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第62回国体 荻野総務理事レポート
 
平成19年2月9日(金)〜13日(火)秋田

◆『君のハートよ位置につけ』をスローガンに秋田わか杉国体が行なわれました。

2月10日(土)、晴天の下、県立田沢湖スポーツセンター陸上競技場で、秋田わか杉国体冬季大会スキー競技会の開会式が行われました。
12時30分から秋田国体の幕開けを冬から春への季節の変化に例えた式典前アトラクション「自然の賛歌」が行われました。開会式は秋篠宮殿下ご臨席の下、全国から約1400名の選手団が参加して盛大に行われました。

我々神奈川の一団もアルペン選手23名と役員10名で参加してきました。神奈川のユニフォームは青いブルーと、透き通った空を象徴し、きれいな白いラインが入り、帽子にはかもめが飛んでいます。 結構目立っていて、いいユニフォームです。 是非、写真でご覧になってください。47都道府県の選手団が入場行進しているなかで、我々が気になるのは、あそこのユニフォームかっこいい、あるいはダサイ!と見ていることです。一時間近くの開会式、結構天候にも恵まれ、いい開会式でしたが、選手たちは緊張感をもち、次の日からの熱戦に身体を調整しているので、あまり長い時間の開会式は宜しくないようです。

入場行進するのに、実は1時間以上、裏方で立ったまま待っていなくてはならないんです。

我々総務もスキー場の下見を終え、バスで宿まで戻る予定が・・・

しまった!!すでに宿に戻るバスはなくなってしまい、しょうがなく、近くの役員に頼んで、近くまで行く別の県の回送バスに乗せてもらいました。 うーん、秋田の人は暖かいな・・大型バスに2人だけ、しかもいやな顔ひとつせず、快く送ってくれました。


◆ノルディック会場へ150Km

さて、今回はアルペン会場が田沢湖スキー場、そしてノルディック会場が花輪スキー場と離れている為、私は、開会式が終わり、花輪までの車での移動ですが、なんとその距離150qです。同じ県内でも結構遠いです。 4時前に車で田沢湖を出発し、ノルディック選手団の泊まっている秋田、大湯へ いざ!

今回のノルディック選手は8名、そして役員3名です。今回は雪不足なので選手も大変です。練習するにも場所、雪がないので、結局、秋田に3日以上前に入り、合宿を兼ねて、身体の調整を行なっています。アルペンの選手も、ノルディックの選手も緊張しています。

役員も完全なるバックアップ体制で、選手を応援していきます。神奈川の選手団はわりと

和気藹々仲良くやっています。監督やコーチの心使いがいいのでしょう。


◆宿舎は温泉

アルペンの宿舎(田沢湖=プラザ山麓荘)も ノルディックの宿舎(秋田大湯=千葉旅館)も温泉がとてもよく、選手も身体の緊張や、筋肉の疲れなどもしっかり癒すことができるとてもいい宿でした。 やはり環境はとても大事ですね。 いよいよ、明日から、本番です。 私は初日、ノルディックの応援 です。

大会初日、監督は早めに会場入り、選手は自分達の出走の時間に合わせて会場入り、私は選手の補食品を買って、会場入り 結構みんな別々に会場に入るんですね。

ノルディック会場はジャンプ競技も行なわれることもあり、かなり多くの観客が来ています。地元の暖かい応援を目の当たりにしながら、我々も神奈川選手に激を飛ばします。


◆縄田選手が8位入賞の快挙

初日は個人戦ですが、成績結果は下記の通りです。

見ていて、辛そうで、今まで何キロも走ったり、飛んだりの練習を重ねているのでしょうが、ゴールしたときはほとんどの選手が倒れこんでいます。マーキングも自分ではずせる選手はほとんどいなく、係員が一生懸命はずしていました。

そんな中、我が神奈川選手、8位入賞です!!!! すごい快挙です。

だって、雪なし県の入賞って、本当に凄いんですよ。 縄田君、おめでとう!!

会場には、地場産の名産物が結構売っており、うどん、蕎麦、きりたんぽ、いぶりがっこ、などをつまみながら簡単にお昼を取ることもできます。

秋田は温泉が良く、また食べるものが美味しく、地元の協力体制のもと、気持ちの良い大会ができています。


◆アルペン取材で田沢湖へ

大会2日目はアルペンを取材に田沢湖へ この日の天候はあまり良くなく、高速道路にもしっかり雪がついており田沢湖へは9時半に到着、小雪が降る中、スタート、ゴールとここにもブルーの目だったユニフォームを着ている役員団をみつけ、結果をききながら、選手にも声をかけ、いい結果を待ち望んでいました。 

大会斜面は結構急なバーンで、見ている限りではかなり雪を締めていますがそれでも、高速系で降りてきているので、けっこう掘れています。 

神奈川の選手団の結果は下記の通りです。みなさん、良く頑張りました。


◆再び花輪会場へ

大会3日目はノルディックのリレー応援で再度、花輪会場へ。
選手4人、一人10km うわぁーー大変そう! ひとり5kmコースを2周です。
スタートから幸先よい、スタートを切り、最初の坂道をトップであがってきました。
神奈川ビブは68番です。 頑張れ!頑張れ!必死にバトンをつなぎます。
結果は20位でしたが、みんな良く、継走してくれました。 涙がでそうでしたよ。

大会も無事、終了し、閉会式まではでれませんでしたが、田沢湖へ戻り、もう一人の総務役員と合流し、最終の新幹線で戻ってきました。 ここで、清算表などを作る予定でしたが、バタンキューで寝てしまいました。 我々以上に、選手、監督、コーチ、トレーナー、県体協の役員の皆様、疲れていることでしょう。 長い間、ご苦労様でした。

今回は入賞者もでて、また来年に向け、日ごろの練習の成果を発揮してくれることを祈ってます。開催県がまだ決まってないようですが、競技団体と行政が上手く協力し合い、いい大会になることを期待しています。

                              総務 荻野 恭宏



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