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北海道ツアー 「メタボ父さんの北海道日記」 Bルスツ

平成20年12月10日(水)〜14日(日)
広報委員 古澤誠司


団体カウンター

仲間たちと早速乾杯!

12月10日(水)
東京周辺は暖かく、真冬対応の格好したメタボ父さんは品川駅でかなり浮いていました。これから、待ちに待った北海道スキー。

羽田に18:20頃に到着。団体カウンターに行くと、シティフェースの内島さんが大きな体でお出迎え。回りには、自分らと同じような格好したメンバーが揃っていました。何人か例年参加している人の顔もちらほら。
リピーターが多いのかなあ。(というメタボ父さんも、8回目の参加です)

19:30のフライトまで、腹ごしらえ。
といいつつ仲間たちと乾杯。酒のつみみだけで、まともにご飯を食べないままに、飛行機の中に。途中、揺れも無く、快適な空の旅でした。
21時前に到着地の気温は、4℃、天候は小雨。という機内アナウンス。
大丈夫か?北海道!でも少しの雪とお酒さえあれば上等というポジティブシンキング。
千歳で、ようやく水曜日出発のルスツコースの人数等が判明、合計で21名。


ルスツ行きの専用バス社内

留寿都へ出発


バスの座席は、ガラガラでルスツ(漢字で書くと留寿都→みなさん知っていました?)
まで、まだらな雪景色の中、バスは快調に走り23:00ルスツリゾート到着。
迎えてくれたのは、短パン姿のSAJデモの佐藤拓也通称「サトタク」。
ルスツ泊は、初めてなので一通り見て回りたかったのだが、あまり時間も無いし、とりあえず荷物を引き取り(荷物に個人名が大きく書かれていてGOOD)さらに、スキーを個人ロッカー(この辺もリゾート)にしまって、風呂(大浴場有り)に入り明日のために乾杯。こうして夜も更けて、更けて、更けて
気づいたら3:00。早く寝て明日のために体調を整えておかねば。
おやすみなさい。


ステキなレストラン

早朝のゲレンデで

12月11日(木) くもり後小雪
ルスツの朝ごはんは、4ヶ所のレストランからチョイス可能。
悩みました。
今日は、渋く和定食の「雪花亭」を攻めてみました。

北海道らしく、「筋子」「松前付け」「ホッケ」等々。
未明までの飲み会を、想像させない食欲で平らげていく仲間達。
満腹。初日から全開だ〜。

講習開始は、札幌組を待ってからのスタートということで、9:30から。9:30前に行って取材をしにゲレンデに行くと、雪が少なく固い。一瞬、車山を思い出したのは自分だけ?


チェアスキーの井上さん

佐藤SAJデモ


ゲレンデで一番先に会話したのが、チェアスキーで準指受験する小田原スキー協会トライアルスキークラブの井上さん。井上さんは、もっぱら競技スキー志向。1シーズンで板を1セット(2枚)つぶすとのことです。(チェアは片側の板だけ使用します)
後で、チェア部分を持たせてもらったのですがこれが結構重い。
20kg以上あるらしく移動や、機材の持ち運びには健常者の協力が不可欠であることを痛感しました。
今回のツアーでは、ハンディキャップ委員長の越前谷さんが、全面的にサポートしていました。
それにしても、低い視線で、総重量100kg超えでアルペンするには、かなりの勇気が必要でしょうね。
なんて歓談していたら、ようやく札幌組が登場。
いつもと雰囲気が違うなあと思っていたら、ジュニアが多い。
しかもメット持参。そっか、ジュニア合宿/ポール講習とのコラボ行事になっていることに気づきました。
早速、県民スキー、研修会、ポール講習、ジュニア合宿の各班に分かれてスキー開始。
最初の取材対象を、SAJデモの佐藤拓也班にフォーカスしました。
今年は、どんなキーワードで講習するか興味津々。選んだ理由にメタボ父さんの所属するクラブの人が多かったというのもありです。
とりあえず、イースト1号線というゴンドラでEast方面に移動。
ゴンドラの下には、スライダー付きのプールが雪景色の中に見えて、ちょっと違和感があります。夏はいいんだろうなあ。
結局、イーストもあまりゲレンデ状況は変わらない中で講習開始。

佐藤デモの最初の指導は、よく体操することから始まった。
万一、研修会で怪我が起きたときに講師側の準備不足を指摘されないようにとのことです。(なるほど)
一本目、昨シーズンの感覚を取り戻すことからということで低速のパラレルを丸く描く。
バーンが固いのと、シーズン初めということでみなさんてこずっていました。
(ちなみに、ここの班はエキスパートクラス)
でも、バーンが固くても雪が少なくてもみんな楽しそう。


講習開始

ノンストップで行こうか


何枚か写真撮影。

ちょっと離れてフリー滑走をしてみたが、快適なロングコースがバーンが固くて苦行そのもの。

コース脇で休憩していると、佐藤副会長、山田SAJ理事、上田総務本部長のお三方がものすごい勢いで降りていく。なんだかなあ。むなしくなってしまいます。
ジュニア合宿と、ポール講習班はポールセットができずにフリー滑走。
こちらの勢いもすごい。
11時過ぎに手ごわいコースを尻目に、早めのランチ。
そこに、さきほどのお三方がきました。三人ともメット持参です。
(メット必要ですね。メタボ父さんもレース用とフリー用を用意していたが北海道に持ってきませでした。ちょっと反省)
山田さんから明日のポール班は、中山峠スキー場を計画しているという話を聞いて???
どこそれ?中山峠なら、札幌スティしてルスツに来るときの休憩所だけどという
話を返したら、その奥にスキー場があって一昔前は日本で一番早くナショナルチームが
合宿したとのことでした。歴史を感じなるなあ。
12時過ぎに佐藤デモ班も合流。この頃から小雪がぱらつく。
食事中に、ちょっと佐藤デモに質問。
Q:今年の、研修テーマは何か変わった?
A:大きくは変わらない。しかし今までの技術要素であったテールコントロール、トップ&テール、トップコントロールを個々に分けないで一つの流れの中で組み立てていって欲しい。
Q:それだと種目として表現する準指検定なんかはどうなる?
A:運動の要素やターンの組み立てで分けなくてはいけない。内スキーと外スキーとの連動性なんかも使い方が重要になってくる。
指導者としては、滑り方(技術)の幅があることを教えることが肝心。
もっと質問してもっと話をしてもらったのですが、私の2ビットマイコンではついていけませんでした。
午後から、ポール班について話を聞いているとこちらも低速のパラレルを講習中。重心がずれるとスキーがとられるのをチェックするのに良いトレーニング。速く滑るだけでないんだあ。
14時過ぎにイゾラ脱出するために移動。途中、雪が少ないところを修学旅行のみなさんが雪をさらに掃いてくれていてツルツルの道を板を気にしつつ下山。
みなさんより、一足先に大浴場で一風呂。会社のみんなは、仕事中と思うと少し複雑な気持ちになってしまう。
18時過ぎ、クラブの仲間から連絡が入る。とりあえず、ロビー集合。
いつもの嗅覚で、良い店を探すつもりらしい。
ホテル前の駐車場を下りると、4〜5軒の食事処を発見。1軒づつ調査隊が探りを入れに行くが7名の人数とすでに予約が入っていることから、ことごとく断られる。最後に、ちょっとコジャレた「ロデオドライブ」という店に落ち着く。ここが大当たり。何を食べても、おいしい。
スモークの牡蠣、ベーコンステーキ、近くで採れたジャガイモ、小さなお店(失礼)だが、味は最高。
最後は、カルボナーラとおにぎりをしっかり食べてメタボってホテルに帰着。
その後も、軽く部屋飲みし、おやすみ。
ちなみに明日のメタボ父さんの予定は、ジュニア合宿&ポール班の取材ということで中山峠に。
電脳親父の阿部さんは、札幌国際へと二手に分かれて行動予定。


ルスツのホテル内

絶好調で

12月12日(金)  雪→吹雪(生半可な雪ではありません)

6時起床。起きて窓の外を見るといい感じに雪が降っている。
一日ずれていればと思うが、こればっかりは。。
出発まであまり時間がないのと、札幌移動用に荷物をパッキングするため7時にはレストラン前に並ぶ。今日は、ブッフェスタイルをチョイス。メニューが豊富で朝からメタボりそうです。


今日は中山峠へ

ポールトレーニングです

8時。ルスツから、中山峠に移動する人は6名。用意されたジャンボタクシーで移動。
この辺のイレギュラー対応もナイスな役員&内島さん。
8時40分には、中山峠休憩所に到着。タクシーは、駐車場を突っ切って少し下って、左にカーブ。おお、確かにスキー場が存在していた。スキー場の駐車場は、深緑色を施した自衛隊の車がほとんど。その中に、北海観光のバス2台(すでに到着)と一般車が数台。
身支度をして、リフト運行を待っていると「第一ペアリフト運行開始します。」というアナウンス。おいおいどこみても、リフトは1本しかないよー。これなら唯一リフトだな。
と1人親父ギャグで突っ込む。外に出ると、さらに風が強くなっている。
リフト沿いの半分をSAKが、もう半分を自衛隊が使用という他では考えられない絵です。
ポール講習には、ポールセットというメニューもありポール間の距離の妥当性や器具の使い方など、一般のスキーヤーでは経験できない講習が用意されていました。
雪が降りしきる中を、全員でデラがけしポールレッスン開始。


中山峠での練習開始

雪は豊富でした


何本か入れてもらったが、競技役員の乾さんから「結構、落ちていましたよ」という一撃。
広報としては、原稿を落とさなければOKと訳わからないことを口走ってしまいました。
(あと、3日分かあ。物書きじゃないし慣れないのでつらい。)
大雪の中を、写真を撮ることにして斜面変化するところに陣取り構える。とにかく寒い。
薄手の手袋を持ってくれば良かった。雪が、だんだん吹雪状態に。それでもジュニアは
滑る。大人のポール班は、一本滑ってはゲレ食で暖をとっている模様で、あんまり下りてこない。
気持ちは、よくわかります。メタボ父さんも、動かず写真撮影しているから人間樹氷状態。
とりあえず、ゲレ食に避難。菊地さんから、ポール大会は、12時スタートとの連絡を受ける。
11時半頃から計測器セットのために、ゲレンデにでると吹雪は更にひどくなっていて八甲田山状態。自衛隊の人たちの練習風景がナイスな感じで似合っている。雪のせいか計測器がうまくセットできないみたい。結局、手動のストップウォッチで測ることにして、インスペに。
すでに12時半。当初は、2走の予定だったが1走にして13時競技スタート。


みなさん、果敢に攻めていきたいところだが、吹雪いてよくみえないのと吹溜まりができていて、コースをトレースしていくことに集中しているみたい。来年は、出場したいなあ。
コースアウトも無く(自分から見える範囲では)競技終了。パーティでの結果発表が楽しみですね。
15時、大人班は早帰り。ジュニアは更に滑り込み。さすが若い。


山田副会長の乾杯

楽しく飲んでます〜

ジュニアも盛り上げって ウーロン茶です

保坂さん


パーティ行きのバスは、18:40出発。今年はアサヒビール園。おととしと同じところかな。
隣のブースは、かなり盛り上がっている模様。お客さんの名前は、「アサヒビール工場様ご一行」。
たぶん、忘年会だろうけど毎年ここなんだろうなあ。他の店には、行きにくいよなあと思いつつ着席。毎年、うちのクラブはうるさいので今年は一番端っこに陣取る。
萩原さんの司会、佐藤さんの挨拶、山田さん乾杯の音頭でいよいよパーティスタート。山田さんの乾杯の挨拶の中で、山田さんにスキーを指導した保坂さんが30数年振りにスキーを再開したという話があって、スキーは、やっぱり生涯スポーツだなと実感。
メタボ父さんもダイエットして、せめて60歳まではスキーをしていたなあ。でも、その思いとは裏腹に目の前のジンギスカンはいい感じジュージュー音を立ててスタンバイしている。今日は、(今日も?)ビール、肉、ビール、肉、ときどき野菜の順番かな。

さあ、今日行ったポール大会の結果発表。
女子の部
クラス1:1位 佐藤夕美さん
クラス2:1位 今野裕子さん
2位 阿久津光代さん
クラス3:1位 秋山幸子さん
2位 西岡教子さん
3位 岡畑文子さん
男子の部
クラス1:1位 中川武士さん
2位 貝森善春さん
3位 室谷信晃さん
クラス2:1位 中村栄次さん
2位 緒方正登さん
3位 鈴木修さん
クラス3:1位 星 均さん
2位 秋山輝雄さん
3位 江藤正彦さん
クラス4:1位 蓑田浩道さん
2位 西岡 勇さん
3位 木村征紀さん


ポール大会表彰式

スーパー!


おめでとうございます。クラス4に出場した岡田さんは、もうすぐ72歳とのことでした。
スーパーおじいちゃん(失礼?)

表彰式も終わり、いよいよお待ちかね抽選会。
メタボ父さんも周りの人も、いろいろなスキーグッズを手にした人が出てきました。
リフト券、千葉県特産ピーナッツ券、いいなあ。
そして、最後の大物発表。引くのはシティフェースの内島さん。「C」「T」「7」ここまで来て。うちのクラブの村山出流君が騒ぎ出す。「0」さらにヒートアップ。「2」という言った瞬間に「やったー」大当たりでした。なお、商品は北海道往復航空券と京王プラザホテル2泊分のペア宿泊券。ちなみに、村山家の父さんは帽子、母さんはスキーウエアと
100%のゲット率でした。


豪華賞品をゲットしたのは

やったね!


来年は、北海道行事30周年。豪華商品が期待できます。みなさんねらい目です。 
終了後、例年通りススキノ経由でホテルに帰着。今日もお疲れさまでした。
メタボ父さんチームは、ススキノで途中下車しさらに飲みに。。
お疲れ様。


ステキな天気でした

雪山の風景

12月13日(土) 晴れのち曇りのち小雪
(写真 094617、100637)
今日の予定は、ポール班とジュニア合宿が札幌国際。研修会、講習会、バッジテストは朝里川スキー場。メタボ父さんと電脳親父の阿部さんは朝里川スキー場へ移動。
雪は、少ないけれど天気が良くて気持ちいい。早速、グリーンリフト脇の新雪へ。
ようやく、テンションが上がってきた。エキスパート講習の「サトタク」班をはじめ、みんな考えることは一緒か。続々とコースに入ってきた。途中のわなにはまって大こけする人もいて楽しい。しばらく、写真撮影。


リフトからグリーンコースを

バッジテスト


今年も、北海道連盟、東京都連の研修会と重なった。リフトでは、北見からこられた北海道のブロック技術員と会話ができた。「北見から、ここまで約300k。雪道移動は慣れたけどやっぱり大変。北見も今年は雪が少ない」とか他愛もない話を続ける。

12時からバッジテストに同行し写真撮影。今年は、1級受験が5名と非常に寂しい。
検定バーンは、パープル。あんまり荒れていなくて、バーンの状況は良い。
主任検定員:三塚さん、検定員:岡本さん、徳本さん。
みんな頑張ってください。


テストの講評

閉会式


16時から閉講式。
千葉県連代表、神奈川県連代表、朝里川スキー場支配人等の挨拶に続き、木村教育本部長
から「指導する場合は、一方通行にならないようにしている。みなさんも何か気づいた点があれば教育本部まで」と挨拶があった。
その後、スノーボードの福島デモ(私は、昨年じゃんけん大会で優勝し握手しました)、北海道の中川エグザミナー(朴訥とした講習だが、コブでも整地を滑っているような安定感でした)、藤井SAJデモ、佐藤SAJデモから一言づつ今シーズン楽しくやろうと挨拶。
級別テストの結果は以下の通り
3級合格 岩本さん
1級合格 庄司さん
村山さん


合格おめでとうございます

合格おめでとうございます


帰りのバスが、たまたま庄司さんの近くで一緒に来ていた方たちから手荒い祝福を受けていました。スキー歴27年にして、ようやくという感じらしい。早速、クラブ行事での1級前走だなと言われていました。その前に、今夜は大祝勝会? 
村山出流君(小5)は、昨夜の特賞大当たりと1級合格でニコニコです。
今夜のメタボ父さんは「磯金」からラーメン「てつや」という予定。
「磯金」のいくら丼、船盛りは最高です。


大通公園のイルミネーション

豪華な舟盛り

お揃いのデザインで盛り上がる

やっぱりラーメンも


やっぱり、今日もへろへろになるまで楽しみました。
おやすみなさい。


また北海道であいましょう

きっとですよ!

12月14日(日) 晴れ

7:30ジュニアは国際。8:00朝里川スキー場へと移動。スキーだけでは無く、旭山動物園や札幌・小樽観光などのコースが用意されていて最後まで北海道が堪能できます。
早帰り組は、今年バス2台。
バスの中で、後ろに座っていた女性二人組から「役員さんたちには、いろいろとお世話になり楽しかった」というコメントを頂戴し感激しました。あまり、役に立っていなかったけどやっぱり感謝されるとうれしい。
千歳空港でチケットを受け取り12:30分まで自由行動。
最近、流行の生キャラメル売り場に行ってビックリ。ものすごい長蛇の列。あきらめました。
軽く、お昼を食べて機内に4日間の疲れがドッと出て爆睡。何事もなく終了し良かったです。
来年は、北海道行事30周年です。みなさんI LOVE SNOWの掛け声と一緒に参加してみませんか?
ちなみに「磯金」の予約はお早めに。。
アテンダントは、メタボ父さんでした。     
では


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