ホーム > 行事レポート >スキー指導者研修会理論ほか 01 02 03 04 05


スキー指導者研修会理論

平成23年11月19日(土) 川崎教育文化会館
広報委員 佐藤公宣


■河野太郎SAK会長挨拶
 開会に先立ち河野会長から以下のとおり挨拶がありました。
  神奈川県スキー連盟も最終的に公益法人化の手続きを進めていくことになりました。今までの財団法人という形式から、法律の改正にのっとって公益法人に移行してまいります。これは手続上の問題ではありますが、新しい組織となるので経緯を理解する必要があります。
 また、それに伴って連盟の会員数を増やしていきたいと思っています。そのためには、今日お集まりの皆さん一人ひとりに感動の伝道師になって頂き、連盟の会員ではない普通のスキーヤーにもスノースポーツの感動を伝えて頂きたいと思います。 公益法人に移行した後、連盟の会員数が増え始めたという状況を造るためにも、役員一同もしっかりと頑張っていきます。
  昨年は震災の影響もあり、財政赤字になりましたが、それを理由とせず、財政を均衡できるように連盟の運営をしっかりとやっていきたいと思います。また、会員数の拡大が財政基盤の第一であるということを考えていきます。そして、スノースポーツの楽しさと感動を広めていくスキー連盟を目指していきたいと思っています。
今日は本当にありがとうございます。

■佐藤SAK副会長挨拶
 今年はシーズン途中の3月11日に震災に見舞われましたが、これからは、震災復興と共に我々も元気を出していかなければならないと思います。
  また会員数の推移については、若干ではありますが減少傾向がみられます。引き続き会員数を増やすために努力して参りたいと思います。
 今シーズンの注意事項等としては、安全を考慮して、SAK専門委員以上のヘルメット着用を義務付けます。また、研修会未出席者に対する対応としては、全ての行事において現地受付を実施します。ただし、真に資格維持が危うい人のみが対象です。





■山田SAJ副本部長挨拶
 昨今、指導員の資格維持が危うい人の措置については色々と噂が出ておりますが、あまり噂を信じないように、また、噂に惑わされないようにしてください。
SAKの現状としては、指導員の1/3である約800人がその対象でありますが、その人数が、いきなり資格を剥奪されては連盟の運営に関わる問題となります。そのためにもSAJとしては規約を変更することで検討しております。 また、SAJ会員数の現状ですが、現時点で昨年比の2ケタのパーセンテージで減少しております。先生方におかれましては、引き続き会員数の増加に向けて努力をお願い致します。
 次にスキー板の変化についてですが、世界はカービングからファット、ロッカースキーへと変化してきております。カービングスキーについては、日本、韓国、中国のみが使用している現状です。
このようにマテリアルは変化していきますが、この変化に合わせて、昔教わった技術を急に変える事は難しいです。しかしながら、その理論を理解することにより、生徒の皆さんには、合理的な指導法で教えることが大切です。

■片SAK副会長挨拶
 スポーツ基本法が前面見直しされ、日本のスポーツ立国の実現を国家戦略に位置付けしました。これに合わせて日本体育協会は、「21世紀のスポーツ指導者/望ましいスポーツ指導者像とは・・・」を発表し、スポーツ指導者像を明確に打ち出しております。
我々はスポーツを安全に、正しく、楽しく指導し、スポーツの本質的な楽しさ、素晴らしさを伝える指導者としての役割を理解する必要があります。
次に注意事項等について以下に述べます。
 ・スキー板はカービングからロッカーへと移行してきていますが、指導者はその特性を良く
  理解する必要があります。
 ・講習における安全確保のためにも「いか帽」「サングラス」から「ヘルメット」「ゴーグル」の着用を推奨します。
 ・バインディングの調整は専門家に任せることです。
  これは、事故等が発生した際に、責任賠償問題となりうる危険性を排除するためです。



■協賛企業紹介
  協賛企業の紹介として以下の10社から代表者の挨拶がありました。
今シーズンも協賛企業の皆様から様々なサービスを提供して頂きます。
また、安全に快適にスキーができる環境を作って頂くことに感謝致します。


信州総合開発観光株式会社

白馬五竜観光協会

ボーヤ株式会社

白馬岩岳観光協会

戸隠スキー場

ガーラ湯沢スキー場

ICI石井スポーツ

デサント

信州長野県観光協会

八方尾根スキー場



ホーム > 行事レポート >スキー指導者研修会理論ほか 01 02 03 04 05