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平成18年度指導員養成講習会 第1回
神奈川労働プラザ 松下広報委員
平成18年10月28日(土)

堀SAK専門委員

神山SAJデモンストレーター

◆シーズンが一足早く訪れたよう

    

 いよいよ指導員養成講習会が始まりました。まだ、ゲレンデに雪はありませんがここだけはスキーシーズンが一足早く訪れたようでした。今年度から神奈川県では全国に先駆け準指検定単位制の導入が決定されるなか、今回準指導員、あるいは指導員に初チャレンジする人や再チャレンジの人など、会場は参加者のやる気と熱気に満ちていました。

 午前の部は、野地副会長による挨拶、三塚常任理事による執行責任者挨拶、加藤ブロック技術員から諸注意のあと講習が始まりました。まず、堀SAK専門委員から、「環境・自然」というテーマで指導員の心がまえや、バックカントリースキーなどオフピステでスノースポーツを楽しむ場合に必要な装備や注意点などについて講義がありました。次にSAJデモンストレーターに初認定された注目の神山デモから、「SAJデモの話」として検定や競技会にチャレンジするときの4つのポイントについて、時には身振りを交えた興味深い講義があり、受講生の皆さんはここだけで聞ける貴重な話にメモを取りながら、身を乗り出して熱心に聞き入っていました。続いて、上田総務本部長から北海道行事についてDVDの映像を交えて説明があり、少しリラックスしたムードになりました。続く田村SAJブロック技術員からは、スキー教程などの重要な自習箇所の説明があり、皆さん必死にアンダーラインを引いたり、メモを取ったりしていました。最後に協賛企業のボーヤさん、富士見パノラマスキー場さん、車山スキー場さんの紹介があり、午前の部は終了しました。


菊池競技本部長

森本理事

 午後の部はまず、菊池競技本部長から、「競技ルール他」というテーマで、主にGSとSLのルールを中心に講義を受けました。普段は基礎中心に活動していても、競技に関する知識は必要だと思いました。続いて、藤田SAJブロック技術員から「教程 PART1」として指導者の役割や、講習を行う際の心がけについて講義がありました。特に、指導員は単に技術指導を行うだけではなく、いかに生徒にスキーを楽しんでもらうか気にかけることが重要だという点は今後スキー指導を行う上で参考になったと思います。「教程 PART2」は中村SAK専門委員と田村SAKブロック技術員(検定委員長)によるスキー技術について理論面と実践面からDVDなどの映像を使った講義があり、準指導員検定における各種目の具体的な技術ポイントについて貴重な話を聞くことができました。次いで田村SAKブロック技術員と藤田SAJブロック技術員(検定副委員長)より行事に関する説明、森本検定担当理事からは、受検に関する注意点や準指検定単位制についての説明がありました。最後の質疑応答では、準指検定単位制についての質問がありました。

 大変盛りだくさんで密度の濃い講習会となりました。受験生の皆さん、一日お疲れ様でした。


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