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検定会の合否はひとつの通過点にすぎない
2001・3・4 準指導員検定会 合格発表前の挨拶から

 

◆検定会なので合否がある…

 検定会というのは、落ちた方と受かった方がでます。落ちる方が毎年いらっしゃるので、私は決して、全員合格するようにとはいわないようにしております。 今年も落ちる方はちゃんと落ちております。

   
 

◆受かったり落ちたりそれぞれある

 この準指検定会が始まる前に、日本全国5箇所で指導員検定会が行われました。神奈川の皆さんも各会場で受けられましたが、会場によって率のばらつきはあったようです。何度も何度も受けに行ってくれていて、この人には受かって欲しいと思っている人が受かっていただけないで、初めてなんだから何回かやっても良いと思う人がうかったりそれぞれでございます。

 

 

◆合否はスキーをやって行く中でのひとつの通過点

 中には、準指検定を6回も受けてやっと受かった方が、指導員検定会は1発で合格して帰ってくる。準指検定も何回も受けて、指導員検定も何回も受けるという方もいらっしゃいます。この合格不合格と言うのは、我々がスキーをやって行く中でひとつの通過点でございます。

   
 

◆未来永劫に受からない検定会はない

 未来永劫に受からない検定会はございません、かならず合格します。ただし、あがり症の方がいたり、ただ単に人生すべてついていないという方もいらっしゃいます。普段あんなに上手いのになんでとか、だって、プルークボーゲンだってシュテムターンだって、急斜面小回りだって、ひとシーズンに何百回と滑るわけです。その何百本が上手くいっていたのに、検定のときの1本がうまくいかないということもあります。

   
 

◆落ちても受かっても同等なスキーの仲間

 いつも言うことなんですが、準指を受けに来てくれる方、指導員を受けにいく方、我々にとって、落ちる方も受かる方も、まったく同等のスキーの仲間でございます。同じ目的を持って、たった1回の通過点の通過の仕方が良かったの悪かったの、どっちが偉いとか偉くないとかそういうことではございません。

   
 

◆めげないで来年奮起してください

 私にとっても、昔、指導員検定を落ちたときのことが一番大きな思い出になっております。だいたい落ちるときは、落ちたとは思わないで落とされたと思うものなのですが、落ちた方は皆さんの実力で確実に落ちておりますので、来年、もっと奮起しようと考えていただいて、ぜひともめげないでください。指導員検定で落ちた方も、発表で名前を呼ばれなかった方も、大事なわれわれの仲間ですので、来年もぜひチャレンジしていただければと考えております。

   
 

◆楽しいスキーを一緒にやりましょう

 是非とも、この検定、合否を含めて楽しいスキーなんだとご理解いただき、来年以降も神奈川県スキー連盟の行う各行事に参加していただけるよう、御願いいたします。

 
 
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