上越４大会
第２１回 神奈川県選手権大会　スピード系
川上修　広報委員レポート

◆スーパー G 選手権
　 天候は快晴で無風。早朝から晴れ渡って春のような陽気。しかし昨夜の積雪が５ｃｍ程度あるために、スピードが出ないことが予想される。ゴール前の急斜面入り口のジャンプ箇所は飛距離１０〜２０ｍといったところを狙っていたが、公開練習では最大で１５ｍ程度か？。本レースでワンピースになれば２０ｍはいきそう。それにしても昨日といい今日の本番前の公開練習でもジャンプ箇所を避けて滑る人がいるのは何故？。

　スタート地点も、昨日まで使ったスタートから１５０ｍほど登った山の中腹に上げられる。昨日のスタート台脇はコースに３箇所設けられたうちの最初のジャンプ地点である。本レースになると、高校生の中にこのジャンプ箇所ですでにバランスを崩し転倒する選手が何人か見うけられた。下が見えないコースに飛び出して行く恐怖はあるだろうが、昨日と今日のノンストップトレーニングでコース状況を見抜いていれば、飛び出す方向など自信を持って臨めると思うのだが…外野の見た目以上に恐怖心があるか。

　この大会 5 日目となるこのレースで、急斜面での転倒で怪我人が出たのは残念。日頃の練習の成果を出すべく最大限のアタックをかけての失敗は止むなしとするか。特に、今日のように、コース外に新雪が残っているレースで滑走ラインから外れることは危険である。

　このレースでは、昨日の予選会で転倒し、肩を脱臼した高校生が見事に完走していた。ゴールでのビブ外しは大仕事だったようだが、その根性は見事である。

◆表彰式
　 表彰式は何事も無く終了・・と思いきや、一人の選手から「賞状のクラス名に間違い有り」の指摘。印刷設備はもう梱包されており、これから出して立ち上げるのも大変。そこで登場して頂いたのは、高橋清勝さん。習字の先生というだけあり、その場で見事に書き上げてくれました。印刷の賞状が使われている中で、一人だけ手書きの賞状は違った意味での記念になるんじゃないでしょうか。

◆お詫び
　 この４大会の上位入賞者の成績は即日で神奈川新聞社と、読売新聞社に送りました。現地では見るとはできませんが、県内でご覧になった方も多いと思います。神奈川新聞では全大会の上位 6 位までの記録が掲載され、読売新聞はジュニア大会のみの成績が掲載されたと思います。

　ここでお詫びですが、ＳＡＪマスターズ大会で熊谷敏夫さんの成績を「７ 5 歳以上の部」の第２位として掲載してしまいましたが、正確には「８０歳以上の部」の第１位です。したがって、「７５歳以上の部」の第３位から第５位と掲載された方々は順位が繰り上がり、志村善夫さんが第２位、押川泰夫さんが第３位、小林茂さんが第４位となります。

　お詫びして訂正させて頂きます。リザルトが７５歳以上の選手を全員一括で扱っていたために、成績をうっかりそのままでまとめてしまいました。

◆最後に
　 今年で３回目となる上越４連戦取材。出発までは気が重く辛いけれど、現地では楽しく、愉快に、好きなようにやらせて頂きました。選手の皆さんにも協力して頂き、無理やり写真を撮らせて頂いた人もいます。広報担当に科せられた勤めと思ってご勘弁下さい。

　取材を終え、疲れはあるもののパニック状態に陥った仕事を何とかしなければと飛びまる羽目になってしまいました。勤め人には辛い５日間ですが、人を知り、仲間を増やす絶好の機会を与えてくれました。ありがとうございました。

２０日（火）

スーパーG　女子

スーパーG　男子