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五竜T行事 2004年1月16日(金)〜18日(日) 広報委員 川上 誠 |
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アキアボートの準備中 |
最強のパトロールチームです |
パトロール養成講習会をはじめて取材させていただいているうちに、なんとアキアボートに乗せていただけることになってしまいました。 ◆受検生2名にサポートは最低4名必要… その養成講習会において、今回パトロールを受験される方は、わずか2名。 確かに、実際ボートの実地練習を行うにしても、ボート自身もかなり重く、そのまま担いでゲレンデをあがっていては時間がかかりすぎます。 運搬用に操舵用の支柱が取り外せるようになっており、リフトに乗って持ってあがるのですが、それでも3人は必要です。また、滑るたびに、組み立て、分解、移動があるので、それだけでもかなりの時間と体力を要します。それ以外に、コースエリアの規制とポールセットやデラがけなどが必要ですし、実際に滑りをみてコーチングするメンバーをいれると、何人サポートがいてもいいくらいです。しかも、パトロール養成講習会の講師の方は、ボランティアで後任の育成をされていると初めて伺いました。 |
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アキアボートの乗り心地は? |
結構大変です |
◆うつぶせになり、肘をボートからはみ出さない さて、ボートへの乗船です。操舵はフロントが山田千鶴さん、リアが石川恭代さんの最強ベテランコンビにお願いしました。乗るときの姿勢は、うつぶせになり、肘をボートからはみ出さない」 「ボートの端をつかみ、頭をあげない」 ということに注意するように教わりました。 講習ゲレンデは、五竜の最上部のアルプス平で、それなりに斜度があります。 ◆頭を山頂側にして、スタート! 視線が雪面にかなり近く、エッジングの音もすぐそばで聞こえて、かなりの迫力です。ただまっすぐ滑るのではなく、ポールに振れないようにくぐり、途中で滑り方を変えたりもします。しかし、そんな滑りをされているのに、左右のロールは起きますが、はねて落ちてしまうほどではなく、じっとしているだけでゴールに着いてしまいました。 特にずっとタイミングを計るためのかけ声は出していないようなのに、前と後で進路変更の力のバランスがよいのでしょうか、滑らかなターンになり、とてもポールをくぐっているとは思えないほどでした。 |
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アキアボートの操作を見守る |
チームワークは抜群です |
◆声をかけなくてもお互いタイミングがわかる 終わった後、お二人の操舵について伺いましたが、ポールでコースが規制されていることで、ある程度声をかけなくてもお互いのタイミングがわかるとのことでしたが、そこまでになるのには、4年ぐらいはかかるそうです。 実際にゲレンデでボートのお世話にはなりたくないものですが、こういった養成、練習を経て行われていることを知って、改めて、パトロールの皆さんのご苦労がわかったような気がしました。 SAK 広報委員 川上誠 |
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