サブトップ
ホーム > 行事レポート > 第29回障がいを持つ人のためのスキー教室

第29回障がいを持つ人のためのスキー教室
(スポーツ振興くじ助成事業)


平成29年1月21日(土)〜22日(日) 白馬五竜T行事
ハンディキャップ委員会専門委員 越前谷芳隆


粉雪の中で楽しく滑ることができた

 公益財団法人神奈川県スキー連盟の五竜T行事(12事業同時開催)が長野県白馬五竜スキー場で開催された。年末に降雪不足があっても年を越えればどこのスキー場も滑走可能となったのが先シーズンからは年が明けても西日本、東日本の日本海側、東北、北海道は除雪もままならぬ程の積雪なのに内陸は一向に雪が降らず滑走可能のスキー場もなかなか増えず、心配な状態が続いていました。五竜スキー場も降雪が少なく行事開催が危ぶまれていましたが一週前からの降雪で滑走不可のゲレンデもなくなり無事行事開催の運びとなりました。
 第29回障がいを持つ人のためのスキー教室(スポーツ振興くじ助成事業)は直前のキャンセルもありましたが最終的には視覚、聴覚、肢体、下肢、知的障がいを持つ方、付き添い含め23名の参加者があり、スキー指導者研修会、スキー公認検定員クリニック事業からのボランティア講師を含め講師・介助スタッフ計14名とハンディキャップ委員会12名の総勢49名の教室となりました。


 21日(土)当日は朝から雪が降り続く天候で、とおみゲレンデ・エスカルプラザで8時30分から講師・ボランティアの受付・オリエンテーション、8時45分からスキー教室参加者の受付(ビブスの配布)を実施。


 9時半から同時開催行事全体の開会式の後、スキー教室参加者と講師、サポーターとの顔合わせを行いエスカルプラザ前で準備体操をして2日間午前2時間、午後2時間のスキー教室をスタートした。


 午前中は雪が降り続いたが午後は晴れ間が出て遠くの山々が見えるほどになり、初級者は傾斜の緩いメリーランドコース、ソフトクリームコースで、中級者はとおみゲレンデ、上級者はパウダースノーコースを中心に講習を行ってスキーを楽しんだ。2日目は曇り、初日と同じく講習を楽しむと同時に希望者にバッジテストを実施、3級1人、4級2人、5級2人が見事合格、閉会式で合格証とバッジが公益財団法人神奈川県スキー連盟の会長から授与された。笑顔でバッジを受け取る合格者に合同閉会式参加者から大きな拍手と歓声が上がった。


ホーム > 行事レポート > 平成28年度 第29回障がいを持つ人のためのスキー教室