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平成15年度 第9回夏季定例評議員会

広報委員 三浦亜矢子

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真剣な評議員のみなさん

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三浦亜矢子広報委員

 去る7月26日(土)、横浜市西区の横浜市市従会館において、第9回定例評議員会が開催された。市従会館はJR桜木町駅から徒歩10分程の小高い丘の上にある。梅雨明け間近のこの日は気温・湿度とも高く、少し歩いただけで汗ばむ陽気だった。
会場に着くと、既に準備がほぼ終わっており、壇上には「第9回定例評議員会」と書かれた看板と、SAKの旗が掲げられていた。会場は、SAK役員・理事と評議員が向かい合う形で設定されており、SAKを実際に運営する役員・理事側と、それを監視する評議員側との役割が明確になされている印象を受けた。
 13:00からの開会に合わせ、受け付けて配布された評議員会資料を手に、評議員の方が次々と会場に現れた。今回の評議員会は、委任を含めて45名の出席。評議員は50名で組織されているので、高い出席率と言える。評議員の方々は、それだけSAKの運営に関心が高いのだと感じた。
 会議は廣瀬副会長の開会の辞から始まった。片総務本部長の挨拶の後、厚木市協会の井上会長が議長として選出された。書記には広報の徳本理事、小池委員が選出。小池さんは普段私たちと一緒にSAK便りの編集作業などもしているが、今日は初めての書記で緊張しているのか、いつもより無口だった。続いて顧問・参与の紹介、SAKの顧問弁護士として協力いただくことになった柳沢弁護士から挨拶があった。

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 議事の内容は議事録を参照していただくことにして、議事の様子について少し触れようと思う。評議員会で議論される内容は、各本部の運営から規約・規定、会計など多岐にわたる。各議案についてそれぞれの担当者から報告がなされると、評議員からの質問の時間が設けられる。質問などそうそう出るものではないと想像するのは大きな間違いで、評議員の皆さんは資料の細かいところまできちんと目を通し、次々と質問をあげてくる。「財団の資産の運用ルールはどうなっているのか?」「行事計画には予算があるのに、報告にはないものがあるが?」。良く見ないと見落としてしまいそうなことに注意を向け、改善を促していく。 今回答申が報告された活性化委員会についても厳しい意見がなされた。「若い人が多いのは嬉しいが、もう少し幅広い年齢層の意見を得られるような組織にすべきだったのでは」、「活性化を求めるのであれば、県・市・クラブの垣根を取り除くようなものでなければならないのでは」などなど。SAKを理解し、さらに良い組織にしていこうという気持ちがなければ、このような視点でとらえることはできないだろうと感じた。第1号議案から第3号議案まで、約3時間にわたりこのような報告・質問・議論が繰り返し行われた。
全ての議題について審議が終了すると、書記の解任、議長の解任がおこなわれ、古郡副会長の閉会の辞で締めくくられた。今回議論された内容は、これからさらに詳細に検討され、今シーズンのSAK運営に反映されていくことになる。今年はどんなシーズンになるかと想像し、とても待ち遠しく感じられた。

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井上議長、お疲れ様です

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受付担当もご苦労様

★評議員会

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