|
|
第3回チャレンジカップ東日本キャタピラー三菱大会 |
|
◆会場:長野県レーシングキャンプ野辺山 レポート 川井紀明広報委員 4月1日、(財)神奈川県スキー連盟としての最後の雪上行事である「第3回チャレンジカップ第3戦東日本キャタピラー三菱大会」と「第2回トーエルカップスキーフェスティバル」が、例年より雪が多く残っている長野県野辺山で、開催されました。昨年まで選手としてこの大会に参加していた私ですが、例年にない雪の多さ、最高の天候、コースコンディションをみて出場したい気持ちを抑えつつの取材になりました。 |
|
TCミーティング |
ミーティングに参加ありがとう |
【第3回チャレンジカップ第3戦 東日本キャタピラー三菱大会 】 ◆TCミーティングから4月1日 17:30より帝産ロッジ講堂にて、TCミーティングが行われた。監督や既に宿舎入りをしているキッズや学生が多く参加した。大会委員長がルール説明をしているときなど、参加者の表情は真剣そのもの、やはり競技なんだなぁ また、翌日行われる東日本キャタピラー三菱大会に協賛していだいている東日本キャタピラー三菱建機販売 川崎支店長 篠田様もご出席していただいた。(協賛ありがとうございます) |
|
東日本キャタピラー三菱さんのバナー |
菊池本部長もセット |
◆4月2日(土) 回転競技 天候 ピーカン、気温 0度、締まった雪 この時期にしては、最高のコンディションだ。ポールセットが開始された。菊地競技本部長をはじめ大会役員がポールを運んでいる。へぇー役員もやるんだ!スキー場がセットしてくれるのかと思っていた私は、ちょっとびっくり。一方レストハウス2階では、選手受付が開始した。何かみんな表情かたいなぁ 緊張かそれとも寝不足? 開会式では、古郡副会長の挨拶、スキー場佐々木支配人の挨拶をいただいた。特に佐々木支配人の挨拶では、「うちのコースは、掘れません!だから言い訳はできません!」の一言 おのずと選手は気合入ったのではないかな? |
|
前走 三星真奈美さん |
前走 藤原健司さん |
◆SL1本目 レッドコースさて、8時45分インスペクション開始 旗門数は33、比較的インターバルが長く、それほど振ってもいないオーソドックスなセットだ。ゴール付近では、大塚製薬さんのご配慮で、たくさんの”アミノバリュー”が準備され選手に配られた。ありがとうございます。 さあそろそろ始まるぞ!前走は、三星眞奈美さんと藤原健司さん さすがに速い。まずは、ハンディキャップクラス、一番でスタートしたのは、長野スペシャルオリンピックに選手として参加した斉藤達也選手、オリンピックのウェアーでの出走だ。続いて鈴木正臣選手、最初こそてこずったものの、滑り出せば安定した滑りだ。ゴール後「楽しいー もっと滑りたい」を連発。 オープンクラス、チルドレンとレースは進行する。チルドレンの中には、旗門の手前からしっかりとスキーに乗っていっている選手が何人かいた。タイムも勿論素晴らしい。恐るべしチルドレン。コースが良いせいか途棄する選手も少なく、1本目終了。 |
|
ワンピを忘れちゃた長利選手 |
ちびっこレーサー風景 |
◆SL2本目 レッドコース2本目は12時25分よりインスペクション開始。今度は、旗門41本と細かい。気温は上がったものの、コースは問題ない。後で聞いたことだが、なるべく多くの選手に2本目滑ってもらいたいので、1本目は比較的やさしいセットしているとか。今まで気がつかなかったが確かにそうだった。うれしい配慮である。成年女子はフリップ15、成年男子はフリップ30、さらにトップから15秒で足切りありだ。足切りと言っても少しのミスなら充分2本目に進める設定だ。ここで、取材というのを思い出しスタート前の選手を取材した。見回すと子供の姿が多いこと。この大会の特徴でもある。その中でまだ幼い子供がいた。聞けば今回が初レースとのこと。「楽しかった(次も)出る!」とたのもしい返事。 さて、2本目レース開始。オープン、チルドレンとスムーズに進行する。成年男子では、フリップ30ということもあって、上位ではタイムが更新されるたびガッツポーズ連発。まるでワールドカップみたい。コースは、気温の上昇とともに下の固いバーンが顔を出し、難易度が高まる。ゴール直前では、疲労のためか特に難しい旗門ではないが、コースアウトする選手も何人かいた。 |
|
CATマーク入りのキャップ |
篠田支店長から賞状を授与 |
◆成績発表、表彰式表彰式では、東日本キャタピラー三菱建機販売の皆さんから表彰状を授与された。また、入賞者は、CAT(新キャタピラー三菱)のマーク入りのキャップをかぶって記念撮影。みんないい顔だ。 閉会の挨拶では、SAK古郡副会長から、「とくにチルドレンの上達が目覚しい」とのお誉めの言葉。(確かにチルドレンは目を見張る選手がいるなぁ) |
|
成年女子優勝 関美和子さん |
成年男子優勝 佐宗洋彦さん |
☆優勝者インタビュー全員じゃなくてすいません。 成年女子優勝 関美和子さん … 「神奈川では今年初優勝なので、とてもうれしいです。(心がけていることは?)自分の滑りをすること、楽しむこと、(横の友人が)飲み過ぎないこと」だそうです。成年男子優勝 佐宗洋彦さん … 「3,4歳から滑ってますから、もうキャリア20年くらいになりますね。スタート前には、常に下へ身体をもってゆくことを心がけています。本当は、GSの方が得意なのです。明日もがんばります。」 |
|
【第2回トーエルカップスキーフェスティバル GS レッドコース 】天気予報では、午後から雨とのこと。何とかもってくれればいいが。レースは、GS1本のみ。8時50分インスペクションを開始した。スタートは、昨日のSLより30〜40mほど上になり、スタートから3旗門までが中斜面となっている。セットは、振り幅があり、テクニカルな印象。(バーンコンディションが良いせいだろうか?) ゴール付近では、今日も大塚製薬さんの”アミノバリュー”が選手に配られた。前走がスタートする時刻だ。今日の前走は、4名。トーエルさんから、下村さん、中田さんの2名と、新海くん、高橋くんだ。トーエルの下村さんは、今年の岩手りんどう国体で、なんとGS8位!それから、中田さんは元SAJデモンストレーターとのこと。えっ!トーエルさんて何の会社?(ちゃんと取材してあります。後述) そうそう、今日は、ウグイス嬢の八木さんに代わって、司会進行は、大村さんが担当する。さすがにプロ、会場全体が盛り上がる。大村さんは、スキー、ゴルフを始めさまざまなスポーツのMC(Master of Ceremonies)をされている方。 さて、レースの方はというと、いたって順調。滑り終えた選手に取材してみた。「楽しかった」「エッジが食い付かなかった」「思ったより細かい」「コケちゃった!くそっ!」などさまざま。 成年Aの滑走中では、ゴール付近で花束を持ち、誰かを待っている女子選手たちの姿が 聞けば、その女子選手は関美和子さんたちで、これから滑ってくる河口鉱太郎選手(神奈川大学)を待っているのだそうだ。河口選手は、明日から社会人で、今日が学生最後のレースらしい。何も知らず滑ってきた河口選手、花束を受け取ると「超うれしー」を連呼。そりゃぁ嬉しいよね 本当にうらやましい。レースも中盤、成年男子が始まるころから、雪がゆるみだし、ゴール付近では息を切らしていた選手もいた。(予報が雨と思えないほどの快晴なので) |
|
トーエルさん |
ハワイウォーター5ガロン2本の副賞! |
◆成績発表&表彰式、閉会式レッドコース下のレストハウス前で成績発表と表彰式が行われた。昨日のSLに続いて今日も優勝なんて人が6人もいて、その才能がうらやましい限りだ。優勝者にはハワイウォーター40リットル、準優勝者にはハワイウォーターペットボトル2本、Tシャツ、ボールペン他などのセットの豪華副賞が授与された。閉会式では、SAK古郡副会長から、「無事に今年度の全雪上行事を終了することができました。皆さんのご協力に感謝します。夏にトレーニングを積み来シーズンに向けがんばってください。」との挨拶があり、閉会を知らせるアナウンスと同時に雨が降ってきた。本当についていたなぁ
|
|
いい滑りがでましたか |
アミノバリューを選手に |
■大塚製薬株式会社さま「きのうの自分に勝てる気がする」のキャッチフレーズでおなじみの「アミノバリュー」を二日間、全選手分ご提供いただいた大塚製薬さま。アミノバリューは、20種類あるアミノ酸の中の分岐鎖アミノ酸(BCAA)を含むでおり、これは、運動時に効率よくエネルギー源として利用されるアミノ酸なのだそうです。 スタート前にしっかりアミノバリューを飲んだ選手は、いい結果が出せたはずですね。 ■東日本キャタピラー三菱建機販売株式会社さま新キャタピラー三菱製建機の販売を手掛けている会社で、関東一都六県と山梨、長野で販売しているとのこと。12月の第1戦にご協賛いただいていましたが、残念ながら中止となり、今回再度ご協賛いただきました。十数年前にもビブを提供してくださったこともあり、県連とはつながりが深い。「選手の中に建設関係の方がいらっしゃったらぜひ、よろしくお願いします。」とのことです。 ■株式会社 トーエルさま国体での活躍や、スペシャルオリンピックでのボランティア活動などスキー界で活躍している同社。 実はプロパンガスの販売を主力にしている会社だそうです。スキー競技出身者が5名在籍するスキー部があり、先述の活動は、その一環とのこと。3年前から県連の競技にご協賛いただいており、すでに「ハワイウォーター」は周知のはず。(私も愛飲しています。サーバーレンタル無料が魅力です。) 「今年2月にJASDAQに上場をし、今まで以上にがんばります。」とのことです。 |
|
川井広報委員 |
阿部総務専門委員 |
◇取材後記◇例年にない雪の量、質、それと天候に恵まれ最高の大会になったことと思います。協賛企業、スキー場、選手、役員の皆さんたいへんお疲れ様でした。また、私にとって初めての取材にご協力いただきましてありがとうございました。 なお、総務本部阿部専門委員が、二大会とも滑走中の選手の連続写真を撮影しています。ご覧になりたい方は、阿部さんのHPへアクセスしてください。一人あたり20〜30枚くらいあると思います。 |
|
写真はこちらをご覧下さい 「電脳オキナ」阿部さんのホームページ | |
< 前へ | |