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海外スキーアメリカベイル

写真:カッパ・マウンテン 写真:雪上で集合写真

カッパ‐マウンテン

 3月18日はスキーの最終日。自由行動となり、キーストンやブリッケンリッジが気に入ったグループは再び向かう。ショッピング組もあり。新たなスキー場を味わうべく、カッパ‐マウンテンに行った人たちも多かった。リフト1日券が50ドルと、120円/$で換算すると、決して安くは無い価格だ。

  カッパーマウンテンのコースはクラス別が明確で、それぞれ楽しめるように設定されている。概ね下から見て右側の斜面が初級(緑)、中央が中級(青)、左が上級(黒)といった感じだ。この日はラッキーなことに、ガイドの大森さんがジョインしてくれた。早速、リフトとTバーを乗り継ぎ、カッパーピークへ。標高は3793m。頂上から一気に滑り出す。バウンサーコースでは連続したジャンプ台が設定されいる、ボーダーのみならずスキーヤーもジャンプを楽しんでいる。コモンベースロッジの前にはハーフパイプも設置されている。かといって、ボーダーが多いかといえば、スキーヤのほうが圧倒的に多い。80%以上がスキーヤーであり、日本とはあきらかに傾向が違う。

写真:コースを案内してもらう 写真:フォーメションも行ないました

 ユニオンピーク(標高3753m)まで上がり、カッパ‐ボウルを右下に見下ろしながらトラーバースする。側面は雪尻があり、岩もそこいらじゅうに顔お出す。しかし、子供や中級程度のスキーヤが岩の間を滑っていく。アメリカ人はアドベンチャー命と聞いたが、実際に見て、納得するし、驚いた。 (写真はカッパ‐ボウルの説明をしてくれている大森さん)

 トラバースした後は、ユニオンピークの急斜面を滑る。ここは、あのスキーナウの撮影に使われたところだそうだ。われわれが到着してからは晴天続きであったが、夜の冷え込みのせいか、カッパ‐マウンテンの雪質はハードだ。長い急斜面はかなり疲れる。4日間滑りつづけで疲れも出ているかもしれない。でも、たっぷり滑った成果として、スキー技術の上達が見られたのがうれしい。風景や歴史ではなく、滑りを徹底的に楽しむならアメリカのコロラド周辺のスキー場だと聞いてはいたが、それを実感したスキーツアーだった。


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