ハンディキャップ委員会 H26年度の活動について ハンディキャップ委員会担当理事 国島みどり |
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ハンディキャップ委員会では、1月の五竜・3月の車山でのスキー教室と、4月の鹿沢でのチャレンジカップにおいて、障がいを持つ方々のサポートを行っています。また、障がいをもつ方への外出支援法・雪上での介助とスキー指導法について、セミナーを2回開催しています。 今年度も、多くの障がいをもつ方とそのご家族の方が参加されました。指導員の皆様にボランティアとしてご協力をいただいたことで、安全に楽しくスキーを体験していただくことができました。 皆様のご協力、ご支援があって初めて円滑なハンディキャップ事業の運営が可能になると確信しております。引き続きご支援をお願いいたします。 <セミナー T 神奈川県 三ツ沢スポーツ会館 2014年10月5日(日)> 参加者:16名 講師:1名 役員:2名 参加費:1,030円 プレジャーサポート協会の馬場氏を講師に迎え、外出支援のための講習会を実施しました。 セミナー内容を3つのカテゴリーに分類して7年目となる今回は、A:知的障がい・下肢障がいをもち立位で滑る方を中心として、より具体的な講習と実践の体験を行いました。 理論・・・障害の種類や特徴について(プレジャーサポート協会・テキスト使用) 実技・・・障害の種類にあわせた介助法・スキーサポート法について、介助ベルト・ロープワーク・立位使用のアウトリガー等、使用法と疑似体験を通し、必要なサポート法を体験 <セミナー U 長野県 白馬五竜スキー場 2015年1月16日(金)> 参加者:13名 講師2名 役員:1名 参加費:3,090円(T参加者は2,060円) 五竜T行事内で実施の「第25回障がいをもつ人のためのスキー教室」の前日にセミナーUを開催。セミナーTに引き続き「Aカテゴリー」となるため、プレジャーサポート協会の馬場氏と内海委員により、知的障がいと下肢障がいをもち立位で滑る方への雪上サポート法の学習・体験を行いました。 理論・・・障害の種類に合わせた介助法の注意点と介助用具の使用法について 実技・・・介助ベルト・ロープ・アウトリガー・スキーブランケットのセッティング法と使用方法を実際に着用・使用しての疑似体験 <第25回 障がいをもつ人のためのスキー教室 長野県白馬五竜スキー場 2015年1月17日(土)〜18日(日)> 参加者:19名(知的5名、下肢7名、視覚2名、聴覚1名、家族4名) ボランティア講師:17名(うち研修会7名) 役員・委員:11名 前日のセミナーUに参加された方が、そのままスキー教室のボランティアに参加していただくことができ、その他の方も経験がある方が多かったため、下肢に障がいをもつ方が多く参加されましたが、スムーズに講習を進めることができました。また、多くのボランティアの方の協力により、少人数での班分けが可能となり、それぞれのペースに合わせた楽しく充実した講習会を実施できました。日曜日には講習会と希望者には検定会も実施しました。 検定会合格者:4級 1名 <第26回 障がいをもつ人のためのスキー教室 長野県 車山高原スキー場 2015年3月28日(土)〜29日(日)> 参加者:51名(視覚・聴覚3名、知的19名、下肢25名、家族引率4名) 役員・委員:12名 ボランティア講師:43名(うち研修会6名) 今回も、とても多くの方々に参加していただきました。特に、四肢障がいをもつジュニアの参加が多く、チェアスキー・バイスキーを使用する方の参加も多かったのですが、これらの方々への介助については、チェアスキー協会から多くのボランティアの方に参加していただくことができました。 土曜日は天候に恵まれ雪も十分ある中で、多くのボランティアの方々のご協力のもと、ほぼマンツーマンでの講習会を実施できました。また、日曜日は、講習会と希望者には検定会と講習会を実施しました。 検定会 合格者:2級1名、3級1名、4級1名、5級2名 ***スキー教室について*** 1月と3月のスキー教室は、スポーツ振興くじ助成金(toto)を受けて実施しています。 2行事終了後に会計報告を提出し、審査の結果、実施のための費用の43%に当たる1,438,000円の助成を受けることができました。 <チャレンジカップ 鹿沢大会 2015年4月4日(土)〜5日(日)> 参加者:8名(視覚 1名・知的 2名・下肢 5名) 役員・委員:3名4日は、8時30分からハイランドロッジにて開会式・TCミーティングを実施、ハンディキャップをもつ選手は、5分早く9時25からインスペクションを開始しました。朝から小雨が降り、時折霧もかかるなか、SL2本を実施、14時30分から表彰式が行われました。5日も天候は回復せず、小雨が降る中、GSL2本を実施しました。13時30分から表彰式が行われました。 今回は2日とも天候が悪く視界が悪かったため、視覚障がいをもつ選手には伴走者がついての滑走となりました。参加の選手は日ごろの練習の成果を十分発揮してもらえたようでした。 <ハンディキャップ委員会活動> ハンディキャップ委員会では、スキー教室・スキー大会が安全で楽しく実施できるように、準備をしています。
<賛助会費> 11月指導員研修会理論・1月五竜スキー教室・3月車山スキー教室等で、多くの賛助会費のご協力をいただきました。 行事運営費の一部として、大切に使用させていただきました。ありがとうございました。 合計金額 54,000円 (のべ12の個人・団体の方々より) <助成金> 来年度・平成27年度のスポーツ振興くじ助成金(toto)についても、五竜・車山の2回のスキー教室について申請をいたしました。毎年参加者が増えているため、より多くのボランティアの方をお願いできるように申請した結果、2,097,000円の助成金の内定をいただきました。 安全で楽しいスキーをより多くの方々に体験していただけるように、準備を進めていきます。 |
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