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環富士技術選手権
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■スキー指導者研修会

●指導者研修会理論:中村SAJ専門委員
本年度のテーマである「基礎的・基本的なスキー運動の指導の実践」、「3本の矢の指導方法の実践」、「指導者検定種目の理解」について、ビデオを用いた説明があった。
基本的に今年度のテーマは昨年度と大きく変わるところはありません。まず始めに基礎的・基本を改めて確認することです。次に3本の矢の指導方法の実践としてシュテム動作に焦点を当てて取り扱うことになります。最後に滑走プルークから基礎パラレルへの展開及びシュテムターン、シュテム動作に焦点を当てていくことになります。

【基礎的・基本的なスキー運動の指導の実践】
(1) 直滑降、プルーク斜滑降での基本姿勢
バランス・脚を曲げる・伸ばす・脚上位の前傾、重心の前後・左右移動及び脚(スキー)を開く・閉じる動作を習得する。
(2) プルークでの曲げと伸ばしの連続
柔らかな動作・ポジションの違いの修得、ひねる(内旋)感覚の習得及び安心できるスピード感覚が必要
(3) プルークボーゲン
形→運動→筋の使い方(荷重・回旋)、プルークの維持→安心のスピード、恐怖=硬直及び左右移動→前後移動への展開
(4) プルークギルランデ
「働きかけ」を強める→力動感、「働きかけ」ることから方向が変わる、ゆっくり徐々にリズミカルに展開する。
(5) プルークボーゲン・リズム変化
力動感の変化、滑走体験の積み重ね→身体運動とスキーの動きの調和が必要

【基礎パラレルターンへの指導の実践(3本の矢)】
プルークボーゲンから基礎パラレルターンへの展開において、シュテム動作を習得するために、実用的な移動技術として外脚の運動(操作)を覚える。また、シュテムからパラレルへの進化及びターンポジションへの入り方を習得する。(荷重・角付け・回旋)

【指導検定種目の理解】
(1) シュテムターン
開き出し・引き寄せ・舵取り、タイミングの良いスムーズな動作及び適切なスピードコントロールを習得する。
(2) 滑走プルークから基礎パラレルターンへの展開外スキー主体の運動によるスタンスの変化、内側への重心移動及びシュテム動作との明確な違いを習得する。

以上の研修テーマにつきましては、シーズン前に再確認し、研修会で実践確認するようにして下さい。



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