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車山行事W |
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車山4 全体レポート 広報委員 大川 広樹 ◆はじめに ◆BC級検定員検定 ◆検定員とは? |
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◆理論検定 準指検定の時は、ほとんど唯一の「得意種目」だった理論検定ですが、今年は、講習や大会に明け暮れているうちに、みるみる本番の日が近づいてしまい、1週間くらい前から慌てて対策を始めました。 終わってからの感想ですが、準指導員検定と比べて出題範囲がかなり狭いので、勉強はしやすいです。 |
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◆実技検定 昨年まで、3年も準指導員検定を受検していた私は、目だけは肥えているつもりだったので、かなり自信を持って実技検定に臨みました。 そして、これは受検していた頃から感じていたことですが、準指導員検定は、合否のボーダーラインにいる人がとても多い検定です。 とても上手いのに、運動要領を間違えている人。 それと、10人くらい、明らかに合格点に達していない人が続いたとします。直後に、当落線上ギリギリの人が来ると、一瞬とても良い滑りに見えてしまうのですが、よくよく考えると、はじめの方で、同じような滑りをしていた人に不合格の点をつけているのです。 その点、B級を受検していた人たちは、指導員としてのキャリアも検定員としてのキャリアもある方たちなので、コース中ほどまででほとんど採点を終わっているようでした。 |
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◆準指導員検定 次に、準指導員検定の中から、理論検定と制限滑降について報告します。 ◆理論検定 例年、良く勉強していた人(もしくは、諦めの良い人?)は、1時間くらいで宿に戻ってくるのですが、今年は受検者が全然帰ってきませんでした。 |
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◆制限滑降 ポールのセットは、ストレートのないスラロームという感じのインターバルで18旗門。同じセットのポールが左右に2つ並ぶ、デュアルスタート方式でした。 毎年のことですが、全てのサポーターに加え、BC級検定員検定を終えた人たちなどが、コース周辺に集結するため、検定の中で一番活気のある種目になりました。 ペアの勝敗は合否に関係ないとはいえ、受検者の心理として、やはり一緒に滑る相手を意識する人も多かったようです。 基準タイムの120%以内というのは決してシビアな数字ではなく、大きなリスクを犯すのは得策ではないのですが、普段から競技スキーに慣れ親しんでいる受検者は、なにか奮い立つものがあったのでしょう。中には、いわゆる「逆手」で、果敢にポールを攻めている人もいました。 |
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◆合格発表 昨年まで一緒に受検していた仲間の合否はやはり気になりました。 |
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◆おわりに 検定終了後、彼と、車山のお隣の霧ケ峰スキー場に寄り道していきました。 多数お見えになっていた協会役員のみなさんに、検定の結果をご報告し、回数券を分け合って、検定種目を忘れた「楽しいスキー」を何本か滑って、疲れた心をリフレッシュさせて帰りました。 帰り道で、彼がこんなことを言いました。 「検定のためにたくさん練習したらスキーが上手くなったし、上手くなったら遊びの幅が広がって、スキーがもっと楽しくなった。挑戦することは楽しいことだってことを、クラブのみんなに伝えたい」 彼は、準指導員の資格を持って帰ってくることはできませんでしたが、「人に何かを伝えたい」という、指導者にとって大切な気持ちは、持って帰ってくることができたようです。 おしまい |
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