ホーム > 広報SAKだより > SAKだより 第75号 1 2 3 4 5 6 7 8

シーズンを振り返って

神奈川県スキー連盟 木村専務理事



この2月、3月にピョンチャン冬季オリンピック、パラリンピックが開催され、各国の選手達の熱い戦いに日本中が興奮し、大変感動を受けました。
このような雰囲気の中で、各本部の事業は、明るく生き生きと開催する事ができました。皆様のご支援、ご協力に感謝致します。
昨シーズンを振返りますと、運営の基本方針は「各委員会、専門委員を中心に事業運営する」を掲げてスタートし、各本部の理事と委員会の連携が良く図られ、各事業が効率的に出来たと考えています。
総務本部は、定款の見直しを行い、会員減少、関係官庁からの指導を含めダウンサイジングにより定款の改訂を行いました。マーケティング委員会の精力的な活動により新たな協賛会員と新規契約を結ぶ事が出来ました。また、北海道スキーツアーを見直し、スキー場に近い小樽に宿泊したことで滑走時間の増加、バスの移動時間が短縮され、参加者の満足度の向上が図れました。県連のホームページのレイアウトを刷新、協賛メーカーバナー掲載、SNS連動等のリニューアルを行い、多目的に活用を図りました。
教育本部は、指向別研修会を年齢、体力に合わせて細かい班編成を行いました。スキー・スノーボードのSAJデモンストレータがそれぞれ2名、誕生しました。今シーズンの研修会等での活躍が期待されます。新たな事業として、バックカントリースキー講習会を志賀〜草津ルートで開催しました。PR等の見直しを進めながらニーズに応えたいと考えます。主な大会、事業にパトロールを派遣し、安全対策と啓蒙活動を行いました。
競技本部は、競技力向上ジュニア事業を、6月から三ツ沢スポーツ会館で11月まで実施し、たくさんのジュニア選手が参加しました。第73回冬季国体でコンバインドの村田選手が8位入賞を果たしました。3年連続入賞となり、練習場所の確保が厳しい状況の中で快挙と言えます。また、リザルトシステムの充実により、円滑な大会運営ができました。
このように事業はスムースな運営ができましたが事業の参加者減少、登録会員減少、財政面等の課題もあり、今後も継続して改善に取組む必要があります。併せて背景に“高齢化社会”があり県連全体の「定年年齢」の見直しが急務とも言えます。
さて、今年度、県連の公式ユニホームを更新し、新たな気持ちで事業に取り組みます。また、来年は県連の創立八十周年になります。記念式典プロジェクトを設立し、皆様と一緒に企画・立案して参ります。
最後になりますが、県連の目的は多くの人たちにスノースポーツの感動を味わっていただくことにあります。会員サービスを心がけながら、県民を取り込み役員一同、さわやかに事業運営に取り組んで参る考えです。


< 前へ  次へ >



ホーム > 広報SAKだより > SAKだより 第75号 1 2 3 4 5 6 7 8