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日赤救急員養成正規講習会
 
教育本部安全対策委員会 和田 均

止血法の演習

理論講習風景

◆救急法も年々変化

 土日4日間にわたる救急法の講習が終了しました。長年行事に携わって思うのですが、事故防止と救助、どちらも年々変化しており昨年までは当たり前だったことが今年になるとやってはいけないことになっていたり、新しい器具や道具が開発されたりで覚えるほうもなかなか大変になってきています。ただ、変わらないのは相手を気遣う心、かっこ良く言えば愛を持って接する、ですかね。スキーでも毎年ウェアの素材が新しくなったりカービングスキーになったり2軸理論なんか出てきて先生方は苦労しておりますね。でも変わらないのは、あのスピード感の爽快さ、自然と親しむ楽しさでしょうか。


人工呼吸の演習

講習も熱が入ります

◆違う世界に入っていくことによって面白いこともある

 救急法も仕事で受講される方はつまらないもんでしょうが、違う世界に入っていくことによって面白いこともあるんですよ。普段何気なくやっていた手当てが実は間違っていたとか、倒れている人や苦しんでいる人に遭遇したときパニックになって一緒に苦しんでいませんでしたか?そんなときも少しは冷静に行動できるようになりますし、必要以上に事故に恐怖しなくても良くなりますね。スポーツをこよなく愛するみなさまはケガは付き物だと教えていませんか?確かにそうですが、それではお聞きしたいのですが大きなケガもなくスキーも上手い先生方はどうしてそこまでできたのでしょうか。

 事故防止思想の普及と、手当ての方法を習い・教えるばかりではなくケガなくスキーが上手い人は、どういう行動をしているのか、何に気を配っているのか分析して生徒に伝達していけるようにしていきたいですね。


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