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五竜T行事 <開会式>

平成24年1月20日(金)〜22日(日) 白馬五竜スキー場
守谷 紀幸 広報委員長


佐藤嘉彦SAK副会長

木村徳善教育本部長

【五竜T行事開会式】
01/21(土)曇り時々雪
8時にエスカルプラザ。8:30受付開始。静岡の技術選手権とぶつかってえらい混雑。

9時養成講習会、ハイパー講習会開会式(司会三枝専門委員)

○主催者あいさつ(佐藤嘉彦SAK副会長)
 おはようございます。今年は、長野県内でも雪の多いところ少ないところがあるようですが、ここ五竜は例年よりちょっと少ないようですが、十分に滑れる状態です。地元皆さんの歓迎には感謝申し上げます。ここに集まったメンバーは、自分の技術の関門をクリアしようとしています。サッカーの香川真司選手が1年間の怪我からの復帰をした際に、身近なことから「ひとつ、ひとつ」復活させていくプロセスを踏んでいました。この「ひとつ、ひとつ」が大切です。苦手な技術を「ひとつ、ひとつ」クリアしていってください。元ナショナルデモの宮下さんもおいでになっていますので、その技術を「ひとつ、ひとつ」学んで欲しいと思います。それがいくつ増えるか、プログラムの中で計算できるような行事としたいと考えています。お帰りの際には、きっと満足されていることを確信しています。怪我のないよう、楽しいスキーをお願いします。

○主任講師(木村徳善教育本部長)
 講習会にご参加ありがとうございます。スキー、安全対策、SBの10の行事で460名の参加者が集まっていますので、2部構成の開会式にご理解を頂きたいと思います。
 養成講習会では、検定のA種目が変わっています。制動と推進の2種目となっています。SAJはハイブリッドスキーイングを提唱していて、重力を利用したスキー、両足加重、谷回りについて理解をしていただきたい。皆さんは指導員を目指していますので、指導種目にとどまらず、幅広い知識を学んで、立派な指導員となって下さい。
 今年はエキスパート講習会をハイパー講習会と一新して、宮下元ナショナルデモと小林SAJデモを講師として迎えています。楽しみながら、学んでいただきたいと思います。
 傷害防止には極力注意をして運営していきますので、参加者の皆さんのご協力をお願いします。県連では環境保護を重視して、喫煙場所の厳守、ポイ捨ての防止を提唱していますので、是非ご協力をお願いいたします。講習会、頑張ってください。


森本珠水理事

ハイパー講師 小林、宮下

○講習責任者(森本珠水理事)
 ハイパー講習会には、2名の講師をお招きしています。宮下征樹さんは、2001・2年の全日本スキー技術選手権で優勝され、ナショナルデモとして10年間活躍された後、現在はデサントのコーチをされています。小林育美SAJデモは、富山でボディケアを営んでいます。講習生が13・4名と多くなっていますが有意義な講習としてください。
 この後、佐々木理事から講師の紹介があった。16班岡田、17班岡本、18班山田耕太、19班金子努、20班中田修、21班望月光弘、22班高柴、23班三枝(認定)、24班福岡(認定)、25ハイパー小林、26ハイパー宮下

9時30分指導員研修会開会式(司会島村専門委員)

○主管県連代表(佐藤嘉彦副会長)
 お待たせして申し訳ありません。地元の方々は、早くからおいでになっていただいて感謝いたします。雪も多くあってよかったと思っています。
 その昔、神奈川は1980年ころまで、主な行事は戸隠で開催していましたが、山崩れで入ることができなくなり、人工雪のスキー場で行事を行っていました。その時、ここにいる山田隆さんが、山深いところのスキー場で行事をやりたいと言ったことを覚えています。そういうスキー場にまさに今来ています。10の行事が一緒に開催されます。それぞれのカテゴリーで満足のいくアウトプットを得てください。また、来てみたい、ここへ来て見てよかったという行事に盛り上げて欲しいのです。この500人近い人数を受け入れてくださる地元の皆さんに拍手を送りたい思いです。2日間元気で楽しい時間にしてください。


山田隆SAJ教育副部長

下川白馬五竜観光協会長

○SAJ立会(山田隆SAJ教育副部長)
 研修会では、この5、6年の間にスキーの形状、理論が変わって来ています。また、10年近くの間、SAJもSAKも会員数の減少し、スキー場のお客も減ってきています。これには、指導員が、昔流のそこへ並んでこうしなさいという指導を続けてきたことも一因となっていると深く反省して、そういうことも少し考慮に入れた指導を取り入れないといけない時代になって来ています。50年間、谷スキーに乗りなさいと言われ続けていたものが、内スキーに乗るのがいいと言われても、体が動かないものです。いろいろなスポーツがその理論を変えてきています。1週間前の朝日新聞長野版にスキー100周年の特集記事が掲載されていました。その中で、長野県のデモだった大谷陽一さんが「スキーは簡単になって、曲がりたいのと反対の肩を上げれば曲がります。」と言っていましたが、簡単になればなるほど指導は難しくなります。指導者が蘊蓄を語るより、エンターテイメントを伝えることが大切になってきています。スキーシーズンたけなわの今、雪山の楽しさを2、3回転だけでなく、アルプスの山々が見える時、それに留意して滑ることが大切です。そして、けが人を出さないように今シーズンを楽しんで下さい。

○五竜スキー場代表(下川白馬五竜観光協会長)
 今回500人近い方々をお迎えしています。観光協会としても、より良い条件でスキーをしていただきたく、バーンも良い状態で、雪は少ないとはいいながら、ブッシュなどは出ていません。ロングターンができるゲレンデですが、いきなり滑って怪我のないようにお願いします。これを機会に白馬五竜スキー場をホームゲレンデとして使っていただき、白馬を楽しんで下さい。


清水忠統括常務理事

小池光理事

○研修会執行者(清水忠統括常務理事)
 五竜行事は、10の行事が並行して行われ、500名近い出席者がいます。参加の皆さんには、それぞれ目的があり、その目的を達成されるよう、スタッフもお手伝いしたいと考えています。養成講習会、ハイパー講習会はすでに出発しています。分からないことはどんどんコーチに投げかけてください。参加者とのコミュニケーションを取って、参加してよかったという執行を心がけています。
 神奈川県連ではヘルメットの着用を推奨しています。先生方にも、自分の身は自分で守るためヘルメットの着用を心がけるようお願いします。もうひとつ、資格の継続問題で、研修会、クリニックに参加をお願いしています。汗と涙で取得した資格を是非継続して下さい。
 今回もデモンストレーションを行います。イメージがわきやすく、内容が理解しやすいため行っていますので、御期待下さい。五竜の行事に協力をいただいています、五竜スキー場、47スキー場、スキースクール、パトロールの皆さんに心より感謝申し上げ、雪がたくさんあることにも感謝したいと思います。

○主任講師(木村徳善教育本部長)
 五竜T行事ご参加ありがとうございます。スキー関係、ハンディキャップ、SB、パトロールと盛りだくさんの行事となっています。  今回の研修会のテーマは3つあります。また、ここ数年SAJの実技テーマでハイブリッドスキーイングが提唱されています。重力と筋力。重さと両足加重と谷回りが小回り、大回りにつながっていきます。何年かぶりの先輩もいらっしゃって、なじみがないと思われるかもしれませんが、頑張って行事参加をお願いします。デモンストレーションを行いますので、是非参考にしてください。傷害の防止には最善の努力をいたしますが、参加者全員が傷害防止の努力をしていただいて、楽しく行事を終わらせたいと考えています。

○SB主任講師(小池光理事)
 SBは2行事が開催となっていまして、ハイパー講習会、レベルアップ講習会、級別テストを行いますが、参加者は小じんまりとしています。広いゲレンデで滑れる機会ですので、いいものを吸収して楽しんで下さい。


和田均安全対策委員長

国島みどり理事

○パトロール(和田均安全対策委員長)
 安全対策の行事をやっても事故が減るわけではありません。滑っている人たちの気持ちで、それは決まります。滑っている人たちの責任でもあります。滑り初めで上方を見る、左右を見る。しまった雪、新雪、天候などいろいろな情報を朝確認しておいた方がいいということを忘れないで下さい。

○ハンディキャップ委員会(国島みどり理事)
 ボランティア、参加者合わせて66名での行事となります。参加者は黄色、ボランティアは青色のビブを着用しています。ハンディキャップのある方々が頑張っている姿を応援してください。そして、この次には、講師としてHC行事に参加してくださることを期待しています。



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