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車山W行事 SAK&神奈川県スキー指導員会コラボ行事
「スキー大好き!!みんな集まれ!」(開会式の巻)

平成24年3月24日(土)〜3月25日(日) 長野県・車山高原スキー場
橘 小由里 広報委員


「わかり易い」と評判のデモンストレーション

元気いっぱいチェアスキーの参加者

 今年度、教育本部最後の行事である車山Wの取材へ行ってきました。この行事はスキー連盟として 4つの行事を、さらに第28回を数える指導員会フェスティバルと同時開催(コラボ行事)をすると いう大規模な行事で、取材前からどの順番で写真を撮ったら効率的か、担当の佐々木理事に相談した くらいです。実は指導員会とのコラボは昨年計画されたものでしたが、ご存じのとおり大震災の影響 で中止になってしまい、2年越しの企画をついに実施するというものです。

開催行事 
 @スキー指導者研修会
 Aスキー公認検定員クリニック
 BBC級公認検定員検定会
 C第20回障がいをもつ人のためのスキー教室
 D第28回指導員会フェスティバル

参加人数は、@Aスキー指導者研修会・スキー公認検定員クリニック161人、BBC級公認検定員 検定会37人、C第20回障がいをもつ人のためのスキー教室118人、D第28回指導員会フェス ィバル49人、県連役員14人、指導員会役員13人の総勢392人の大所帯が車山高原スキー場へ 集まりました。

3月24日(土)

受付開始

B級検定員検定の受験です。お願いしまーす

HC委員会。丁寧に参加者一人一人のビブへ名札を付けます

開会式までの少しの時間も「勉強!」の検定員受験生

<黙祷>
 開会式前に片副会長より追悼の意が告げられ、参加者全員に黙祷をお願いしました。「ご起立くだ さい、黙祷」との声に、参加者の気持ちは一つになり、被災者の皆さまへの追悼の儀が執り行われま した。


片副会長のお声かけにより

心一つに黙祷

<開会式>
1.主管県連責任者挨拶  片忠夫SAK副会長

 「Ladies&Gentlemen」(笑)あらためましておはようございます。こんなにも多くの方にお集まり いただき、本当にありがとうございます。こちらへ来る前に、先日の理事会へ河野会長が出席され、 皆さま方へよろしくお伝えくださいとのことでございました。
 今回、特に他県連の方にも障がいをもつ人のためのスキー教室にご協力、ご参加いただき、感謝と 敬意を表したいと思います。そのような中まさしくこの車山高原スキー場で育てられ、2級、1級、 準指導員を取られた井上さんが、今年みごとに正指導員に合格いたしました。おめでとうございます。 このままいけば今回、B級検定員も受かるでしょうが…いや、それは分かりませんが…(一同笑)。 もちろん井上さんにはがんばっていただきたいのですが、これらのことを励みに健常者の方々もぜひ がんばっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 月日のたつのは早いもので、もう3月の終わりであります。今回指導員会とのコラボということで、 皆さまに多大なご理解をいただき、400名弱の方が集まる大事業に発展いたしました。これをはず みに、県連もがんばっていきたいと思います。資格の問題については、次にお話しされるSAJ教育 本部副本部長がおられますので、お任せいたします。2日間よろしくお願いいたします。

2.SAJ立会責任者挨拶  山田隆SAJ常務理事 教育本部副本部長

 皆さま、おはようございます。この季節にこれだけたくさんの方にお集まりいただき、神奈川県か ら出ている全日本スキー連盟理事として、うれしくもあり、誇らしくもあります。まだまだ我々には これだけたくさんのスキーの仲間がいるということで「ホッ」としております。全日本も、神奈川県 も、会員の減少に悩んでいるところです。そのような中、先生方のライセンスの問題で全日本はすっ たもんだしています。しかし、せっかく取得された資格ですから、生涯みなさまの中で活かされてい くような形がとれるよう話し合っております。期限切れになってしまったからもうスキーはやめると いうのではなく、どんなことがあっても皆さまを切り捨てることがないよう時間をかけて規約を改善 していきたいと思います。もうしばらくお待ちください。
 また、先ほど申しましたように会員が減っております。私たちスキーヤーにとって1番大切なこと は、まずスキー場へ来るということです。バブルのころのように高いスキー板・靴・ウェアというの ではなく、つつましい生活を送るようになっている今、道具を大切に使い、無駄なお金を使わず、仲 間を誘って、まずはスキー場に来る。そして滑る。技術はその先の話でございます。先日あるスキー 場へ行きましたが、たくさんの親子連れが来ていて、昔ながらのノーマルスキーで楽しんでいる方が たくさんいました。道具、技術も大切ですが、何よりも「スキー場へ来てスキーを楽しむ」ことが全 日本の希望でございます。ご協力をお願いいたします。本日はありがとうございます。


今日の司会は沖村専門委員。あれ?壇上?

(笑)ありの片副会長挨拶

あれ?やっぱり下で司会することにしたの?

山田SAJ教育本部副本部長挨拶

3.地元代表挨拶  信州総合観光開発株式会社 代表取締役 飯島清重様

 神奈川県スキー連盟の皆さまおはようございます。このような多様な行事に、390名を超えるた くさんの皆さまご参加いただき、盛大に開催されますことに、まずもって御喜びと敬意を表するとこ ろであります。本行事開催にあたり、当車山高原スキー場各施設をご利用いただきまして、心より歓 迎とお礼を申し上げます。ありがとうございます。一昨日の雨から今日のみぞれと、今年は非常に豪 雪、豪雨のシーズンでした。今現在ゲレンデ状況は良いとは言えませんが、降らせた雪はしっかり残 っております。行き届かない点があるかとは思いますが、ご容赦願いたいと思います。今日、明日の 2日間皆さま方にとりましてケガの無いよう、そしてまた楽しい2日間となり、初期の目標が達成さ れますことを願っております。末尾ではございますが、皆さま方のご健勝と神奈川県スキー連盟のま すますのご発展をご祈念申し上げ、御礼のご挨拶とさせていただきます。

4.執行責任者挨拶  上田英之SAK専務理事

 皆さまこんにちは。挨拶が長くなってきましたが、もうしばらく聞いてください。私からは3つお 話させていただきます。1つ目は、本年度から役員がヘルメットを着用することになりました。これ は役員自身の身の安全…ではなく、皆さまにも着用していただくための見本となるよう、まず役員が 取り入れました。安全のためにヘルメットは必要と考えておりますので、先生方もぜひご着用をお願 いしたいと思います。2つ目は資格の問題でございます。今回ご参加の先生方は優秀な方々でありま すが、クラブに戻られて、もしも何年か研修に参加されていない先生がおられましたら、今年と来年 の2年間時限立法ということで特例として資格の復活をしておりますので、お声かけをお願いしたい と思います。3つ目は、神奈川県スキー連盟の公益法人化でございます。現在申請書類がほぼ完成し、 4月に認定議会にかかる運びです。そうなりますと我々スキー組織の目的は、今までにも増して「ス キーの楽しさを多くの人に広める」、ちょっと難しく言うと「神奈川県民の心身の健全なる発達に寄 与する」ということです。そのような意味で先生方には水先案内人ですので、すそ野を広げ、スキー の楽しさ、感動を伝えていただく大きな役割を担っていただきます。まずはこの会場で皆さまがわく わくオーラを出し、楽しんでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


地元挨拶 飯島様

2つ目は…と話す上田SAK専務理

5.主任講師挨拶  木村徳善SAK教育本部長

 おはようございます。もう少しお時間をください。今回が教育本部最後の行事になります。SAJ の研修会実技テーマ「ハイブリッドスキーイング」ということで自然で楽なスキーを、このあとデモ ンストレーションで行いますので先生方にはお付き合い願いたいと思います。また、今回は認定指導 員の先生方も3名ほどご参加いただいておりますが、指導員の班に入って研修をしていただきます。 BC級検定員検定会は37名と多くの方に受験していただきました。準指検定会の時とは違い、A・ B班に分かれ互いに協力しながら行いますので、担当の指示に従ってお願いします。指導員会とのコ ラボでご参加の先生方は、午前中研修会、午後ポール練習という予定でございます。最後になります が無理をなさらないよう、楽しく実施できますようによろしくお願いいたします。

6.障がいをもつ人のためのスキー教室責任者挨拶
  国島みどりSAK総務本部理事

 おはようございます。ハンディキャップ委員会では毎年2回のスキー教室と1回の大会を実施して おります。ここ車山でのスキー教室は昨年中止となりましたが、今年度無事第20回を開催すること ができます。これも毎回多くの方にご参加いただき、またボランティア講師をしていただいている皆 さまのお陰です。感謝しております。今回62名の参加者とご家族の方は黄色いビブを、ボランティ ア講師・サポートの方々は青いビブをつけて、総勢118名で実施いたします。ぜひ今日と明日ゲレ ンデでがんばっている姿を見ていただき、できれば来シーズン、本日研修会へご参加の先生方にもボ ランティア講師としてご協力をお願いしたいと思います。

7.神奈川県スキー指導員会挨拶  大山重彦指導員会会長

 みなさんおはようございます。今回5つの行事にご参加いただき、ありがとうございます。特に2 年越しになりますが、指導員会と県連のコラボ行事として実現いたしました。本当にたくさんの方に 来ていただき、指導員会といたしましてもうれしい限りでございます。それぞれの行事で目的を持っ てのご参加だと思います。特にBC級検定員検定会の方…たぶん全員合格でしょう(笑)。指導員会 は午後から開会式を行い、甘酒のご用意や十分スキーを楽しんだり、ポール練習、夜はいろいろな出 し物もあるパーティーもあります。各行事にご参加の皆さまにも指導員会フェスティバルの様子を見 ていただき、来年はぜひそちらのご参加もお願いしたいと思います。「無事これ名馬」と申しますと おり、まずはケガをしない、そしてそれぞれに何かをお持ち帰りいただける行事にしたいと思います。 ありがとうございました。


「ハイブリットスキーイングですよ…」と木村教育本部長

「たくさんのご参加、ご協力ありがとうございます」と国島理事

長くなっても真剣に聞いてます

指導員会の受付はこちらでーす

8.役員・講師紹介  中村浩人SAK教育本部理事

9.地元関係者紹介

  信州総合観光開発株式会社代表取締役・飯島清重様
  リフト部支配人・・・・・・・・・・・吉池様
  スキースクール校長・・・・・・・・・平山様
  スキーパトロール隊長・・・・・・・・下平様
  車山スキークラブ会長・・・・・・・・藤原様

10.庶務連絡  佐々木生道SAK教育本部理事


メンバー一同、よろしくお願いします

お世話になる地元関係者の皆さま

この後5つの行事に分かれ、それぞれスタートしました。

<広報委員のひとり事>

 5つの行事が実施されますので、「ごあいさつ」だけでもたくさんあり、ちょっとざわつくかな? と思いましたが、全くそのようなことはなく、参加者の皆さまはそのたびに大きな声で「おはようご ざいまーす」と挨拶し、やる気がみなぎっていました。主催者側と参加者の皆さまの気持ちが一つに なった、爽やかな開会式でした。どの行事の受付も準備万端でしたが、特にHC委員会の方が丁寧に 名札を付けている姿に、「スキーを楽しむ」ための裏方のご苦労を感じました。きっとご苦労ではな く、参加者の笑顔が役員の笑顔につながるのでしょうね。


  1 (開会式の巻)
  2 (SAK行事の巻)
  3 (指導員フェスティバルの巻)
  4 (閉会式の巻)

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