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5年目を迎えた公益財団法人神奈川県スキー連盟
第5回定時評議員会が開催される


期日:平成28年8月27日(土) 会場:神奈川県社会福祉会館
総務本部  徳本 進総務委員


片忠夫会長 深渡剛議長

◆第5回定時評議員会が開催される

 去る8月27日(土)13:30より神奈川県社会福祉会館において、第5回定時評議員会が開催されました。平成24年6月1日に公益財団法人に移行して、5年目を迎えることになりました。県下の評議員30名が出席し、議長には伊勢原市スキー協会の深渡剛氏が指名されました。

◆SAK 片忠夫会長の挨拶

  「公益財団法人に移行しまして、5年目を迎えることになりますが、この間色々なものを修正して参りました。
 神奈川県スキー連盟の会員が5000名ということで、ダウンサイジングを実行しましてその取り組みを開始することになりました。改革をすすめなければならない訳ですが、社会情勢、経済情勢、そしてスキー環境の置かれている現状が刻々と変わってきております。どのような取り組みをしていけばよいのか、この先大きな課題となっております。本日は1年間の報告をする評議員会でありますので、また場を変えてお話しさせていただきたいと思います。
 リオのオリンピックにてジュニア層の強化を徹底しなければいけないと感じました。展開するには、加盟団体で子供のスキー行事等実施しているので、育成していただき県連に送り込んでジュニアを強化する。この一環指導マニュアルに基づいて進めて行かなければと思います。その中でも協賛という形で色々なご援助をいただいておりますが、これをさらに進めていければと思っています。
 大きな意味でマーケティングという言葉を使わせていただき、このマーケティングを確立して、会員の皆様へのサービス、県民へのサービス、登録会員以外の会員が沢山いますので、そこまで手を広げていかなければと考えております。
 いずれにしましても今シーズンは雪不足で特に競技の一部行事が中止になりました。これも大自然の中での大きな環境変化で仕方のないことでありますが、その状況のなかで取り組んでいくことの課題も与えられますので、これらを含めてご審議いただければと思います。」との挨拶があった。


上田専務理事 岡田SAJ理事

◆SAK上田専務理事より一般経過報告の説明

  「これまでに、決算の対応、7月末の登録・行事説明会を進めてきました。今年度の大きなトピックスとしては、SAJ会員登録料他の改訂という問題があります。今回のアップ分は、2000円から3000円となりますので、1000円アップは率としても非常に高いと認識しております。私たちは南関東ブロック会議でこの問題を審議し、平成27年10月に開催されたSAJ評議員会に質問状を提出し、改訂の件が理事会でキチンと審議されたのかを含め質問の回答を得ております。その内容は、
@今回値上げをしたが今までに値上げしたことがないということ。最初の消費税導入の時及びその後の上昇分を含めて過去には値上げしたことがなく、今回上げることで今後は暫く値上げをしないような状況をつくっていきたい。
ASAJはここ数年は2〜3000万円の黒字が出ているという点については、黒字は結果として努力したものであって、実際は競技本部強化費がもっと必要であるし、結果ではない当初の予算措置も含めてキチンと対応したいとのこと。
BSAJとして世界選手権も含めて、ソチのオリンピックでメダル7個を取り、補助金が増額されたが、それに対応するための自主財源の確保が重要。この件は、当連盟も補助金に相対して連盟負担金が必要になっていますので理解するところであります。
 今回の改定では、会員減少のインパクトがかなりあることだろうと心配してるところですが、SAJの評議員会という公式の場で質問して回答いただいた内容ですので皆様にお伝えいたします。
 当連盟の会員数は5000名ですが、ここ数年は減少の一途をたどっています。いよいよ5000名を切る状況が目に前に来てしまいました。
 この対応として、執行部としましては役員を定款の最小人員でである理事22名で新体制をスタートさせることと致しました。昨年までは24名でしたので2名減です。今後は更なるダウンサイジングが必要になると思われますが、規約規程等審議委員会のお力をお借りして、定款を少し柔軟な形にして、さらなる改訂を進めなければいけないと考えております。執行部側としてはダウンサイジング第一弾に着手いたしました。皆様におかれましては、是非、会員の増加にご尽力をお願いしたいと思っております。私たちの想いは、各クラブで2名増加していただければ500名増えるのです。
 私たちの公益財団法人神奈川県スキー連盟は、公益的な組織として社会に認知され必要とされております。私たちの使命でもありますスノースポーツの普及振興を皆で取り組み多くの仲間を増やしていければと思っておりますので、よろしくお願いします。」との報告があった。

◆SAJ岡田理事より報告

 岡田良平SAJ理事から、昨年10月にSAJが新体制となりまして、スタートいたしました。その中で、お詫びを申し上げることがあります。シーズンが終わって4月にスノーボード選手の大麻事件がありました。皆様にご心配、ご迷惑をおかけしまして、執行部側もお詫び申し上げる次第であります。
 SAJとしましても2年後には、平昌オリンピックが控えております。SAJはジュニア育成に非常に力を入れております。新体制で、競技・教育の枠を取り払ったうえでの交流、又、色々な考え方とかをSAJ一丸となって何とかメダルを取ろうということで一致団結して進めております。2年後の平昌オリンピックも前回のソチの7個以上メダルを奪取するという目標に向かっていく次第であります。つきましては、2年間皆様のお力をお借りすることになりますが、よろしくお願いします。」との報告があった。


金子理人総務本部長 吉野大成競技本部長

勝又敬夫監事 平沢幸一評議員

田代光弘評議員 川岸保貴評議員

◆平成27年度の事業報告、決算報告、監査報告が承認される

  続いて、議事に入り、第1号議案 平成27年度事業報告は、平成27年度の一般事業報告を上田専務理事より、各本部別事業報告を総務本部金子本部長、教育本部岡田本部長、競技本部吉野本部長より報告され、第2号議案 平成27年度決算報告は、金子本部長より説明がありました。
 続いて、第3号議案 平成27年度の監査報告が、勝又敬夫監事より報告がありまして、その後質疑応答が行われ、評議員5名より質問や激励の言葉があり、その後議長より一括承認得たい旨の採決が行われ、賛成多数で可決されました。


評議員の採決 木村徳善専務理事

◆平成28年度の次期役員が選出され、承認される

  第4号議案 評議員の選任について 上田 英之専務理事より、評議員の任期満了に伴い、定款第13条に基き、評議員に47名推薦することの提案がなされ、一人ずつ氏名が読み上げられた。本提案について、議長から承認を得たい旨の採決が行われ、賛成多数で承認された。
 第5号議案 平成28〜29年度次期役員候補者について 上田英之専務理事より平成28〜29年度次期役員候補の提案がなされ、議長より、次期役員の選出については、定款の第21条の3項により、理事または監事を選任する議案を決議するに際しては、各候補者毎に決議しなければならないため、議長から理事並びに監事の名前を一人ずつ読み上げた後、挙手で承認を得たい旨諮ったところ、すべての役員候補者が賛成多数で承認された。 ここで、議長より、一旦休憩を取ることの宣言があった。15分後に議長より、評議員会の再開が宣誓されて、平成28〜29年度の新役員体制の報告がされた。

◆平成28年度〜29年度の役員体制がスタート

  木村徳善専務理事より、平成28年度〜28年度の役員体制が報告された。これは、評議員会休憩のあと、理事会を開催し、審議され承認されたことの報告があった。

会   長 : 片 忠夫
副 会 長 : 山田 力、三塚 康雄
専務理事  : 木村 徳善
総括常務理事: 岡田 良平
常務理事総務本部長: 金子 理人
理  事:高芝一彦、国島 みどり、山田 耕太、百海 廷、新堀 奈穂子
常務理事教育本部長: 堀 祐樹
理  事:佐藤 博一、小池 光、中村 浩人、田村昌重、望月 光弘
常務理事競技本部長: 吉野 大成
理  事:腰高 豊、中田 圭、伊藤 英樹、酒井 祐一郎
監   事: 勝又 敬夫、加藤 圀夫


退任役員  (左から 上田専務、本田・青木・橋本・佐々木・藤田・和田各理事 新任役員  (左から 堀本部長、田村・山田・望月・新堀各理事 )
評議員の採決

山田力副会長 議長より、本日の審議事項を終了し、書記解任、議長の解任が宣言されて、退任理事の挨拶及び新任理事の挨拶が行われ、山田力副会長より閉会を宣言して、第5回定時評議員会は終了しました。 皆さま、新役員の活躍に期待しましょう。


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