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SAKだより 第59号
くしろサッポロ氷雪国体応援記
神奈川県スキー連盟会長 河野太郎
神奈川県スキー連盟会長として、初めて、冬の国体にお邪魔しました。
2月24日、25日の一泊二日の短い旅でしたが、24日夜には、県代表の選手団にお目にかかり、激励させていただきました。また、25日には、朝からテイネのスキー場で行われていた公式練習を見に行きました。さすがにその斜面を滑って降りてくるわけにも行かず、スノーブーツのままでリフトを登り、スタート地点で、神奈川代表の若手選手の滑りを拝見しました。リフトで降りてくるときに目に飛び込んできた山と海の雄大な光景は忘れられません。斜面を滑り降りていく選手の皆さんもあの海に飛び込んでいくような感覚で滑っていられたのでしょうか。
その後、札幌市内のコンベンションセンターで開催された冬の国体の開始式に参加しました。かつては華やかに開会式として、入場行進も行われたのでしょうが、今回は、屋内でコンパクトにまとまった開始式でした。毎年行われる国体ですから、この程度でちょうど良いのかもしれません。
ホテルではそれぞれがさまざまな服装でリラックスしていた神奈川県選手団も、おそろいのユニフォームに身を包み、びしっと決まっていました。
北海道や東北の選手達とは違って、神奈川県の選手団は、いつも雪のあるところで暮らしているわけではありません。スノースポーツの競技で戦うには、環境的には不利な状況にあります。しかし、それでもその限られた状況の中で全力を尽くし、神奈川で後に続く若者のためにしっかりと道を築いていただこうと思いました。
そして、スキー連盟としては、こうした大会に参加する選手の皆さんが最大限に力を発揮できるようにきちんとサポートができる体制を築いていきたいと思います。スノースポーツを楽しむ人々あってのスキー連盟であり、選手あっての代表団であることをしっかりと心に刻み、明日を築いて参りましょう。
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