第2部 スキー指導者研修会(理論)

開会式

■主管県連責任者・SAJ立ち合い責任者挨拶  片会長
 皆さん、こんにちは。お元気ですか?
昨今、自然災害が後を絶ちません。 災害にあわれた方には心よりお悔やみを申し上げ、早期の復旧を願うばかりです。
自然の災害ですから、誰が良い悪いというものではありませんが、地球レベルで見れば、地球環境を脅かしているという点で、責任は私達にあります。
我々のノースポーツスポーツは、雪のあるところで行うスポーツですから、自然への意識をもっと高く持って行きたいと思います。
 先日、神奈川県スキー連盟創立80周年のパーティーを開催し、大変盛大に終わることができました。外部の方々からも、大変多くのお褒めの言葉を頂きました。皆さまには改めてお礼を申し上げます。
その席上に、名誉会長である河野大臣がお見えになりました。 川崎市スポーツ文化総合センターで理論研修会を開催することをお伝えしたところ、皆さまによろしくお伝えてくださいとおっしゃっておりましたので、ご報告させて頂きます。
 私は、マーケティングの導入によるジュニアの育成に努めて参りました。 本日この会場にお見えになっている多くのスポンサーの皆さまのご協力により、その成果が、昨シーズンより見えるようになりました。この子供たちに、「NEXT DREAM 未来へつなぐ夢」というスローガンの元、楽しいスキーをもっと伝えていきたい。そのためには地球環境の改善に向けて、皆さまと一緒に頑張っていきたいと思います。
 古くからのことわざに「前人樹を植えて後人涼を得」というものがあります。 私達も80周年を期に前人に感謝をしつつ、それを未来につないで行く所存です。 これからもよろしくお願い致します。


片会長

木村専務理事

■執行責任者挨拶 木村専務理事
 皆さん、こんにちは。 富士山の雪化粧を眺めながら、寒さを感じる季節になりました。
会長のご挨拶と被りますが、今年は天候不順により甚大な被害が発生しており、お見舞いを申し上げます。一刻も早い復興を願い、神奈川県スキー連盟としましても 令和元年災害被害義援金を募りたいと思います。 皆さまのご協力をお願い致します。
 私からは県連の執行状況をお話しさせて頂きます。
6月1日より新年度が始まりまして、これまで事業説明会、評議委員会など予定された行事を開催して参りました。
10月に入りましてからは、スキー指導者養成講習会などの教育本部の事業がスタート致しました。現在の受験者数は、正指導員が35名、準指導員が11名となっております。11月の締め切りまで受験者数が増えていくことを願っております。皆さま方には3月の受験まで、受験者を温かく見守って頂きたいと思います。
神奈川県スキー連盟創立80周年記念祝賀会には約400の方にご参加頂き、誠にありがとうございました。
8月からは、シクミネットによる登録作業が始まりまして、皆さまには大変なお手間をおかけしました。現在まで 4,295名の登録があり、全体の約85%となっております。
 本日のスキー検定員クリニック、及びスキー指導者研修会は、昨年の3部構成から2部構成に変更致しました。午前中に検定員クリニックを終了し、この後、強化指定選手の認定式に続き、指導者研修会を開催致します。参加者数は、検定員クリニックは約600名、指導員研修会は約800名の登録を頂いております。
雪上行事も始まって参りますので、雪上で皆さまとお会いすることを楽しみにしております。

■指導員会挨拶 水島会長
 指導員会は、今から61年前の昭和33年1月9日に規約を制定致しまして、会員数は約1,000名でございます。
その規約にありますように、情報の伝達及び交換をとおして会員の資質向上を図り、スキー界の活性化と社会体育の伸展に寄与することを目的としております。
また事業としては、親睦を図るための事業の開催、情報の収集及び伝達、スキー技術の研究、地域スポーツ振興に係わる事業、 神奈川県スキー連盟及び各協会との協調による事業、などがあります。
またお手元に指導員会だより第7号が届いていると思います。この中には今年度の行事予定が書いてあります。皆さまに親しまれ、また楽しんで頂ける行事を用意しております。
今後とも指導員会を宜しくお願い致します。


指導員会 水島会長

堀 教育本部長

■主任講師挨拶 堀 教育本部長
 神奈川県スキー連盟創立80周年記念祝賀会では、懐かしい方々とお話ができまして良かったです。 創立100周年に向けては、私も皆さまも不透明な部分がたくさんありますので、せめて創立90周年には参加していきたいと思います。
 ここ数年、三本の矢という研修テーマを元に進めて参りました。 昨年度は、三本の矢を束ねるというテーマでした。今年度は、研修会のテーマが、研修会の課題に変わっております。内容としては、インバウンドの取り組みや、初心者の指導にあたってのターンポジションなどですが、指導の現場では、これにとらわれることなく、皆さまの創意工夫で取り組んで頂ければと思います。
 環境問題に関しましては、まだまだ我々にできることがあるのではないはと考えております。この後、元SAJデモンストレーター佐藤拓也さんの特別講演をお聞き頂ければと思います。

強化指定選手認定式








< 前へ  次へ >