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拡大競技本部会
 
守谷紀幸 広報委員

古郡副会長

片専務理事

◆拡大競技本部会が開催される!

  平成17年5月28日(土) 県社会福祉会館第3研修室  守谷紀幸広報委員

◆ご挨拶

 最初にSAKを代表して、古郡副会長から開会の挨拶があり、次に片専務理事から先立って開催された評議員会の報告を交えながら、今後の県連運営について説明がありました。

「競技本部は、近年非常にいい方向に進んでいると認識しています。それもひとえに専門委員の皆さんのご努力が原動力となっています。

 評議員会の中で、時代が変わったというご意見があり、県連登録者数が6000人と、5年前から実に1200人も減少していることが、財政を圧迫している大きな原因であります。また、準指導員受検者が往時の250人から160人に減少するなど行事参加者の減少が続いています。そんな中で、競技者登録はこのところわずかながらも増加しております。執行部としては、スキーヤーの競技者嗜好が強まって来ていると分析しています。競技本部の各行事によりよい運営が望まれるところです。また、マスターズも安定した参加者がおり、行事の充実が求められているところです。さらに、ジュニアの普及、育成、強化の3本柱を総合的に県連が進め、教育本部とのタイアップや、国体を最終目標とした施策も必要となっています。また、ノルディックは人員が減ってはいますが、国体の種目にも入っていますので、なんとかがんばってほしいと願っております。

 お金のことばかりいうのは恐縮ですが、今年度は、昨年度より600万円少ない予算を立てざるを得ない状況にあります。協賛企業も東日本キャタピラ三菱建機販売さんとトーエルさんのほかに2・3の企業の協賛が望まれます。そうしなければ、参加費値上や役員の日当のカット、事務所を手放すなどの方策を考えていかなければならない状況にあります。ぜひとも、協賛会員の増加へ努力をお願いします。」


越前谷事務局長

菊池競技本部長

◆越前谷事務局長の挨拶

 各行事の受付事務を行っていますが、昨年度は若干のエントリーミスなどがありました。次年度はそういうことのないよう努力しますが、皆さんも申込の期限に間に合うようご協力をお願いします。

◆菊池本部長から新年度の執行方針についての説明

 運営経費の削減と協賛企業の獲得について、財政の再建のために考えられる方法は、参加費値上げ、協賛企業開拓、役員削減の3つの方法があります。今の経済状況を考えて参加費値上げは見送りました。協賛企業も見通しは立っていないので、確実なのは県連派遣役員の削減の方法で、一定の成果をあげています。不足の役員は現地で調達し、各行事のマニュアルを作成することで、対応することができると考えています。マニュアルは後々まで残るものなので、いいものを検討してほしいと思います。岩岳とジュニア、マスターズは冠をつけて名称変更が可能なので、協賛企業があればご連絡をお願いします。それくらいしか方法が残されていないので、ご理解をお願いします。

 2)ジュニアの問題は、最大の目標は選手強化であり、それに専念したいが、インターハイなどで都会出身の選手が成績を残せる環境ができつつあると思います。特に、ノルディックは可能性が高いと思います。フリースタイル、スノーボードも同様です。普及の手段として、アルペンのジュニアの部を細分化し、小学校高学年と低学年を分けて、表彰するクラスを増やし、やる気を維持したいと考えています。

 長期選手育成を昨年度から8名で暫定スタートしました。多少の問題もありましたが、来年度から県体協のモデル事業として年250万円で3年間の補助を申請しようと考えています。これには育成システムの資料を作る必要があり、中央のシステムを参考にしますが、これができれば各クラブレベルの育成にも参考になります。中・高体連と連携して、育成に努め、できれば大学までつなげたいと思っています。

◆吉岡理事より来シーズンの事業計画説明

 チャレンジカップ第1戦は、昨年中止した経過があるので、より安全を見越して日程を変更しました。歩くスキーは参加者が少なく中止になったので、現在内容を検討中です。選手強化合宿では、アルペンジュニア合宿をフリースタイルと合同開催とし、スノーボードとも検討中です。

 役員派遣事業のジャパーナカップ3戦は現地にお願いし、申し込みの受付も現地で行います。レフェリーとTDのみ県連から派遣するので、派遣事業に位置付けています。全日本の日程次第で日程が未定な行事と協賛の関係で名称が変更になる可能性がある行事があるので注意をお願いします。7月の競技本部セミナーはよろしくお願いします。


吉岡理事

専門委員の皆さん

◆出席専門委員から次の質問があった

・ジャパーナカップは県連の主催事業として位置付けるべきではないか。

・協賛企業獲得の大まかな見込みやストーリーはあるのか。

・協賛金25万円で大会の冠を獲得できるのか。

・運営費が削減される中で、現地の機械化(無線、PC、タイミングシステム等)の可能性の見込みは。

・役員やコーチの不足が深刻化するのではないか。

◆専門委員から来季への課題が出された

・アルペン(ポイント管理)

PCは野辺山、上越は現地で確保できるが、バックアップと言う意味で、予備機は1台ほしい。メンバーが1人では偏りがでるので、増やしてほしい。

・マスターズ 特になし

・ノルディック 歩くスキーの再検討を行う。ジュニアの選手を探したいので高体連の先生方にはご協力をお願いしたい。

・高体連 少子化の影響で私学苦しい。付き添い人員の確保が大変。ノルディックは今年女子が4人やりたいと言っているが、関東大会やインターハイでは、ワックスなどの関係で教員では対応できない面があり、専門委員の協力をお願いしたい。

・ジュニア育成のモデルケース申請では、3年間でトップ選手を目指すのか。

→育成のシステムを根付かせるのが目的。漠然としたものを文章化して、システムを確立する。指導者育成に重点がある。システム化はいずれやらなくてはいけないことで、教育のスキー教程のようなものができたらと考えている。現在国体70位なので、それを上げるのは難しいことではないと思う。

・現地で役員の掛け持ちをしたが、大変で、集中できない状況があった。

→経費節減で掛け持ちやむを得ない、影響のないものをお願いしている、ご理解いただきたい。

  • 若いスタッフの開拓が必要なので、若い専門委員の推薦を。計算委員に現場のレース運営に参加してもらって現場を知ってもらいたい。
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栗田理事

三塚常務理事

◆閉会の挨拶 …… 三塚常務理事

 教育畑で育ってきたので、朝があんなに早いので驚きましたが、皆さんのがんばりで大会が運営できていることが分かり、大変感謝しています。これからもよろしくお願いします。


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