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ニセコ マウンテンリゾート グラン・ヒラフスキー場レポート
佐々木生道 総務本部理事
Sコース 2005年12月13日(火)〜18日(日)
Aコース 2005年12月14日(水)〜18日(日)
Cコース 2005年12月15日(木)〜18日(日)
中山峠(写真1) まっすぐな道(写真2)

◆ニセコ マウンテンリゾート グラン・ヒラフスキー場

 12月15日、S・Aコースのオプショナルツアー ニセコ グラン・ヒラフスキー場についてレポートさせていただきます。

◆29名(内役員2名含む)の参加をいただきました。

 朝7時ホテル発、オプションの中でも一番距離が遠いため、出発時間は朝里よりも1時間早い。札幌からは国道230号線を通り、途中中山峠(写真1)を8時15分に到着、トイレ休憩後出発、途中北海道らしいまっすぐな道(写真2)をとおり、予定どおり9時30分にグラン・ヒラフに到着しました。

 県民スキーのお客様10名(写真3)を長久保講師と私で5名ずつ受け持ち、1日講習をさせていただきました。

県民スキースクールのみなさん(写真3) 羊蹄山をバックに(写真4)

◆ひらふエリアは、コースの変化が楽しい

 ゲレンデは大きく、ひらふエリア、花園エリアの2つに分かれ、中心は、ひらふエリアの中心にかかる全長1.9kmのヒラフゴンドラ沿いのアルペンコースで最大28度、平均15度の斜面は、コース幅も56mあり、大回りで快適に滑りたい中・上級者には最高のゲレンデです。

 天気が良ければ、ヒラフゴンドラの山頂駅から正面(写真4)に見える羊蹄山(エゾ富士)の眺望は、写真のとおり最高です。ヒラフエリア全般には、斜度の適度な変化がありとても面白いコースでした。

◆花園エリアはエレガントに

 花園エリアは、なんと言っても全長5.6kmのロングクルージングが楽しめます。適度な斜面変化がありますが、全体的には中斜面が続きます。こちらもひらふエリア以上に、ゆったりしたコース幅を使い、カービングの大回りに最適なバーンです。

 初級・中級者もこの長いコースを何本か滑れば、上手くなること間違いありません。

 全体的にコースは、圧雪されてありましたが、圧雪後の降雪が20cm程度あり適度なパウダー状態を体験できました。こういった長いコースは、斜面を大きく使った弧を描くことにテーマを設定し、気持ちよく皆さんと滑りました。

◆高原スキーセンター内ピルカ ビーフカレー

 ニセコ周辺は、道内でも屈指のジャガイモの産地です。北海道のゲレ食には、家庭の味が楽しめる食堂が幾つかあります。ここニセコでも、ビーフカレーを注文したところビーフよりも自己主張している素材がありました。とにかく大きいジャガイモとニンジン、たまねぎです。ビーフカレーを食べていると言うより、野菜カレーを食べているようでした。ジャガイモが美味しい。とても満足いたしました。

◆午後の講習

 約1時間のお昼休みをとり、元気に午後の講習開始、ひらふエリアから花園エリアへの連絡コースの一部で30cm以上のパウダーが出現、我を忘れて「パウダー・フォー」と奇声を上げながら楽しんでしまいました。この斜面のレッスンでは、板をあまり横にせず、意識的に板をフォールラインに向けることをテーマに積極的に滑っていただきました。花園エリアを全部下り、また第1クワッド、第2クワッドと乗り継ぎ、ひらふ連絡コースを通ってひらふエリアにと思いましたが、この連絡コースなかなか長く緩い、女性の方にはたいへんなご苦労をさせてしまいました。すみませんでした。

 

◆1級級別テストを意識した練習

 午後のラスト2本では、フリー滑走とパラ小回りの練習をやりました。斜面を大きく使うことは難しいことのようで、とても苦労されておりました。スピードを上げようとすると、ターン弧が浅くなり、単調なリズムになります。また、横への移動が大きい方は、どうしてもスピード感に欠けます。良い雪のコンディションの中では、少し思い切った滑りを見せてほしいとコメントしたところ、2本目は、皆さんとても積極的な攻めの滑りで良かったです。こんな練習をしてゲレンデで15時になりましたので、バス乗り場まで皆さんと移動してから解散いたしました。お疲れ様でした。

 また、皆さんと来年お会いできることを楽しみにしております。

 帰りは、15時45分にスキー場発、17時20分頃ホテル着でした。

                                 以上


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