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9月17日オフトレ5 レポート
 
SAK教育本部強化委員会 竹腰 誠

インラインスケートを利用して

スラロームトレーニング

◆今回はインラインを利用して

 9月2回目のトレーニングとなりました。通算5回目のトレーニングは神奈川大学の湘南平塚キャンパスにて行われました。リポートはそのキャンパスで働いている強化委員の竹腰がお伝えします。

 毎回さまざまなトレーニングをやっておりますが、今回のトレーニングではインラインスケートが使われました。スキーと同様に滑走するという点だけではなく、持久力・瞬発力の養成にも役に立つトレーニング用具として、インラインスケートを活用してみましたので、このレポートで興味を示していただき、ぜひオフシーズンのトレーニングに加えていただければと思います。

 最初は体育館でのトレーニングになりました。インラインスケートを体育館で行うメリットとしては、床の摩擦がとても少なく、滑走しやすい点があげられます。アスファルト上を滑走しているときのあのガタガタ感は、少し怖さを感じますからね。

 また、転倒時にプロテクターや着衣が滑りやすいことも体育館トレーニングにおけるメリットです。転倒してもしっかり滑ってくれるので怪我の発生率はかなり低いと言えます。

基本的な動作

 

◆トレーニングメニューは以下の通りでした

1.ウォーミングアップ

2.ロングラン1(長距離滑走)

3.スラロームトレーニング(ミニコーンを使った小回り・中回り)

4.ロングラン2

5.スプリントラン(短距離ダッシュ)

6.タイムトライアル(スピードスケート)

 ウォーミングアップでは、初心者の方も数人いらっしゃったので、転倒の仕方や止まり方等の基本技術もしっかりやっていただきました。さすがにスキーヤーの皆さんです。コツを覚えたら、すいすい滑り出しました。

 写真はスラロームトレーニングの一コマです。スキー滑走時と違い、前後のバランスに気を配りながらの小回りとなります。皆さんはじめは慎重に、徐々に大胆に滑っていました。体育館には坂がないのですが、そこは摩擦抵抗の低さでしょうか。少しの助走で、20bぐらいはスラロームが楽しめました。(トレーニングには充分な長さです)

 スラロームトレーニング以外には序盤・中盤にロングランのトレーニングを入れてみました。長い距離を滑ることで、筋肉(特に大腿・腰)に大きな負荷がかかります。スピードスケートの選手を見ればわかるように、大腿部の筋肉を鍛えるにはスケートのロングランが非常に効果的です。今回は体育館に特設リンクを設定し、10分間のロングランを2本行いました。ロングラン終了時の心拍数も170以上になり、トレーニング(持久的)効果もばっちりでした。同じリンクを使い、スケーティングによるダッシュトレーニングも行っています。こちらは瞬発力養成を目的としたもので、スケーティング技術云々よりもまずは筋肉を動かすということを目的としています。もちろん、スケーティングがうまければたくさん進めますから平地だけではなく、坂(登り傾斜)を使ってのトレーニングの際にも効果的です。

◆体育館内でのトレーニング、ラスト種目はタイムトライアルです。

 特設リンクを2周し、皆さんのタイムを計測しました。単調になりがちな室内のトレーニングですが、いろいろと趣向を凝らしてみました。始めはターンの処理に苦しんでいましたが目標タイムが設定されると、そこは選手らしく目標タイム突破目指して、まっしぐらです。ターンで転倒する選手もみられましたが、ヘルメットを着用してのタイムトライアルでしたので、怪我もなく再挑戦している選手がいたということを報告しておきます。

タイムトライアル

 

 当日はよい天気に恵まれ、午後のトレーニングは屋外の施設を使用して行われました。ひと班は芝生グランドを使用してのサッカー組。もうひと班は駐車場の傾斜を利用したインラインスケート組に分かれ、それぞれのトレーニングを消化しました。

 写真はトレーニング終了後の集合写真です。充実感いっぱいの笑顔でこの日のトレーニング成果がわかるようですね。参加者の皆さんお疲れさまでした。


皆さん気軽に参加してください

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