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海外スキーアメリカベイル

写真:ベイルの看板(MAP)を見つけました 写真:ベイルのコース案内板

ベイル

 3月15日ベイルに向かう。いよいよアメリカスキーツアー第1日目のスタートだ。貸切のバスが用意され、料金は1人10ドルにチップ2ドル。30分で到着。噂には聞いていたが、ベイルビレッジはヨーロッパ風のシックな建物が並ぶ。ここは、年間の80%が晴れているそうで、本日も晴天だった。ただし、しばらく雪が降っていないようで、新雪がなく、期待した方には残念だった。春休みの影響だろうか、意外にリフトが混雑していた。しかし、リフトの乗って驚く。なにしろ長いのだ。

  現地インストラクターの大森さんのガイドで効率良く安全に、ベイルを堪能していく。しかし、リフトも長かったがコースも長い。ベイルの特徴である整地された中斜面が延々と続くが、要所要所にアップダウンもあり、飽きない造りだ。残念なことは、ビレッジ近くまで降りてくるとグサグサ雪だったこと。しかし、ベイルは広い。大森さんのガイドでチャイナバックボールに案内されたが、これが広大で文字では表現ができない。ボールのサイドには延々と続く急斜面が壮観だ。ヨーロッパと違いクレパスはないので、安心していいそうだ。こんなボールが5つもあるというのだから凄い。たしかに、1日では触り程度した味合えない。何度来ても楽しめるスキー場であることを実感した。

写真:滑走中 写真:みんなで休憩

 日本では、場所によってはスノーボードの方が多くなっており、ボードのメッカであるアメリカではさもありなんと思っていたが、驚くなかれ、ベイルでは80%以上がスキーを楽しんでいる人たちだった。アメリカの平均的比率でもスキーが70%だそうだ。最近になって再びスキー人口が増加しているらしい。一時期のブームではないが、カービングスキーの普及もあって、昔スキーを体験した人たちが、戻って来ているらしい。そういう意味では、その人たちを受け入れられる環境整備が重要だし、それがきちんと行われているのがベイルなのである

 標高が3400mと高い。脱水症状にならないようタイミング良く休憩のアドバイスがある。ベイルとビーバークリークには1200人のインストラクターがおり、コースのガイドやスキーの指導にあたっている。リゾートらしく家族連れや高齢者が安心して楽しめるシステムになっているのだ。今回、現地エージェントとして大森さんにお願いしたが、ベイルのガイドもしていただいた。おかげで安全で快適な1日をすごせたし、ベイルのエッセンスを案内していただいた。ありがとう。これをご覧になっている皆さんも、ベイルに行かれる際には、ガイドをお勧めしたい。


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