朝里川レポート 上田専門委員 |
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◆朝里川は無難? 大変な大雪で、11日夜のSコースのフライトが欠航となるという大きなアクシデントがありました。ようやく12日夜は運行し、Sコース、Aコースとも、なんとか北海道に到着。13日(木)は早速オプショナルツアーということで、各スキー場に分散していきました。流石の天候に、キロロ、ニセコは、それぞれ20名程度、人気のルスツも50名でバス2台と、若干減少傾向。つまり、朝里川組が増えたことになります。やはり、近くて比較的天候の安定している朝里川が無難ということでしょうか。 |
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◆やはりよかった しかし、今回に限っては、朝里川を選択した方は天国でした。なにしろ、ルスツ、キロロは強風で、主だったリフト・ゴンドラが止まってしまったそうですから。朝里は、一瞬雲の奥に太陽が見えたりするレベルの曇りで、雪は降らず、スキーには文句のない最高のコンディションでした。当然、すべてのリフトが動いており、何と言っても、ゲレンデは神奈川県の貸切状態となりました。(毎年です〜) |
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◆準指養成講習会 13日の朝里川の準指導員養成講習会は、70名を超える人が集まり、5班で行いました。Sコースの準指養成メンバーは、全員朝里川でみっちり講習です。私は1班を担当し、早速フリー滑走を2本行った後に講習会に入りました。みんな真剣で、写真を撮る時間も申し訳ないような感じで、やはり養成講習はピリピリとした雰囲気になってしまいます。せっかくの北海道なのですが。でも準指の受検は大変です。体調を維持してがんばってください。 |
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◆スキーに乗ることが基本 いろいろな種目がありますが、やはりスキーに乗るということが基本です。スキッディング&カーブでは、しっかりとした雪面の捉えと、外足への荷重が重要です。いまさらですが、内足を上げた外足1本のすべりなどのバリエーションを行いました。また、この種目では、構えや適度な外向傾も重要です。しっかりとしたポジションが出来てから、舵取りの幅などを調節すればよいと思いますし、ターン弧の調整が出来るようになります。 |
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◆膝を左右に切り替えるのは? 山田専務は、ターン弧を仕上げることが大切だと、いつも教えてくれます。カービングでは、単に膝を左右に振るだけでは駄目だと話されていますが、カービングはまず、左右のエッジを切り替えられないと始まりません。専務には申し訳ありませんが、如何にエッジが切り替えられるかがポイントだと思います。ここで重要なのは、外足と内足の同調と角付けです。若干内倒するにしても、荷重は外足も内足もバランス感覚だと思います。 |
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◆外足も内足も操作が出来るバランス つまり、外足にも内足にも乗れるバランスがカービングの同調した左右の角付け切り換えに重要なのです。ということで、内足ターンや、内足からターンの始動を先行させるなどのバリエーションを行いました。同調操作は、プルークターンが判りやすいですね。(南関ブロック研修会で受講した内容です)。あとは、スタンスの幅を変えずに、左右同調で角付けを切り替えていくと、いきなりターン弧というか、カービング弧が出現してきます(笑)。 |
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◆午後帰り間際は雨… あっという間に午前の講習が終わり、午後も1時間が経過すると、ポツリ、ポツリと雪ではなく、なんと!雨が。午後3時には本降りとなってしまい、あぁなんとも残念。でも、ちょうど帰りの時間も迫っており、あれだけ滑れたから、文句はちょっとだけにしておきました。 14日(金)は、札幌国際へ。国際定番の猛吹雪にめげながら頑張りました。みなさんご苦労様。 |
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◆滑り込みたい人はやはり朝里川 15日(土)は、朝里川へ。雪は降っているものの、見えるし滑れる!し、幸いすべてのリフトも動いており、これはラッキーと言うべきでしょうか。午後は上のリフトは止まったものの、良い斜面をがんがん滑ることが出来ました。 |
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