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広報委員 中里健二 |
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■「競技大会(検定)に向けての心得」 リズム、ルーティン、コンディション 〜練習の時から同じことをする〜 ふだんの練習の時から、スタート5人前になったら手袋のチャックを閉め、4人前になったらゴーグルをつけ、3人前になったらストックをつけ、2人前になったらバックルを締めるといった動作をルーティンにしていたとのことです。 コンディションに関しては、ワールドカップの場合1週間が単位となっていて、前の試合が終わった日は全く何もせず、4日前、2日前、前日はかなりハードに筋肉を動かし、試合当日の朝は散歩程度に過ごし、スキー場ではハードに運動していたとのお話でした。 ほかにも、ストックに目盛りをつけてストレートのポール間の距離を正確に測り、75センチなのか80センチなのかを確認したり、フィニッシュラインの位置を確認して、最後のポールから最短距離で行くにはどうすればよいか考えたとのことです。 ■講演終了後の質疑応答 Q:
現役当時からだいぶ変わられた印象を受けます。
ポールがないときには、どんなリズムやイメージで滑っていますか? A:
現役時代から比べて体重が10キロ増えてしまいました。
リズムといっても状況によりますので、もしも青空で誰もいない広いコースならば、コースの端から端まで使った大回りで滑るでしょう。 混んでくれば小回りを入れるかもしれないし、その時のマテリアルにもよるかもしれません。 Q:
雪なし県でジュニアを育てる際に必要となるものは何でしょうか。
A:
雪なしといってもゲレンデまでの時間は3、4時間ほどと、かなり便利になっていると思います。
1日60キロ、コースが3キロぐらいなので、ゴンドラ20本を目標に滑るわけです。 そうすることによって、普段履きなれていないスキー靴に慣れることがまず大事ではないでしょうか。 たとえコース長が短くても量を設定すれば効果はあると思います。 |
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