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第29回神奈川県民体育大会・アルペン
2007年1月13日(土)〜14日(日)
阿部文善 総務本部専門委員レポート
◆第29回県民体育大会、第62回国体県選考会開会式
 1月13日 19:00から尾瀬高原ホテル1階レストランで県民体育大会、国体県選考会の開会式が 斉藤理事の司会で開催されました。
◆神奈川県スキー連盟代表挨拶 野地副会長
野地副会長挨拶
 選手並びに関係者の皆さん今晩は、特に遠いところから来ていただいた方、寒い中ご苦労様です。 明日からの大会に備えてエッジ、ワックス調整等準備もあろうかと思いますので 簡略に挨拶申し上げます。
 エルニーニョ現象の影響で世界的にも暖冬な気候が続いております。 イタリア開催予定のFISのフリースタイル世界選手権も3月に延期になったと聞いております。
 明日からの県民大会更には国体予選会については今シーズンから尾瀬戸倉スキー場に会場を移しました。 雪は例年の半分程度とのことですが今日、ジュニア、マスターズの大会を開催しましたけど地元スキー場関係者の ご努力によりまして急斜面を含めた素晴らしいコースを用意して頂き、更にはコースの整備とか大会の運営に 大変なご支援を頂ました。今日この開会式には、地元群馬県連の林理事長が、更にスキー場、 高原ホテルの萩原社長のお見えを頂いています。あらためまして厚く御礼を申し上げます。
 この大会を目指してオフシーズンを含めてトレーニングを重ねてきたと思いますが、明日からの大会においては コースをしっかりと読みきって積極果敢な技術を競い合って頂きたいと思っています。
 そして昨日も申し上げましたが、今シーズンから競技本部はただ単にタイムを競い合うだけではなく、 こういう大会に参加していただいた皆さん方で力を合わせてスキー場の環境を良くしよう、特にタバコの吸殻や ゴミは散らかさない。そして参加した皆さんがお互いに挨拶をする心の通い合った大会にしよう と現在取り組みをしています。昨日からホテルとか色んな所で挨拶が交わせるようになりました。 この大会にはジュニアの選手も大変多く参加しておりますので、私達大人がいい手本を示さなければ ならないだろうと思っています。是非ご協力を頂きたいと思います。 最後に選手皆さん方の健闘を祈念申し上げ、県連を代表しての挨拶と致します。頑張ってください。
◆地元代表挨拶 群馬県スキー連盟理事長で全日本スキー連盟理事の林辰男様
群馬県スキー連盟理事長 林辰男様
 皆さん今晩は、明けましておめでとうございます。 ようこそこの戸倉スキー場においでくださりありがとうございます。 延べで1000人以上の神奈川の選手の方がここのダイナミックコースで競って頂けるということで 大変感謝申し上げます。
群馬県におきましてもここの戸倉でジュニア大会が県の公式大会トップを切って先日の7,8日で開催されました。 お蔭様で雪が少ないと言え、ここ群馬では他県に比べて雪があり、大会が何とか出来るかなと言う状況になっておりました。 ただ例年に比べると非常に雪が少なく皆様方にはご迷惑が色々あろうかと思いますけど、 競技役員方々中心に皆さんで協力し合ってクリアしていただければ大変ありがたいと思います。
 私、全日本のフリースタイル部長と言うことで20日からFIS世界選手権大会の予定でしたが 中止になりました。本当に世界中が雪不足で大変思いをしています。
 神奈川県が群馬に来て競技をして頂けると言うことで、 本部長とも前々から話をしていたのですが大変ありがたいことです。 これからも長くこの戸倉スキー場、また昨年国体会場の岩鞍スキー場などのコースを色々使っていただいて神奈川県のスキーのレベルが向上して くれれば大変ありがたいなと考えております。 これからも関東圏である群馬県をおおいに利用していただければと思います。 我々も勿論ですけど関東全域のレベルが上がるように皆様方と力を合わせていければ大変ありがたいと考えております。
 ちょっと参加者不足で困っていることですが、このスキー場で15,16日とSAJ公認のマスターズ大会が開催されます。 続きまして26〜28日とB級公認北関東マスターズ選手権大会が行われます両大会とも理事をする予定でいます。 要綱等については関係者に配布させていただきますので未だ申し込みは間に合いますので日程的に都合が付くようであれば 是非参加して頂けたらありがたいと思います。
 皆様方の国体に向けてのいい大会が出来ますように、そして素晴らしい成績が残せますように心から祈念申し上げまして まとまりませんがお礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。頑張ってください。
◆地元代表挨拶 株) P&C尾瀬 代表取締役 荻原文和様
株) P&C尾瀬 代表取締役 荻原文和様
 皆さん今晩は、県民体育大会、国体県選考会参加の選手、監督、コーチ、関係者の皆さん ようこそ尾瀬戸倉へお越し頂きました。心より歓迎いたします。 また本日行われました大会で優秀な成績を収められ優勝された皆様方には心よりご祝辞を申し上げたいと思います。
 私どもの戸倉スキー場と高原ホテルは株式会社P&C尾瀬で経営しております。 私どもの会社の中に外で遊ぶ子供が大好きだと言うスローガンがあります。これは私がやっているのですが、 兎に角子供達が外で遊んで欲しい。そう言った子供達にどんな支援が出来るだろうと色々考えております。 兎に角外で遊ぶ。それが健全な心、健全な体を作る最初の一歩にしようかと考えております。
 本日ここにお集まりの皆さんも神奈川県を代表する国体の選手を目指す皆さんでございます。 今日もレースを見させて頂きましたが、小学校2年、3年生の皆さんも大変よく滑っていましたけど、 皆様方が、そう言った選手のお手本になって憧れられるような選手になって スキー人口の底辺拡大にご尽力いただければと思っています。 私どものスキー場はそう言った皆様方には出来る限りの支援をさせていただきたいと考えていますので、 またのご利用いただければと考えています。
 明日から2連戦があるわけですから選手のご健闘を心よりお祈りして大変簡単ですけど歓迎の挨拶に代えさせていただきます。 どうか皆さん頑張ってください。
◆菊池競技本部長挨拶
菊池本部長の長い挨拶と説明
 皆さん今晩は、国体の件と、昨日もお話しました環境保護と健全な青少年の育成に関して話します。
 我々競技本部は近い将来に群馬県に勝てるのではなくオリンピック選手を出したいという選手を強くするという 最大の我々競技本部の役目では無いかと考えています。 その反面、自分達の環境を少しでも綺麗にしていかなければいけない。競技をしていく中で 役員、選手、もう一つ自然環境の3つの環境をうまく改善していかないと、 このスポーツは成り立たないのではと思います。 選手が十分に力を発揮できるようにするのが役員で、その中で選手は持てる力を発揮するのが義務かと思います。 それから役員と選手が共通の目標にして夫々自然を美しくしていかなければならない。 またお互いに対して尊敬し合い、感謝の気持ちを持つということが競技を末永く活性化していく 要素ではないかと思います。このように選手、役員、自然夫々の関係を上手く持ち続けて行きたいと思います。 また青少年の育成についても子供達の模範となる挨拶、あるいは自分達の行動が規範となるように心がけて欲しいと思います。 競技本部として環境保護と青少年の育成についてスポーツ界のリーダとしてやっていかなければと思っています。 勿論選手強化も大事に考えてやっていきますので是非ご理解ご協力お願いします。
 明日からの2連戦について、 県民大会1位の者は選考の対象とします。残りは選考大会枠内上位を選考する。
出場資格について福井県の無資格問題の報道に触れて厳守したいと話された。 無資格での出場はスポーツマンシップに反することですので選考されてもその場でご辞退お願いします。 皆さんの申告を信用して体協に推薦しますのでよろしくお願いします。 国体出場資格について在住、在勤、故郷登録についての説明があり資格を満たしているかについて厳守お願いします。 また資格を満たしても健康診断を受診できる方に限られます。
選考枠は男子A 4名、男子B 3名、男子C 3名、女子A 3名、女子B 2名、 少年男子 4名、少年女子 3名、を明日明後日の成績で選考させていただきます。
以上です皆さん頑張ってください。
◆選手宣誓 服部七穂選手
 宣誓、我々選手一同は日ごろの成果を十分発揮して正々堂々と戦うことを誓います。2007年1月13日選手代表服部七穂
選手宣誓 服部七穂選手 開会式の様子
◆TCミーティング
TCミーティングが河口競技委員長の進行で行われました。 レフリー(主審)の選出、SAK競技本部専門委員の田所さんが推薦されて県民体育大会、国体県選考会2日間を通しての 競技役員が決定し、スタートドローから始まった。 TCミィーティング河口競技委員長
ドローを行う主審に指名された田所さん TCミィーティングの様子
今日も遅くまで準備をする斉藤理事 黙々と準備をする計測係りの和田さん

◆1月14日、今日も寒かった競技会、撮影は完走者の95%ぐらい
 天気は概ね良好なのですが風がほどほどあってお日様が雲に隠れて寒い一日で特に午後になると雪も舞って底冷えしました。 その代償としてかコースの状況は良好でシードは40秒間隔、他は30秒間隔で淡々と進行しました。
 全出走者は約360名、DF,DQは50名と多く特に成年男子C22名と少年男子の部の15名が何れも20%を超える 無念率で目立った。 途中コース整備も2回程度入るくらいで非常に順調にレースが運営できていたと思います。やはり上越の雪とは違って 硬めに仕上げていたものと思います。
 撮影のほうはビデオメインで前日と同じ急斜面の終わりでカメラを構えました。デジカメは1旗門固定で リリースケーブル(リモコン)でビデオのファインダーを覗きながらタイミングを計り連写しました。 レースが余りにも順調に進行するため全員をアップでビデオ撮影、更に静止画もと欲張っていたこともあり、 寒さ対策に体を動かすことも出来ないという過酷な我慢大会でした。 途中から体力の限界でシード以外は少し手抜きの引いた撮影、写真のみ、ビデオのみにして体力の回復を試みました。 というわけで全員撮影とは行きませんでしたが殆どの人は撮れていると思います。 ビデオ撮りに専念し迫力あるアップの映像を撮らせていただきました。 でも最初に捕捉を失敗して撮れなかった人も何人かいます。とても神経を使うため集中力が続かず そのときはデジカメに戻して撮影しました。全員の滑りを撮ることを目指したのですが残念ながら 10人ぐらいを見逃してしまいました。
早朝からゼッケン配布 インスペックション
午後のコースセットを終えた合間に昼食 スキーに念を込める!
午後のコースはコース整備が大変! 応援ギャラリーも寒そう
果敢に攻める前走の滑り 少年女子 1位 関麻美子選手
成年A女子 1位 服部選手 成年B女子 1位 森川選手
成年C男子 1位 比留間選手 成年B男子 1位 下村選手
成年A男子 1位 坂口選手 男子少年 1位 鈴木選手

◆表彰式
競技終了後にホテルレストラン2階で表彰式がありました。
学連組は表彰対象外です。 ・・・と言う規定なのですが成年A男子の表彰にミスがありました。 尾瀬戸倉移転特別賞と言うことでお許しくださいと訂正があったようです。
少年女子 入賞者
成年A女子 1位入賞 服部さん 成年B女子 入賞者
成年C男子 入賞者 成年B男子 入賞者
成年A男子 入賞者 (学連対象外) 少年男子 入賞者
ここに掲載した結果は入賞あと1歩のかたまで掲載しました。 詳細リザルトはこちら
順位 スタート 成年A女子 協会 所属団体 時 間
1 12 服部 七穂 逗 子 ショウナンキッズ 1:03.31
2 18 田中 未起 学 連 国士舘大学 1:08.77
3 14 佐藤 唯 学 連 神奈川大学 1:09.41
4 15 石井 玲央香 相模原 アガペSC 1:11.48
順位 スタート 成年B女子 協会 所属団体 時 間
1 31 森川 順子 横 浜 クラブ・ド・ネージュ 1:06.05
2 27 佐藤 由美 川 崎 富士通 1:07.25
3 35 石塚 志乃 藤 沢 ビッグクラウド 1:07.74
4 22 鈴木 芽久美 横 浜 横浜スポーツマン 1:09.02
5 34 小沼 みはる 横 浜 ハマSC 1:09.25
6 25 寺嶋 陽子 足 柄 テルモ 1:09.37
7 24 後藤 明子 厚 木 ソニー厚木 1:10.30
8 49 武井 智栄 藤 沢 ビッグクラウド 1:10.39
9 57 斉藤 なつみ 川 崎 富士通 1:10.58
10 32 杉本 博美 厚 木 ソニー厚木 1:10.72
順位 スタート 少年女子 協会 所属団体 時 間
1 72 関 麻美子 高体連 関東学院高校 1:07.08
2 65 市川 涼 高体連 麻溝台高校 1:08.68
3 62 森 美波 高体連 相模女子大高校 1:09.19
4 66 平賀 智菜実 高体連 相模女子大高校 1:09.57
5 73 鈴木 香菜子 高体連 桐蔭学園高校 1:10.30
6 5 今野 明理 横 浜 横浜市教職員 1:10.46
7 63 松坂 麻央 高体連 光明相模原高校 1:10.70
8 68 田所 冬美 高体連 弥栄西高校 1:11.25
9 76 神 麻子 中体連 相模女子大中学 1:12.87
10 67 堀 桃子 神奈川 個 人 1:13.10
順位 スタート 成年C男子 協会 所属団体 時 間
1 201 比留間 悟 逗 子 ショウナンキッズ 1:02.06
2 204 花田 要 厚 木 厚木SC 1:02.85
3 203 槻橋 正峰 秦 野 日立IT 1:03.00
4 214 小島 智之 平 塚 キャノン 1:03.90
5 209 石塚 俊逸 鎌 倉 三菱電機鎌倉 1:04.26
6 212 原田 健司 厚 木 ソニー厚木 1:05.03
7 211 市川 高広 川 崎 b−force 1:05.14
8 205 青野 浩朗 川 崎 東芝 1:05.18
9 208 西 秀昭 川 崎 b−force 1:05.20
10 215 石田 庄司 足 柄 テルモ 1:05.62
順位 スタート 成年B男子 協会 所属団体 時 間
1 143 下村 泰則 横 浜 トーエル 59.74
2 137 角田 昌紀 川 崎 ウィ!!SC 1:02.01
3 138 関水 文俊 藤 沢 藤沢スキークラブ 1:02.38
4 132 岡本 晋二郎 神奈川 個 人 1:02.74
5 145 佐藤 敬 川 崎 富士通 1:03.11
6 139 小林 伊芙樹 横 浜 シーサイド 1:03.86
7 151 岩田 大輔 神奈川 個 人 1:04.45
8 133 田村 忍 横 浜 RED BIB 1:05.41
9 135 中村 誠 逗 子 ショウナンキッズ 1:05.56
10 141 三富 正人 逗 子 ショウナンキッズ 1:05.88
順位 スタート 成年A男子 協会 所属団体 時 間
1 23 水口 達史 学 連 専修大学 1:01.04
2 @ 52 坂口 舜 横 浜 ロッキーマウンテン 1:02.12
3 27 齋藤 翔 学 連 慶應義塾大学 1:02.18
4 A 35 森 健 相模原 EL−OSO 1:03.75
5 B 22 藤原 哲哉 藤 沢 アスペンSC 1:04.52
6 33 佐藤 義朗 学 連 慶應義塾大学 1:04.96
7 C 29 小林 勇太 横 浜 RED BIB 1:05.18
8 D 24 小島 久典 横 浜 RED BIB 1:05.24
9 E 28 河口 紘太朗 神奈川 個 人 1:05.48
10 21 黒羽 秀之介 相模原 相雪SC 1:05.94
順位 スタート 少年男子 協会 所属団体 時 間
1 67 鈴木 祐太 高体連 森村学園高校 1:03.68
2 71 平賀 淳成 高体連 法政第二高校 1:04.25
3 62 坂本 彩人 高体連 光明相模原高校 1:05.50
4 119 小林 礼 高体連 法政第二高校 1:06.96
5 63 河村 宗 高体連 桐蔭学園高校 1:07.22
6 69 駒田 岳斗 高体連 法政第二高校 1:07.86
7 68 金子 進太郎 中体連 関東学院中学 1:08.21
8 75 林 慧 高体連 桐蔭学園高校 1:08.39
9 70 日暮 稜 横 浜 バデイー 1:08.43
10 89 吉田 幸史 横 浜 横浜市教職員 1:08.97

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