第64回神奈川県スキー選手権 |
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◆午後の上越新幹線で出発。3月3日(金)今日は『ひな祭り』、でも私は県選手権の取材に出かける。午後から休暇を取り、午後2時過ぎに会社を出て、東京発15:32のとき234号に滑り込みで乗車、一路越後湯沢駅に向かう。1時間20分で到着し、乗り継ぎの電車は17:08で少しの待ち時間があるのでホームで待つ。週末だが観光客は少ない。まもなく、JR長岡駅行きの電車に乗る。今年は大雪のため、湯沢駅〜石打駅間は徐行運転である。ほんとに電車の両側はまだ3メートル以上の積雪がある。雪の壁が延々と続く。定刻より3分ほど遅れて目的の上越国際スキー場駅に着いた。宿泊は駅前の『護城館』で、受付を済ませ、部屋に入る。18時より夕食を済ませ、19時からは開会式及び選手会が行なわれた。場所は地元の観光会館2階である。
◆開会式でのハプニング10分前に開会式会場に着いたが、照明が点かない。スイッチをONしても点かない。ヒューズが飛んだらしいのだが、その場所が判らない。部屋の半分が暗い中での開会式である。 ◆古郡SAK副会長の挨拶雪の中、大変ご苦労様です。3月の県選手権に参加いただき、有難うございます。スキーシーズンも後半ではありますが、選手の皆さんは自分に課せられた課題はあると思いますので、その仕上げのつもりでこの大会に望んでいることと思います。 明日からの大会では今シーズン中に培われた技術を十分発揮して結果をだしていただき、そのうえで十分楽しんでください。頑張ってください
◆上越国際スキー場の高橋支配人挨拶選手の皆さん、今回は1月に引き続き上越国際スキー場をご利用いただきありがとうございます。今年は大雪で毎日苦労しながらここまできております。 3月に入り暖かくなり雪も少しづつ解けてまいりましたが、本日は10cmほどの新雪が降り、圧雪車を入れてコースづくりをしています。選手の皆さんも怪我のないように、ポイントをとり来年に向けての各予選会の練習をしてよい成績をとっていただければと思います。明日からSL・GSLと続きますが、日頃の練習成果を発揮しまして楽しんで良い結果を出してください。頑張ってください。 ◆選手宣誓 松坂優磨選手(ショウナンキッズ)開会式の10分前頃に競技委員長の河口専門委員より指名されて、初めてやることになり本人もビックリ、仲間達に宣誓分を教わりながら、練習をしている。いきなりの指名にもかかわらず宣誓文を覚えようと仲間達に聞いている。右手を上げ、“宣誓! 我々選手一同は、エッあれ・・(途中省略)・・正々堂々最後まで滑ることを誓います。選手代表 梶ヶ谷小学校 松坂優麿”無事に選手宣誓を行った。仲間に肩をたたかれホッとしている様子。明日もガンバレ!!
◆3月5日(土) 回転競技朝6時に起床、外をみると晴れている。食堂へ降りていくが誰も来ていない。1番だなと思っていると、八木さんが入ってきて、『おはようございます。』と挨拶を交わしていると、続々と役員が下りてくるので、早速朝食をいただくことにした。7時には宿舎を出発しスキー場へ向かう。15分で到着、荷物運びを手伝いする。廻りを見渡すがスキー客は勿論いない。競技は朝早いのは辛いが、今日は日中天気は良く、気温が上昇するとのこと。時間が経つにつれて出場選手がスキーを担いでやってくる。チロル2階の受付けでビブを受取り、8時よりリフト運転が開始されて選手がリフトに乗ってスタートへ向かい、インスペクションを開始する。 9時30分から競技開始!! スタートは「レディゴー方式」で女子小学低学年より順にスタートする。視界良好で全コース見える中、選手は集中し何事もないようにスタートバーを切り滑っていく。旗門数は39旗門。雪温上昇し緩んでくるとコースが荒れてくる。頻繁にコース整備を行なうが、ポールが抜けたりして30分遅れで無事1本目が終了。エントリー数が225名に迫る大会である。2本目は安全を考慮しポールセットを2セット準備し、女子組・男子少年・男子成年C組とそれ以外に別けて滑る。12:50から2本目がスタートする。旗門数33旗門。選手は果敢にアタックする。途中ポールセットを変えて男子成年B組・A組が滑る。15:10頃に無事終了。表彰式は各組別に行われ、女子ジュニア、女子成年と表彰式が進行。ジュニアの表彰式は何回見てもかわいい。和気藹々の表彰式である。昨夜、選手宣誓の松坂選手は、3位に入った。本日の大会リザルトを製本して16:10には全ての競技が終了。明日の準備をして、スキー場を後にする。宿にて、17:00から役員ミーティングを行なう。
◆大回転競技のTCミーティング夕食後19時から、観光会館2階で明日の大回転競技の選手会が行われる。古郡副会長からは『本日の回転競技はスムーズに進行し終了しました。明日の大回転競技も天候は晴れるようですので、力を発揮し頑張ってください。』また、菊地本部長より国体成績の報告があり、『そのなかでジュニア選手の育成の成果が出てきたこと。今年の4月からはモデル事業として、県体協からの補助金を含め選手育成を行なっていきます。』との報告がありました。このあと競技委員長より、コース概要及びGSコースをポールセットを変えて女子組全部・男子少年・男子C組とそれ以外に分けて滑ること。また、スタート位置は30メートル上げた位置からスタートすることが説明された。20分程で終了。
◆3月6日(日) 大回転競技6時起床、今日も晴れている。絶好のコンディションである。7時20分には、ゲレンデに到着。今日は“ダイドードリンコ”さんより飲料水が物品協賛されており、参加選手へビブと一緒に配る。今日のスタートはいつもより30M程上げて、スーパーGのスタートと同じ場所にセットしてある。8:30からのインスぺには選手に交じり、絶好の撮影ポイントを探す。スタート付近、尾根回りのコースから急斜面に変わる所と緩斜面から中斜面に変わる個所が良い場所と決めた。スケジュール通り、9:30より競技開始、女子小学低学年からスタートしていく。今日は天気も良く、絶好のスキー競技日和だが、選手は真剣でスタート直後からクローチングで果敢に滑る選手達、いかにスピードを持続して緩斜面を通過して滑るかがポイントと思われる。
◆大回転競技は続いているよ取材担当の私は、撮影ポイントを決めて、十数名ずつ撮り、場所を変え選手達を写す。今日は天気も良く順調にプログラムが進む。そして12時にはポールセットAが予定通り終了する。ポールBセットの準備する間に役員達は早い昼食を取る。その傍らで表彰式が始まる。女子小学低学年から順次行われる。表彰の後、ホームページ用に写真撮影するが、父兄・仲間が写真撮影に集まる。12:50から男子成年B組・A組のインスペクションが始まる。コースは同じだがポールセットを変えた。13:15に競技開始され、上位選手はさすがに速い。チョットのミスもタイムにでるので大変である。約1時間30分で無事終了した。15:15頃に男子成年B組とA組の表彰を行う。これで全ての競技は終了した。役員達は持ってきた機材等を手際良く片付け、ビブ・ベスト・無線機・パソコン等をそれぞれの箱に収納する。宅配便で送る物及び自家用車で運ぶ物に分ける。15時30分には作業が終了した。フロアをチェックしてみるとゴミを残して帰る選手がいる。宿舎のスリッパを忘れていく選手もいた。何度お願いしても解らない。!! 今回は怪我人もなく、延べ550余名の選手が参加した県選手権が終了した。これも一重に地元上越国際スキー場の関係者の精力的な協力や県連スタッフの協力により、行事運営がなされていました。
◆最後にこの大会の広報取材担当者が都合で行けなくなり、急遽、私が行くことに決めたが、現地では楽しく、好きなように取材・スキーをやらせて頂きました。ジュニアの選手は将来のSAKを担う選手なので楽しみである。ジュニア選手をみると、パワーを貰った気がします。多くの選手の皆さんにも協力して頂き、写真を撮らせて頂きました。 取材を終え、疲れはあるものの宿のお風呂に入り、汗を流してから、17時32分の各駅電車に乗り、湯沢駅からの新幹線では、素早く座席を確保し、睡眠を取る。勤め人には毎週休むのは辛いですが、取材では多くの人達に出合い、仲間を増やす絶好の機会を与えてくれます。ありがとうございました。 ほんとに余談ですが、夜の一杯会が居酒屋『喜楽』であり、地元のお酒『鶴齢』(カクレイ)が美味しく、飲み過ぎました。が、翌朝は頭スッキリして二日酔いがなく取材できました。 ご賞味あれ!
皆さん 大変ご苦労様でした。次回もスキー場でお会いしましょう!! ◆写真は「電脳オヤジ」阿部さんのホームページに掲載予定です。 ◆SL表彰式
◆GS表彰式
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