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スキー公認検定員クリニック理論
スノーボード検定員クリニック
公認スノーボード指導者養成講習会
スキー指導者研修会理論
シーズン開幕式/選手認定式・表彰式



平成28年11月3日 川崎市教育文化会館
広報委員 守谷、中里、佐藤、森、高木


■スキー公認検定員クリニック理論

● 主管県連責任者挨拶 山田力副会長
 おはようございます。午前中は公認検定員クリニック、そして午後は研修会と長い一日となりますが、皆様にとって良い一日となるよう、宜しくお願いしたいと思います。
 公認検定員は、なかなか検定に携わる機会が少なくなっていると思います。しかしながら持っている検定員の目でもってスキーヤー、スノーボーダーまたはスキー場等関係する所を見てもらって、今まで以上に素晴らしいスノー談義になれば良いと思っています。
 皆様にとって有意義な一日となるようお祈りしまして挨拶に代えさせていただきます。


山田力副会長


●クリニック理論T: 安全対策委員会 上杉委員長
 おはようございます。毎回繰り返しとなりますが、シーズン前に事故防止の観点からも安全について確認したいと思います。


安全対策委員会 上杉委員長

安全対策委員会 上杉委員長

<安全の再確認>
 ・バックカントリーの人気 → 白馬ルール等の遵守
 ・高齢化 → 事故なく安全に
 ・自然環境による危険(天候・地盤・雪質)
 ・人工環境(リフト・雪上車両・スノーパーク)
 ・スキーヤー自身による危険(転倒・体調不良)

<スキー指導者の皆様にお願い>
 ・率先模範(ルールを守る、お手本になる)→SAJ、SAKを背負っていることを忘れずに
 ・安全教育の徹底(ルールと安全の指導、受講生へスキー場で
  優先権持たないことの理解、事故発生時対応指導)
 ・重大事故(雪崩等)の回避

<安全教育の徹底とは>
(1) 滑り始めは周囲のスキーヤーの動きに注意する。 特に斜面の途中から滑る時は注意する
(2) 滑っている際は視野を広く保ち、斜面の状況や他のスキーヤーの流れを感じながら
(3) 下方を滑っているスキーヤーを追い越すときは進路を妨害しない
(4) 幅の狭いコースでは無理に追い越さない
(5) コース途中にあるリフトの支柱、照明器具、ネットなどの設置物の近くは注意する
(6) 停止する時は他のスキーヤーの妨げにならないような場所でする
(7) スキー場において講習中の優先権はないと理解させる

<心肺蘇生法>
平成28年7月より手順が改正された。スキーだけでなく家庭、職場、学校、地域においても必要なので機会があれば講習を受けてみてください。


●クリニック理論U: 指導委員会 沖村副委員長
検定制度と検定員ということで、次の3つのテーマで皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

指導委員会 沖村副委員長

指導委員会 沖村副委員長

◆本年度トピック
<指導者検定における基礎課程の実技種目を一部変更>
 去年までは基礎パラレルターン大回りでしたが、本年からは滑走プルークから基礎パラレルターンへの展開へ変更になりました。(緩斜面整地・6〜8回転)
滑り出しはプルークターンでスタートし、徐々に基礎パラレルターンになる。より実践的に、滑りの過程で滑りながらターンの質を変えていくようになります。

◆検定員の状況
<指導員の分布>
指導員
943人
42%
準指導員
1,216人
54%
認定指導員
79人
4%
総 計
2,238人
100%

<検定員の分布>
名誉検定員
21人
1%
A級検定員
97人
4%
B級検定員
643人
29%
C級検定員
872人
39%
なし
605人
27%
総 計
2,238人
100%


◆検定員の役割
<検定会に関わっている人々には誰がいますか?>
 検定会には実はいろいろな人が関わっています。受検者と検定員の他には一緒に受講している方、今回は受検しない方、すでに合格している方など。
中々意識しないことですが、会場をお借りしているのでスキー場関係者、特に接点があるのはパトロール、スクールに支えられているのではないでしょうか。
また、忘れがちですが一般来場者もそうです。検定会中に声を掛けて一時的に斜面を空けてもらったりすることがあるため、実は関わっています。
 検定会の時は受検者ばかりを見がちですが、円滑な運営をするにはこの方たちに目を配る必要があると思います。皆さんどう思われますか?クラブの中で話し合ってみてください。
検定員の役割は点数をつけるだけではなく、安全に配慮することも必要です。その観点からこの前のパートで安全対策の講義があります。
皆さん、検定会自体を企画する『プロデューサー』になってください。私からの提案です。



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