ホーム > 行事レポート  五竜T行事 1 2

五竜T行事 (開会・閉会式)

平成26年1月18日〜19日(日)  長野県・白馬五竜スキー場
佐藤 公宣  広報委員


大賑わいスタートラッシュ

恒例 HC行事参加者全員集合

<車山W行事内容>
(公財)全日本スキー連盟 スキー指導者/認定指導員研修会
(公財)全日本スキー連盟 スキー公認検定員クリニック実技
(公財)全日本スキー連盟 公認スキーパトロール研修会
(公財)神奈川県スキー連盟 スキー指導者養成講習会
(公財)神奈川県スキー連盟 スキー認定指導員養成講習会
(公財)神奈川県スキー連盟 スキーハイパー講習会
(公財)神奈川県スキー連盟 スキーパトロール養成講習会・強化合宿
(公財)神奈川県スキー連盟 スノーボードハイパー講習会兼スノーボード指導者研修会(B)
(公財)神奈川県スキー連盟 スノーボードスノーボード養成講習会実技(B)・理論(C)
(公財)神奈川県スキー連盟 スノーボード級別テスト(A)
(公財)神奈川県スキー連盟 ハンディキャップセミナーU
(公財)神奈川県スキー連盟 障がいをもつ人のためのスキー教室(第23回)


今日の積雪は270cmパウダー

開会式前のゲレンデの様子

五竜のシンボル?

ゲレンデコンディションは最高


<五竜T行事スタート>

今回の取材につきましては、担当者の都合で18日(土)からの行事レポートになります。
 18日は朝の役員ミーティングに始まり、その後参加者の皆さんはゲレンデに集合です。
 今回の五竜T行事期間中は、概ね天候にも恵まれ、17日(金)から実施しているスキー指導者養成講習会(3日間コース)及びスキーパトロール養成講習会・強化合宿の他、18日(土)から開始の12行事全てが予定どおり実施できました。また、ゲレンデは最高のコンディションに整備されており、快適に滑ることができました。
 本行事期間中においては、SAJ主催のスキー大学も実施されていましたが、SAK行事関係者が約400名、スキー大学行事関係者が約350名ということで、ゲレンデは大賑わいでした。
 取材担当としては、カメラを抱えて各班を探し回りましたが、SAKとSAJ行事の区別がなかなかつかず難儀しました。
特に、「とおみゲレンデ」は芋洗い状態で、人と人の間をぬって滑るという、一昔前を彷彿させるようなシチュエーションでした。華やかな時代のスキー場のように混んでいるゲレンデを目の当たりにして、スキー場に人が戻ってきたんだと感じました。真にうれしいことです。


朝の役員ミーティング

上から観るとこんな感じ

開会式前の打ち合わせ

ビブの準備で大忙し


大塚さんとの再会

嵐の前の静けさか

参加者が集まり始めました

役員講師の方々も揃いました


司会の中田講師(専門委員)

地元関係者の方々も揃いました


<開会式>

■主管県連責任者挨拶 山田 力副会長
 本日は400名近くの皆様に参加して頂きました。
 今朝の役員ミーティングで役員にお願いしたのは、幸せを感じる行事にして欲しいという事です。
 皆様方に「スキー・スノーボードができて幸せだな〜」ということを感じて頂きたい。
 また、我々が当たり前と思うことを再確認してもらいたい。そして、この神奈川県の行事に参加して良かったと感じてくれれば幸いです。
 是非とも皆様にとっていい行事になるよう協力して頂きたいと思います。
 この五竜T行事を実施するにあたり、地元関係者に絶大なご協力を頂いております。是非とも怪我のないようにして頂きたい。


■SAJ立会い責任者 山田 隆SAJ理事
 今日の五竜行事は、何回かに一回しか晴れない日にピッタリと当たりました。
 まず、スキー技術の前に周りを見渡してください。この五竜の山々の美しさに感動してもらえればと考えております。
 スキー技術は、常に変化しておりますが、どの技術が正しいんだという発想は捨てて頂いて、滑ることが楽しい、風景が綺麗、旅が楽しい、食べ物が美味しい、そしてスキーがあり、スキーは楽しいということが前提にあります。
 講師は色々な事を言うと思いますが、皆様が持っている技術が一番です。
 そして、皆様の経験のために新しい技術を勉強していってもらえばいいと思います。
 また、その技術を利用して皆様の生徒に楽しいスキーを教えてくれればいいと思います。
 毎年、このような楽しいスキーができる環境を作ってくれている地元の皆様に感謝いたします。


■地元代表挨拶 白馬五竜観光協会会長 下川 様
 本日は、400名近い皆様がそれぞれに課題や目的を持って研修されていると思います。
 私がいつもお願いしているのは、皆様方に怪我には充分に気をつけて欲しいという事です。
 ここ五竜の積雪量は若干少なめですが、ゲレンデコンディションは最高です。
 ですから普段滑っている感覚とは違い、容易に曲がってくれる感覚になるのではと思います。
 これからも五竜行事に参加して良かったなと思えるようにしていくとともに、五竜を愛してくれれば幸いです。


■主管県連執行責任者挨拶 木村 徳善総括常務
 今回の五竜行事には、約400名というたくさんの皆様に参加して頂いております。
 今シーズンも昨年12月から北海道、車山、湯沢行事と続いておりますが、いずれの行事も参加者が増えております。
 それも2月7日から開催されるソチオリンピックに対する期待感と、SAJの規約、教程が変わったことによる研修会テーマ、検定種目の変化に興味を持たれている方が多いということが影響していると思います。
 県の今シーズンのビジョンとしまして、「スノースポーツに感動しよう!」を掲げて事業運営しております。
 皆様方にはそれぞれのクラブに戻って、クラブ員の皆様とスキー場に行き、感動を与えることができるようにして頂きたい。
 紹介事項が3件あります。
 1件目は、ソチオリンピックに神奈川県から2名選ばれております。
 スノーボードの角野友基さん、スキーフリースタイルの三星マナミさんの2名です。応援よろしくお願いします。
 2件目は、相模原スキー協会が文部科学省の生涯スポーツ優良団体を頂きました。
 これは、雪無し県としては珍しいことであり、敬意を表したいと思います。
 3件目は、1月10日に県から長年の功績を認めて頂き、山田 力副会長がスポーツ功労賞を頂きました。
 以上ですが、今回の五竜はたくさんの行事がありますが、安全で楽しいスキーをお願いします。


■主任講師挨拶 岡田 良平教育本部長
 ここ五竜では、昨日から全日本行事であるスキー大学が実施されています。
 受講者320名、役員を入れて350名が昨日からこの五竜で行事を行っております。
 一方、今回の神奈川県の行事としては、役員を入れて400名ということで、50名ばかり勝っています。
 是非とも胸を張って頂きたいと思います。
 今回の目玉は、スキーの元ナショナルデモ、スノーボードの現役SAJデモ2名によるハイパー講習会です。
 今後ともこの行事を盛り上げていってもらいたいと思います。
 いつも五竜の関係者の皆様にはお世話になっております。
 皆様方には怪我の無いよう、しっかりといい雪と景色を眺めながら頑張ってもらいたいと思います。


■HC委員会挨拶 越前谷 芳隆HC委員長
 障がいを持つ人のスキー教室は23回目を迎えることになりました。
 今回は参加者20数名とボランティア、講習会参加者の総勢50名程で開催されます。
 ゲレンデではハンディキャップをお持ちの方がオレンジ色のビブ、サポートがブルーのビブを付けているので、会場で見かけましたら是非ともお声掛け願います。
 くれぐれも怪我のないようにしたいと思いますので、宜しくお願いします。


藤田理事からスキー役員・講師紹介

小池理事からSB役員・講師紹介

佐藤事務長から地元関係者紹介

SBハイパー講習講師 伊藤SAJデモ

SBハイパー講習講師 進藤SAJデモ

スキーハイパー講師 松田氏と青木理事



<19日(日) 閉会式>


閉会式は雪模様

HC委員会参加者全員集合


<閉会式はあいにくの雪>
 2日目の行事は、全体的に曇りベースではありましたが、なんとかクリアな視界の中で実施できたと思います。
しかし残念なことに、閉会式の直前から雪が降りだしてしまいました。スキー場にとっては万々歳なのでしょうが、何とか最後までもってほしかったというのが正直な感想です。
 ともかく今回の各種行事が円滑に実施できたのも、ゲレンデを整備して下さった五竜スキー場関係者や観光協会の皆さんのおかげです。
 これからもシーズンは続きますが宜しくお願いします。



司会の中田講師

地元関係者の皆様


■主管県連責任者挨拶 山田 力副会長
 皆さんの気持ちとスタッフの気持ちが一つにならなければいい行事は成立しません。
 そういう面では、今回の行事が怪我人もなく終了できたのは良かったと思います。
 スキーが上手になるためには、まず、一杯滑ることが前提です。
 今回の行事はこれで終わりますが、この後もまだまだ滑る時間がありますので充分に練習してください。
 この行事を支えてくださった白馬五竜関係者の皆さん、観光協会の皆さんに厚く御礼申し上げます。
 スタッフの皆さんもお疲れ様でした。


■SAJ立会い責任者挨拶 山田 隆SAJ理事
 お疲れ様でした。SAJのオフィシャルブックが変わっても、皆さんの滑りがそんなに直ぐに変わるとは思えません。
 皆さんのできる範囲で、皆さんが信じている楽しいスキーを教えて頂ければ、メソッドは後から付いてくると思います。
 あまり口先だけで教えることがないようにして下さい。
 今回の行事に協力して頂いた地元スタッフの皆様には感謝を申し上げます。


■地元代表挨拶 株式会社五竜 代表取締役社長 駒谷様
 昨日はいい天気といい条件で皆様をお迎えしましたが、今日は雪となってしまいました。
 久しぶりの雪ですが、この雪が今シーズン長く残ってくれればと思います。
 まだまだシーズンは始まったばかりです。これから怪我もなく楽しいスキーを楽しんでくれればと思います。
 また五竜でお会いできるのを期待して挨拶とします。


■主任講師講評 岡田 良平教育本部長
 まだまだシーズン半ばですが、これから検定を受ける人は努力してください。
 いい結果だ出るよう頑張ってくれればと思います。
 五竜観光協会から紹介があります。以下、紹介内容です。
 白馬は山が綺麗にも関わらず、全国的にアピールができていないということがあります。
 そこで白馬村独自の映画を作成しました。
 その名前は「ホテル コパン」。フランス語で仲間と言う意味です。
 オリンピックの際には、ここ白馬村にホテルが続々と建築されましたが、その後の不況があり、また再生していくというドラマです。
 元旦の新聞にも白馬地域の活性化に関する映画として掲載されました。
 俳優は今人気の市原隼人の他、20数名のスタッフで作成しました。
 是非とも一度、ご鑑賞頂ければと思います。


岡田教育本部長

柏原様


■副本部長挨拶 森本 珠水教育副本部長
 今年はオリンピックがあります。
 教育本部としましても、先生方にはアルペンの情報を広く集めてもらえればと思います。
 そして、生徒から質問されても直ぐに対応できるようにして頂ければと思います。
 また、今回はスキーヤーの縁としてデモの方々に来て頂きましたが、今後とも宜しくお願いします。
 まだシーズン半ばですが、皆様それぞれに目的を持って来られていると思います。
 今回の行事が有意義なものであるようにして頂きたい。


■養成講習会主任講師講評 佐々木 生道教育本部理事
 指導員養成講習の皆様は、受験まであと1ヶ月となりましたが、結構いい状態に仕上がっていると思います。
 検定種目が変わった年度ということで科目が増えているので、一つ一つの種目の精度を上げていってもらいたいと思います。
 準指導員検定に皆様も、昨年と大幅に種目が変わり、戸惑っておられると思いますが、我々スタッフとしましても、極力、種目の違いについて統一した見解をお伝えしたと思います。
 まだ3月の検定まで時間があるので、充分に練習してください。


■指導員研修会主任講師講評 佐藤 博一教育本部理事
 研修会テーマとして、プルークボーゲンから基礎パラレルターンへの展開ということを指導展開してまいりました。
 先生方の引き出しをフルに活用して、早くパラレルターンができるよう導いてくれればと思います。


■クリニック主任講師講評 藤田 浩介教育本部理事
 今年、指導方法が大きく変わり、これに伴って検定種目も大きく変わりました。
 特にシュテムターン、横滑り、プルークボーゲンはクリニックの中でご理解頂いたと思います。


■スノーボード講習主任講師講評 小池 光教育本部理事
 本行事をもちまして養成講習会は全て終了しました。
 まだ、検定まで時間があるので、実技種目については、各種目の手順を良く理解し、 理論については、範囲を良く確認して検定会に臨んで下さい。



■パトロール主任講師講評 上杉 一哲 安全対策委員会委員長
 パトロール講習については、研修会のテーマに従って終了することができました。
 まだ今シーズンも半ばです。事故を起こした後の処置ではなく、いかに事故を防ぐかを念頭に楽しいスキーを目指してください。


■HC委員会講評 国島 みどり総務本部理事
 ハンディキャップ委員会は、今回、ハンディキャップセミナーU と第23回目の「障がいを持つ人のためのスキー教室」で検定会を実施しました。
 級別テストの合格者は4級がハトリコウキくん、3級がスツヤマタケヤさんです。


級別テスト合格者発表 井上講師

HC行事、級別テスト合格者



  

次へ >2



ホーム > 行事レポート  五竜T行事 1 2