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第10回チャレンジカップ第1戦・鹿沢大会・鹿沢行事 松下 誉久 広報委員 |
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今回の指導員研修会と検定員クリニックは競技本部のチャレンジカップ第1戦鹿沢大会とのコラボレーション形式で12月17日(土)と18日(日)の2日間おこなわれました。チャレンジカップに出場する場合、講習への参加が免除されるので競技に出たい人にとっては魅力的な行事です。また、ポールのセットやインスペクションを体験する機会もあるので、競技に興味のある人にも適しています。初日に受け付けの後、クラブハウス内で開会式が行われ、佐藤副会長と主任講師の森本理事からのお話と荒井拓磨特別コーチの紹介がありました。
<佐藤副会長> おはようございます。いいお天気ですから楽しくやりましょう。今回の講習で色々なことを覚えて帰ってください。現在県連にはマテリアルの変化などいろいろな動きがありますが、皆様に一番お願いしたいのは安全にくれぐれも気を配ってもらいたいということです。すでに今年北海道で衝突による死亡事故がありました。今後大変な訴訟になると思われます。研修会参加の先生方には講習で安全に生徒さん達を導くようお願いいたします。安全に帰ればきっと楽みも残ると思います。安全なご指導をするよう今シーズンもよろしくお願いいたします。 <森本理事> 今回は3回目のコラボ行事になりますが、この行事を開催するのは先生方が競技の基本的な理解が少ないのではないか、生徒にポールの事を聞かれて答えられないという人が多いのではないかということが、競技本部の方から指摘されていました。それなら、競技とコラボして知識を深めてもらおうというのがこの行事のきっかけとなりました。今回は特別コーチとして国体出場経験があり、技術選でも活躍している荒井拓磨さんをお迎えして、ポールの知識を深めてもらいたいと思います。なお、明朝GSのポールセッティングのお手伝いをすることになりました。早朝ですが都合の付く先生はぜひご参加ください。なかなか無い機会なのでご協力お願いいたします。 講習初日の天候は晴れ時々曇り、大変寒い1日でした。まだシーズン初めなので使えるバーンは限られていましたが、この時期にしては雪質も良く、講習を行うには十分な広さです。今回の研修会のテーマはハイブリッドスキーで、重力と筋力を融合させ、自然で楽なスキーを実現させるというものです。具体的には内足主導、外足従導による谷回りの習得ということになります。 講習班は初日が4班、そのうち藤田講師の班は2日目のGS参加者で編成されているので、2日目は3班になりました。記者は今まで主に車山行事に参加していましたが、それに比べると今回の講習はひと班当たりの人数が約10名と少なく、じっくりレベルアップに取り組めると思いました。記者も初日の午前中に望月講師の班で講習を受けました。講習では最初に基本動作の確認を行い、その後バリエーションを取り入れ、レベルアップを目指しました。谷回りは以前から研修会などで取り組んでいましたが思うようにいかないことも多く、貴重なワンポイントアドバイスをしていただきました。講習参加の皆さんはシーズン初めの貴重な研修に和気あいあいながら、真剣な表情で取り組んでいました。他の班もみな真剣に取り組んでいました。(ちょっと褒めすぎ?)
2日目は7時半ごろから有志の講習参加者と、教育本部の役員がチャレンジカップGSのポールセッティングを手伝いました。ポールのセットは荒井拓磨特別コーチが行いました。まさに、競技と教育が協力して行うコラボ行事ならではの光景でした。 2日目も天気は良く、寒い一日でしたが、初日と変わらず、熱心に研修が行われました。講習は午前中で終了し、引き続き閉会式が行われ、佐藤副会長、吉岡競技本部長、荒井拓磨特別コーチより挨拶がありました。
<佐藤副会長> 今北海道でも行事をやっていて、ここと北海道で合計約200名が研修を終えて、いよいよシーズンインです。県連では皆様にヘルメットの着用をお願いし始めました。ヘルメットにも話が聞きづらいという弊害があり、レース運営に支障が出るので競技本部には適用していませんが、教育本部の先生方にはヘルメットを普及していただく意味でも着用をお願いしています。これから、まるまる3ヶ月は雪のシーズンです。大いに楽しんで冬のシーズを感動して過ごしていただきたいと思います。 <吉岡競技本部長> 皆様お疲れさまでした。今日も何人かの研修会参加者の方がレースに出ていただきました。ヘルメットがあれば普通のスキーウエアでも滑れるのでレースにぜひ参加していただき、ゆくゆくはポイントレースに出場していただければと思いますのでよろしくお願いいたします。 <荒井拓磨特別コーチ> 皆様お疲れさまでした。今日もポールセットを手伝っていただき、インスペクションの時にはコースに入っていただきました。このように身近にレースを体験することによりレースの知識が身に付くと思います。今後もこのような機会があれば積極的に参加していただきたいと思います。 |
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閉会式の後、森本理事にお話を伺いました。 数年前に競技本部の方から生徒に教える立場にもかかわらず、有資格者の先生方の競技にたいする知識が足りないのではないかというご意見をいただいて、この行事を始めました。だんだん定着してきたかなと思いますが、毎回いろいろと反省点がありますので改善していきたいと思います。この行事はしばらく研修をお休みされている先生方が研修に参加する機会を増やしたいという狙いの一環としての意味もあると思います。また、日頃ペーパーで習った競技の事と実際経験する事のギャップを埋めていただくという意味もあります。 去年に比べ参加者も約2倍になっています。この時期にしては良い雪だと思いますので、北海道のように遠いところには行けないけれど、早い時期に研修会に行きたいという人にはうってつけの行事だと思いますので、皆様にぜひ参加してもらいたいと思います。 |
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