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五竜U行事
 
平成18年2月3日(金)〜5日(日)
教育本部専門員  嘉代 雄
養成講習の先生集まって〜(五竜T) 養成講習風景(五竜T)

五竜?行事レポート

2月3日
21:00会社が終わり、家路へと急ぐ、帰るとすぐ、支度を済ませ、五竜へ出発。
出発地点は、滋賀県の野洲。(そうあの高校サッカーの優勝校の所在しているところ)
日本列島は、寒気が戻り、雪が降りしきる中、中央道、国道ともところどころ、渋滞し、五竜へと到着。
時刻は、日付が変わり、午前4:00。
宿は毎回お世話になっているペンション・ウルル。
部屋番号は211 「お疲れ様です。。。」「シー」(静かに)まだ飲んでいる。ほんとうにスキーとお酒と大好きな、専門員集団である。私も、缶ビールを1本頂き、お風呂にさっと浸かって就寝。

2月4日
6:00眠い目をこすりながら起床。
朝の天気はくもり。今日は、雪との天気予報。
専門員の朝の仕事は、ミーティングから始まる。エンジンをかける瞬間でもある。
まず、渡辺教育本部長より一言頂き、行事の進行について打ち合わせ。
すでに、行事の進行については、理事、担当委員の方々、により、決定されているため、私たちは、それにそって、流れを把握する。いつもながら手際のよい流れである。
また、そのミーティングの中で役割が任命される。
今回の私の仕事は、リフト券の管理ととりまとめ、協会の旗の管理、行事レポート、養成講習会の講師と、部屋の鍵の手配など盛りだくさん。
気合をいれて仕事にとりかかる。
専門員歴の短い私は、先輩の方々の迷惑にならないようにするのも大きな仕事である。

全体の流れを把握した後は、「養成講習の先生あつまってー!」(森本委員長から集合)
森本委員長からは、養成講習会のこれまでの行事の報告と、種目についての共通理解。
プルークボーゲンは…
プルークターンは…
シュテムターンは…
やはり、この3つの種目は、毎年、受検生も悩むところなので、講師もしっかり、理解をして
統一した見解を示す必要がある。委員長からは、操作のポイント、講習での質問への対応な入念に確認。

9:30開会式 エスカルプラザにて。
10:00講習スタート。
今回は、韓国行事とも重なっているため、役員は渡辺教育本部長と清水理事の出席となった。
養成講習班は5班。
1班 正指班田村講師、2班 準指班藤田講師 3班同じく百海講師、4班は私、嘉代、5班
は向井講師となった。
それと並行して、専門員強化合宿。伊藤講師、石井講師のもと、ビデオを取りながら、自分のすべりのチェックとなった。
  私は、今回が初めての養成講習の講師。専門員になったら、ずっとやりたいと思っていたことなので、とにかく、みんなにわかりやすい説明を心がけました。(本人つもり)
このわかりやすいというのは曲者で、なかなか、個人個人もっている感覚や、体格、運動能力などが異なるため、ほんとに万人に共通にわかりやすいかというと、それはできていない
ところだとは思います。
ただ、ただ、一生懸命説明したつもりなので、その辺は、お許しいただきたいな〜と思います。

 私の班は、11名ゼッケンは73〜108番のメンバー。
  初日午前中と午後の最初は、種目から離れて、体操のやり方、基本的なポジションの確認方法、実践的な練習。コブも練習しました。午後は種目の練習(ボーゲン、プルークターン、シュテムターン)といった具合にレッスンをおこないました。
  気がついたところでは、やはり、スキーの上でうごけるポジションづくり。ちょっとした位置の違い(頭、おしり、うで、かたなど)で、スキーのうえで動けるポジションと、そうでないポジションになっているところが見受けられました。
  そこが修正されてくると、もっとスキーを楽に操作できるのではないかなと思いました。
  さすがに滑り込んできているだけに、みなさんの動きは良かったです。
  初日は、こうして、終了しました。午後からは雪もちらつき、寒い中、生徒のみなさんお疲れ様でした。

 15:30〜は、講師練習。強化班はビデオ撮影を行ったということで、養成講習の講師メンバーも種目(プルークボーゲン、プルークターン、シュテムターン)をそれぞれ演じて、ビデオどり。
普段、自分のすべりをなかなか確認することもできていないので貴重な撮影となりました。
  夜は、これをおかずに、入念な、チェック。。。
  イメージどおりに動けていたかどうかは、本人たちが一番わかりました。。。
  がんばります。
  宿で開催しれた清水理事、森本委員長による理論の補講の方も11名の方が出席して熱心な指導となったということです。
  それぞれ充分に反省した後は、さらに反省を深めるために、のどを潤しました。宿のオーナーも加わって頂き、旧交を温めるといった感じでしょうか。
  私は、いつの間にか気を失っていました。(記憶喪失)
  翌朝、朝ごはんの話題は、森本委員長から「やっちゃった。」
  なんか夜中の1:00ごろに飛行機(?)が宿からの離陸に失敗したという話で盛り上がっていました。
(さて?なんのことか?、バランスボールに飛び乗ろうとしたとか?しないとか?)
  そうそう、私の班では、講習の最後に、宿でリクトレしようと声をかけたんですが、だれも
来てくれなくて。
ちょっと寂しかったです。・・・
こうして1日が過ぎていきました。

2日目、
  本日の朝の天候は雪。これは寒いだろうと重装備して出発。ところが次第に天気は回復。風がつよくゴンドラはとまっているもののとっても幻想的な景色が遠くに広がっていました。
山の頂上から雪煙があがってなんかとってもきれいなんですよ。
  9:00ゲレンデ集合。
  ちょうどよく積もった雪の感触を確かめるため、私は30分早めにゲレンデに到着し、さっそく1本。
  気持ちいい〜。
  だれも滑っていない斜面に自分のシュプールがついていくのがよくわかって、なんかうまくなった気分ですよね。
  私の班は、本日の講習は、午前はトップコントロール。午後は、種目の練習を行いました。
  これで一通りはすべて行いました。ちょっと、詰め込みすぎたかな?
  トップコントロールでは、ノーストックでの練習をしながら、徐々にいろんなところを動かしていくというようなレッスンを行いました。ばらばらに分解したものが最後につながってい
くという展開で説明しました。
  みなさんの動きが最後にはよくなったのは、言うまでもありません。生徒さんがうまくなっていくのをみると講師としてはほんとうれしいです。
  種目についても生徒さんそれぞれの理解がすすんでいるのではないかと思います。
  14:30。すべての行事終了。朝の天気がうそのように、雄大な景色をバックに閉会式が行われました。
  受検までは、あとわずかなので、みんながんばってほしいです。怪我には気をつけて。。。
  閉会式終了後
  「嘉代さん〜。 どうも・・・・」
  わざわざ、私を待っててくれて、4名からお礼を言われました。(照れちゃいました。)
  ほんとうれしかったです。講師をやってて、ほんとうれしい瞬間ですね。
  強化班は今日もハードな練習をつんだようです。ビデオ撮影ではNGシーンもいっぱいとれたようですよ。

 閉会式後は、講師練習。再度、種目の理解。二人ペアになって、すべりの確認。。。人のタイミングで動くことによって、動きの幅を広げる練習も兼ねて。常に自分のタイミングで動くのではなく、講習のなかでも取り入れてみたらどうかというところを森本委員長から教わりました。
  和やかな雰囲気の中、個々が、自分のすべりを再認識し、また、課題も発見し、講習は終了しました。

 五竜?に参加のみなさん、ほんとうにお疲れ様でした。

                               教育本部専門員   嘉代 雄

養成講習風景(五竜T) 専門委員で研修中(五竜T)

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