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指導員養成講習会(C)
スキー技術レベルアップ講習会(A)
パトロール養成講習会(B)
SAK専門委員強化合宿(A)
ハーバースキークラブ 荻野 恭宏

準指に合格して丸3年,少しはスキーもうまくなったような気が….
ここらで正指を受けようかなと思ってましたが,もう少し今年は実践を練習してから…と今シーズンは練習するつもりだったのですが,それなら今年は公認パトロールの検定でも受けるかなという軽い気持ちで思い立ったのが10月。幸いクラブ内にすでに公パトが一人おり又今年は,準指と公パトを同時に受検する仲間もおり、ついでだからの気持ちが強かったのですが…甘かったです。

(左の写真の右側が荻野さん)

取り合え
ず,11月に東京の日本赤十字社で救急員の認定を受け、何も知らずに養成講習会に飛びこみました。
金曜日の早朝に着くべく電車で五竜入りをし,軽く仮眠を取りいざ,ゲレンデへ、パトロール小屋前9:15集合!!あれ??割と講習生が多いかな…と思いきや今回の講習生は6人,それ以外の人は皆,サポート。
もちろん講習生よりも多い!!スキー場のパトロールに挨拶をしてからアキヤボート3艇、ポール,他をゴンドラで分担して運び五竜の一番上のアルプス平にサポートの人達がセッティングをしている間に足慣らしで2,3本滑り…ここまでは楽でした。
いざ,アキヤのひき方を習い,雪上で持ってみると…うん?動かない??
このまま下るの?「絶対死んでも手を離すな!!」の言葉に怯えながらまた、ボートには軽い女性が乗っているにもかかわらず怖くて切り返しもママならない状態。それでも何回か練習をしているとコツが分かりその日の夕方には,何とかリフト乗り場までようやく下ろせるようになったのでした。
ふう,今日は辛かったな。。なんてここでぼやいていたら,何のその,夕食(もちろん禁酒)後、今度は三角巾とロープの講習。すでに日赤で習ってきてる三角巾の仕方が思い出せず,あれ!あれ!と悩み,またまたロープはその日に習うものが約8種類。講習が終ったのは夜10時頃でした。これでようやく開放。
簡単に復習をし,早めに寝たのが間違いでした。
次の日は朝7時に玄関前に集合。軽いランニングから始まり体操、手袋をしたままロープ一種朝食後,雪上講習、また夜は室内講習、昨日やったことが出来ず,叱られ一人出来ないと全体責任で全員が出来るまで繰り返し。あ〜〜,昨日の夜もっと練習しとけばよかった。と後悔しても遅い…
でもその反復練習が少しずつ自信になってくる。
時間を計られ,タイム内に出来ないと「遅い!!」その繰り返し。でも,その時でも講習生(受験生)一人に対し,講師が一人以上…うわぁ〜、辛いのは受験生だけでなく講師のほうがもっと辛いよな…それに県連ではそんなに講師の費用を負担しないだろうな…なんて考えながらサポートの人達のありがたさも感じ、
パトロールの意義や特殊性なども学びながら,他の人のみならず自分が怪我をした時でも必要な知識をもってることは大切だと痛感し、パトロールの重要性を認識した意義ある講習会でした。

 各クラブにも一人ずつ,公パトはいた方がいいと思いますし,又パトロールの大変さ、厳しさを必要性をもっとたくさんの人に知ってもらえたらと感じた講習会でした。

 最後に講師の先生方及びサポートの方,3日間ありがとうございました。なんとかベストを尽くして3月7日の合格発表のときに笑って報告したいと思います。

                             
  荻野 恭宏

★荻野さんは、見事合格されました。
          おめでとうございます!

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