(人工知能)、5G(第5世代移動通信システム)などによる社会構造の変化によるものであり、スポーツ界もその影響下にあります。
 この度、SAJの導入した「シクミネット」による会員登録に、SAKも対応することになりました。クラブ、協会の事務を担っておられる方々や責任者の皆様には、ご協力を切にお願いする次第です。

  神奈川県スキー連盟は今年、80周年を迎えることができました。諸先輩方、関係諸団体、スキー場、宿泊施設、多くの皆様に感謝と敬服の気持ちでいっぱいです。
 昭和14年2月17日、時の県知事を総裁として迎え入れ、神奈川県スキー山岳連盟として発足したのが始まりです。その後、昭和29年に分離独立し、神奈川県スキー連盟となりました。
また、任意団体から財団法人、公益財団法人へと、どこよりも早く最新の組織作りに取り組んで参りました。これを成し遂げられたのは、会員、クラブ、協会の皆様の多大なるご協力にほかありません。
  80年の時の流れはあまりにも早く、重いものがあります。私たちはその重みをしっかりと受け止め、心に刻んでいきたいと思います。

「奪うことができないものは志であり、滅びないのはその働きである」吉田松陰
 3年前にマーケティングをベースに進めたジュニアの育成・強化が、今年度に大きな成果として実を結びました。
これは組織の結束力の賜物であり、神奈川県スキー連盟が持っている潜在的なパワーと言えます。「 思う念力、岩をも徹す」心を込めて一心に事を行えば、どんなことでも必ず成し遂げられる。ということを証明しました。

家族の方々を含め、皆様方のご活躍とご多幸を心からご祈念申し上げてやみません。素敵な仲間とともに、大きく飛躍しようではありませんか!


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