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平成18年度指導員研修会理論
神奈川労働プラザ 古澤/高木広報委員
平成18年11月23日(木)

八尾副会長

片専務理事

◆指導員研修会理論 2006年11月23日  川崎教育文化会館

「久しぶり」という挨拶が川崎市教育文化会館のロビーに響いた。
今日は、指導員研修会。外はまだ暖かく、とてもスキーを想像できない天候だが、この理論研修から今季のスキーが始まる。

◆ [開会式]

◆ 総括責任者挨拶:八尾SAK副会長

  研修会への参加ありがとうございます。今日になって、やっと冷え込んでおり札幌ではホワイトイルミネーションが始まった等のニュースも入っております。
  研修会開催にあたり2点報告事項があります。
  1点目は、スキー連盟の行事費に消費税がかかるか調査中です。数年前の判断は、消費税がかからないというものでしたが、行事規模が大きくなり再度調査しています。消費税がかかるとなると、各種行事費の値上げ等会員の皆様に苦労を掛けざるを得なくなります。
  2点目は、他都道府県に先駆けて準指検定を単位制に移行したことです。受験者の皆様には、自覚と誇りをもって受験して欲しいことを各クラブを通じて話してください。県連は、全面的にバックアップを行うことを約束します。
  本年も各行事への絶大なる協力をお願いします。

◆執行責任者挨拶:片SAK専務理事

  今年も川崎の地に参集いただきありがとうございます。県下で、このような大きな会場があまり無く県西地区の方には、ご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。また、来年もこの会場を予約しています。
  SAJは、「I Love Snowキャンペーン」を開始し、スキー人口の減少に歯止めをかけようとしています。SAKとしても、級別テストの機会を増やすなどしてきました。今年は、特に県下の有資格登録者(約2500人)に対する雪上研修会への参加率を高めるために内容を大きく見直しています。
  また、準指検定の単位制導入など受検し易い環境を目指しています。
  今シーズンも元気に活躍してください。


木村教育本部長

和田委員長、清水理事、森本理事

◆[理論研修T]SAK教育本部執行方針について:木村SAK教育本部長

  昨シーズンの行事への協力ありがとうございます。
  専門委員は、スキー51名、パトロール7名、スノーボード8名(1名増員)の体制で行います。スキーを楽しく満足感が得られるように、研修行事にこぶを滑る班やナショナルデモが講師する班などを作っています。
  今年の検定クリニックは、雪上で行いますが来年はオフに陸上で実施し雪上ではスキーだけに特化する予定です。
  準指検定の単位制導入は、先ほどからお話している通り受検しやすい環境作りの一環として行います。
  ユニフォームの着用については、SAJ技術員はSAJユニフォーム(昨年までは黒ぽいもの、今年は白ぽいもの?)SAK専門委員はSAKユニフォーム(黄色のもの)を着用します。
  手続き要綱の見直しについては、カテゴリ別の見直しと電子申し込みを検討中です。
  今シーズンもみなさまの声を取り込み、行事をよりよくしていきたいと思いますので
  行事への参加をお願いいたします。

◆[教育本部 委員会報告]

◆ 教育本部:百海理事

  理論研修会資料のP6に行事申し込みの説明を記載しています。
  締切日を過ぎての申し込みは、手数料がかかりますので注意してください。
  P7に行事併用参加可否一覧表を載せています。参照しておいてください。
  先ほど、木村本部長が話した行事の新企画をP8、P9に載せています。
  ぜひ、参加してください。

◆検定委員会:森本理事

  指導員養成講習会の注意事項をP10、P11に載せています。
  特に、雪上の養成講習は21Hrから5.5日となっていますので注意してください。
  準指受検は、単位制に移行しますが技術内容、方針、講習方法に変更が無いことを各クラブの受検生に伝えておいてください。

◆強化委員会:清水理事

  本年度の強化指定選手をP12に記載しています。
  P13に技術選の要綱を載せています。参加される方は、必ず傷害保険に加入してください。


和田委員長

デモンストレーション

◆安全対策専門委員会:和田委員長

  本年度は、専門委員を4名から7名に増員しました。
  先シーズンの事故分析について報告がありました。
  発生概況として、事故の発生時刻は11時〜14時に21歳〜30歳の男性が自由滑走中に自分で転倒というパターンが多く傷害の様子は、捻挫、打撲、骨折となっています。また、傷害の部位は膝が多く完治までに90日程度かかるものもありシーズン初めに怪我をすると、そのシーズンを棒にふるということになってしまいます。
  安全対策専門委員会では、スキー行事で「主催者」「指導者」「参加者」が携行するマニュアルを作成中です。完成次第HPにUPしますので、ぜひご覧ください。なお、「主催者」のマニュアルを資料P15、P16に記載しています。
  それでは、これより「もしも自分のクラスの人が負傷したら」というテーマでデモンストレーションを行います。

◆[デモンストレーション内容]

  負傷者発生→残りの生徒を負傷者の近くまでゆっくり滑らせスキー等で他のスキーヤーを規制する。→負傷者が自分で滑走できない場合には、スキー場のパトロールに連絡させに行かせる→伝達内容は○○ゲレンデのリフト支柱何番目など具体的に伝える。
  →男性か女性か、大人か子供か、年齢、意識の有無、怪我の部位などを正確に伝えて
  もらう。→パトロール到着までは、保温と勇気付けを行う。
  コメント:廊下でAEDのデモを行いましたが、すごく簡単で感激しました。
       みなさんも機会があれば、装置を触ってみることをお奨めします。

◆ハンディキャップ委員会:神谷委員長

  みなさんの資金、労働力の提供に感謝いたします。
  この1年で陸上、雪上セミナーを数回に渡り実施してきています。
  参加者の親からお礼状も頂いています。他都道府県に無いめずらしく立派な活動と思っています。この活動を全国に広げていきたいと思います。
  重ねてのお願いになりますが賛助金のお願いをいたします。

◆指導員会:宮園副会長

  平沢前デモの講演で、「スキーを楽しむ」だけではだめでしっかりした技術を身につけなければ楽しむ範囲が狭まってしまうというお話がありました。全くその通りだと思います。
  指導員会では、会員相互の親睦を図るという目的で平日に安く温泉のあるスキー場ツアーの斡旋や、スキーをしたことの無いジュニアへの人口スキー場での指導など行ってきております。指導者が足りない場合もあるので指導員バンクへの登録をお願いします。あわせて指導員会への登録もお願いします。

◆[県連PR「北海道企画委員会」プレゼンテ−ション]吉野理事

  1.スノーパラダイスin北海道の締め切りを24日まで延ばしましたので参加のほどよろしくお願いします。
  2.韓国ツアー
    ソウルから1時間半のところのスキー場に変更しました。
  3.ジュニア行事
    指導者が集まっていません。ボランティアでのご協力をお願いします。


ロビーでのデモンストレーション

会場風景

◆[協賛会員挨拶]

  車山高原スキー場様
  12/1オープンに向け、24時間体制で雪作りを行っています。
  みなさまのお越しをお待ちしています。

 塩沢町観光協会様
  JTBや日本旅行より、お得なパックツアーが発売されます。
  500円バスや給油券、お米のお土産、その他特典がありますのでご利用ください。

 ガーラ湯沢スキー場様
  12/8のオープンを天然雪で待っています。
  有資格者の皆様への特典もありますのでご利用ください。

 サンテレコムジャパン様
  無線機のレンタル等を行っています。研修会や大会などにご利用ください。

 シティフェース様
  北海道行事等のスキー行事に限らず、出張手配、個人旅行も扱っていますのでご利用ください。

 富士見パノラマスキー場様
  4年前から「うまくなるスキー場」をコンセプトにSnow MoBというボランティアと一緒に活動しています。12月の第2週には山頂部分オープン、12月23日には全面オープンの予定です。スキー場独自のシニアデモンストレーター選考会なども開催していますので是非参加してみてください。

 アートハウスプランニング様
  建築家の作品ではなく、あなたが住みたくなる家作りをおこなっています。
  ぜひ、一度みてください。

 フジノン東芝ESシステム
  鼻から入れる胃カメラは、苦痛が少なく病気の早期発見につながります。
  病院が採用するのは患者さんの声の大きさですので、よろしくお願いします。
  コメント:これなら受診できそうです。以前胃カメラで出血し、胃カメラ嫌いになってしまいました。


山田SAJ理事

市野SAJ委員長

◆[SAJ立会い挨拶] 山田隆 SAJ教育本部担当理事

 毎年5%強の会員が目減りしており、SAKも6,000名の会員数を維持することができるかという状況です。会員増加に向けてSAJでは「I Love Skiキャンペーン」を実施するなどの施策を講じておりますが勢いのあるスキー連盟の復活には、ここにおられる先生方のご協力が不可欠ですので、より一層のご協力をお願い致します。
  この5〜6年でスキーの道具が劇的に変化しました。今回の研修会では、道具のテクノロジーを理解し、前に滑らせながら曲がるという新しい技術にチャレンジして欲しいと思います。そして生徒さんが簡単にスキー操作を覚えることができるよう、指導の知識やアイデアを得て欲しいと思います。

◆[理論研修U] 講演『スキーと健康』 市野聖治 SAJ企画部プロモート委員長

 ドラゴンバレーで行われるインターCで発表される講演『スキーと健康 -日本の古武術に学ぶ身体運動の解放-』を、いち早く今回の研修会で聞くことができました。
  講演のポイントは、筋力を原動力にスポーツのパフォーマンスを求める「筋力系」の滑りから、重力を原動力とする「脱力系」の滑りへの変化が、自然で楽なスキー運動を実現しているという点です。
  中日ドラゴンズ福留選手や、講演の副題ともなっている古武術‐宮本武蔵の例を始め、  佐々木明デモらの実際の滑りの映像を交えながら、分かりやすく講演をして頂きました。


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久しぶりに再会!

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