■SAJデモになってからの意識改革と活動
昨年春のデモ認定をいただいてから1年が経過いたしました。この1シーズンは私にとって今までのスキー活動とは大きく異なり、心身ともに飛躍する事が出来ました。
デモという看板を背負う事で、神奈川の代表であるという意識が働き、良い意味でプレッシャーを感じてきました。それが知識と技術の向上に結びついたのだと思います。
SAJの内部へと飛び込む事で、これまで理解出来ているようで理解出来ていなかった方向性やスキーに対する捉え方などが鮮明に見えるようになりました。今後は、私が見てきた事、感じてきた事を神奈川の多くのスキーファンにお伝え出来るよう活動を行っていきたいと思います。
■技術選に向けての取り組み
デモという称号をいただいた事で、知識のみならず人脈の広がりも得る事ができました。今シーズンは多くの先輩方から滑りや表現のアドバイスをいただく事が出来、結果的に念願の決勝進出に結びつく事が出来ました。これは多くの方からご支援、ご声援をいたいだいた結果に他なりません。
しかしながら、いざその舞台に立ってみるとまだまだ高見を目指したいという気持ちが芽生えてきました。
「来年の目標は20位です。」
ご声援の程、どうぞよろしくお願い致します。
■次期全日本に向けて、またデモンストレーター選考会に向けて
@全日本技術選20位
今大会では、決勝には進んだもののシード権を逃した部分において、決して納得のいく結果とは言えません。来期は本当の意味で認められる成績を残したいと思っています。
A神奈川初ナショナルデモンストレーター
神奈川県初のナショナルデモンストレーターを目指します。
私がナショナルデモンストレーターになって、神奈川スキーの認知度を上げスキー普及復興の為に繋げます。
雪無し県の底力を出したいと思います。
B最強の雪無し県化計画
初めて決勝の舞台に立った時に感じたのは「孤独感」でした。もちろんコーチ陣並びに多くの方々がサポートし私を支えてくれました。
しかし私は、あの緊迫した状況を共有出来る、仲間が欲しいと思ったのです。
その為には、神奈川県のスキー技術レベルの底上げが必要になってくると感じました。
雪無し県というハンデを背負ってはおりますが、熱い想いは決して劣ってはおりません。
知識、技術を最大限に高めて、雪無し県の絶対値を上げたいという目標が芽生えております。
(注)
2003年、デモンストレーター制度が、ナショナルデモンストレーター、リーディングデモンストレーター、SAJデモンストレーター、イクザミナーとそれぞれの役割にあわせて細分化された以前に、神奈川県スキー連盟には、小沢哲さん、山田隆さんの 2名のデモンストレーターが、いらっしゃいました。 (広報部)
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