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チャレンジカップ第2戦岩岳
守谷紀幸広報委員レポート
2004年1月31日(土)〜2月1日(日)
ポールをなぎ倒して
多くの方に集まっていただきました

◎第2回チャレンジカップ岩岳レポート

◆役員も準備に余念がありません 【1月30日(金)夕方は雪】
 
午後5時TCミーティング 広報委員のミスで間に合わず取材できなかった。
  役員の宿舎であるロッジピステで役員の打合せ。特に、初参加となるハンディキャップの人たちへの対応が話し合われた。聴覚にハンデのある人たちって、外見では全く健常者と同じだが、スタートの電子音や「レディーゴー」のコールに反応できないということで、肩をポンとたたいて合図をすることになった。スタート審判の宮園専門員(秦野)も該当者のチェックに余念がありません。
 ところで最初はマジな雰囲気だったうちあわせも、第2部に入って夜が更けるにしたがいアルコールのピッチが上がり絶好調とあいなり、翌朝の二日酔いは約束されていたのであった。ウイ〜♪。

◆ゼッケン配布手伝ってたら選手のインタビューが…
【1月31日(土)晴れ】
  朝からいい天気、なれど広報委員の頭はアルコールのせいで真っ暗け(なんで県連役員ってあんなにお酒が強いの?)でもなんとか、朝食をおなかに入れて(しかし、ロッジピステの食事のおいしいこと、二日酔いではもったいない)会場へ出発。

 7:30からゴールハウス前でSLのゼッケン交付開始。チェアスキーの選手のゼッケンつけを手伝っちゃた。チェアスキーは間近で見ると結構メカっぽくてかっこいい。でも、雪面からの距離が短いのですごくスピード感があってちょと恐そうかも…。なんて考えていると、ゴール付近にいた選手があっと言う間にいなくなり、インスペクション開始。慌ててリフトに乗り込みスタート地点についたときには、インスペクション入場制限時間の5分前でスタートには、選手がいない!インタビューができなかった。

◆ポールがバシバシなぎ倒されていきます
 仕方がないので、スタート地点が見えるところで、カメラ&ビデオ取材の位置を確保し、前走のスタートを待つ。いやー暖かい。昨日の酒がまた回ってくるようで、いい気持ち〜。(イカン、まじめに取材せねば!)

 前走3名が無事滑りおわり、9:30女子スタート。まずは、ハンディキャップクラスから。初めてのSL競技でスタートに戸惑う選手もいたが、サポートが伴走したりで無事レースをこなしていく。続いて、オープン、ジュニアと続き、レギュラークラスとなる。さすが、迫力ありますなあ。ポールがバシバシなぎ倒されていきます。女子でもほとんどの選手がワンピースを着用しています。今日は暖かいからいいけど、吹雪いたら大変だろうなあなんて考えていたら、女子1本目終了。

◆チェアスキーでSLのセットをキュンキュン切れていきます
  続いて、男子はチェアスキークラスに入ります。チェアスキーでこの細かいSLのセットをこなせるのか心配しましたが、そんな事はどこ吹く風って感じでキュンキュン切れていきます。ちょっと感動ものですね。彼らの滑りをビデオに収めて、一人で納得していると今度はIDクラス。うーん、ちょっと急斜面が恐いのかな5双旗の間に4・5回転んでしまって、戦意喪失の選手も。あれ?動かなくなっちゃった。大変だ。怪我しちゃったかな、と思って駆けつけたら、付き添いさんが来てくれてはげますと同時に、ふつうの子どもより大袈裟に痛がるんですよと教えてくれたので、一安心。でも、レースが一時中断しちゃった。転んだ子どもを助けてくれた旗門審判員のイントラさんご苦労様でした。


さぁ、ポールをなぎ倒せ

手話通訳中

◆すごく楽しいので来年もまた来たい!
  Dクラスは、オープンといっしょなので良く分からなかった。ごめんなさい。そして、男子のレギュラークラス。いやいや、ポールに怨みでもあるのかしらと思ってしまうほど、ビシバシ当たります。
  あっという間に、1本目終了。2本目のインスペクションが始まり再度スタート地点へ。ハンディキャップクラスの人たちは既にスタートの準備をしています。でも結構のんびりムード。1本滑って様子が分かったせいか、リラックスできているようです。女子Dクラスの選手は、すごく楽しいので、来年もまた来たいと言っていたとのこと。ぜひ、たくさんの仲間を連れてまたチャレンジしてください。

◆ゼッケン回収の手伝いに
  さて、あと少しで2本目のスタートというところで、本部から私に呼び出しがあり、ゼッケン回収の依頼。大会役員の端くれには違いないので、2本目の取材ははゴールからということで、スタート地点を離れます。

 ゴールではゼッケン回収を行ったのですが、女子のワンピース姿を間近に見られてちょっと幸せ気分。この時、頼もしい助っ人が現れてくれました。明日のGSに出場する広報委員会の仲間が手伝いに来てくれたのです。(大井さんは、この時シコシコポールトレーニングにいそしんでいたらしい…)

◆岩岳のコースはハードだって…
 選手の間からは、岩岳のSLコースはコースが長くて難しい上に、旗がいっぱい(2本目はなんと49旗門)立っているのできついとの声。でも、みんな妙に嬉しそうなんだよね。その辺が、レース屋さんの不思議なところかな。その傾向は、男子になるともっと顕著で、ゴール後倒れ込む選手もいたりでかなり壮絶な感じです。でも、いいタイムだった選手は元気一杯でした。苦しそうな選手は、異口同音に「もっとトレーニングしなきゃ」と漏らしているのをレポーターは聞き逃しませんでした。


真剣にインスペクションしてます

女子IDスタート ガンバレ!

◆1分間だけコースを独り占めできる  【2月1日(日)またまた晴れ】
  今日も朝6時に起床(本当は6時25分まで寝てた)。おいしい朝食を食べて(今日は二日酔いじゃないぞー、時間がなくて3杯目はお代わりできなかった)、7時過ぎには会場へ。

 昨日と同じく7時半からGSの受付開始でゼッケン交付。男女合わせて200名少々となかなかの人数で、ゼッケン交付も大変。1チームで20枚近く交付を受ける代表者もいて、本当にゴクローサマって感じです。間違えずに選手に配ってあげてね。

 さて、昨日の失敗に懲りて早めにスタートへ向かいます。でも、インスペクションはすでに始まっており、スタートハウス付近には人影はまばら。悔しいから、スタートハウスの中に入ってスタートバーのところから選手の目線でコースを見てみました。ムフフと思わず笑みがこぼれてしまう。このスタートハウスって、違う世界への扉という感じで、ほの暗いハウスの中から勢いよくスタートバーを切って、明るい別の世界へ飛び出していく、そういう気分になってしまいます。レースは1度やったら病み付きになると言われています。スタート前の緊張感とゴール後の開放感、1分間だけこのコースを一人占めできる満足感、いろいろな要素が絡み合って何とも言えない雰囲気が出来上がっていくんですね。レースっていいなあ。(いけね、脱線しちゃった、取材ガンバロー)

 そんなことで、またもインタビューは空振りに終わり、カメラ&ビデオ撮影の準備を開始。光線とアングルを考えて、選手の邪魔にならない位置で撮影をすることにしたっていうとかっこいいけど、実は良く分からないので、旗門審判員さんの隣で撮影しました。(そこが一番見やすいところなのですね)


早いぞ〜ガンバレ!

男子ジュニアスタート

◆ゼッケン4大井選手スタート!ナヌ!!速い!!!
  昨日と同じく女子のハンディキャップクラスからスタート。スタートハウスから出るところが、かなり急斜面になっているので、ちょっと恐そうな感じだったけど、滑り始めてしまえば、後はいいリズムでターンを刻んでいきます。続いてのオープンクラスには、我が広報委員会の弾丸娘?大井選手が出場します。気合入れてビデオを撮らなくちゃ。ゼッケン4大井選手スタート!ナヌ!!速い!!!本当にGS初めてなの???残念だったのは、せっかくレース前に清水の舞台から飛び降りるつもりで購入したというワンピースをこのHPで公開されることを恐れて、着用しないという暴挙?に及んだことでした。(来年着なかったら罰金だかんね)

 そのあと、ちゃんとワンピースに身を包んだ女子のレギュラークラスですが、これが速いのなんのって、ブッ飛んでました。ホント!あまり速いので、ビデオが追いつかない。(これは私がヘタクソなだけです)

 てなことで、女子が終わり男子のチェアクラスに。やっぱり、昨日のSLよりは今日のGSの方が楽そうです。と言いながら、すげー速い。あっという間に見えなくなっちゃう。

 次に、IDクラスですが女子と同じで、スタート直後が恐いらしく、「恐いよー。」と叫びながら滑っていきました。でも、結構嬉しそうな声に聞こえたのはレポーターだけではないと思います。


広報男性軍団に勝利した大井さん

男子1位の佐宗選手、早い!

◆ワンピース着用ながら、どーしたんですか
  続いて我が広報軍団の参加しているオープンクラス。大井さんに負けるなよー。さて、ゼッケン15、北原選手。この方は広報委員ではないのですが、先ほどの大井さんと同じクラブの方で、レポートもお願いしてしまったし、いっしょに飲んだら広報委員の「輪」にしっかり入っています。準指検定以来のポールということでちょっと遠慮気味の1分10秒台。ゼッケン18、広報担当徳本総務理事。ちゃーんとワンピース着用ながら、どーしたんですか、の1分6秒台。ゼッケン20、広報委員会の若手(でもないか?)のホープ川添選手。おい、おい。そのウェアの上着は何なんですか。えっ、ウェアを降ろしてくれるサポートがいないからしかたないって。そうか、いっしょにスキー場に入った川上広報委員は、足りない旗門審判員の代役(お疲れ様です!)を仰せつかってるし…。ほーら、1分7秒台じゃないですか。ということで、広報男性軍団は、大井委員の1分05秒02に及ばず、ニコニコ笑ってケーキをおごったのでした(チャンチャン)。来年はもっと多くの広報委員の参加をお待ちしています。けっこう、笑えますぜ。

◆GSなのにポールにバシバシ当たっていく
 それから、男子のレギュラークラスですが、これがド迫力。上位陣が目白押しの20〜30番台の選手の速いこと、GSなのにポールにバシバシ当たっていく。あれ、痛ーんだよね。きっと痣になってるよ。彼らを見ていると、今日のセットがかなり高速系のセットであることが改めて確認できました。とは言え、普通に滑れる方であれば、GSは十分に楽しめるはずです。ポールにチャレンジしてみようという方は絶対お勧め。広報委員も楽しんでいますので、遊びに来てみてはどうですか。病み付きになって、貯金が減っても広報委員会は、一切の責任は持ちませんので、どうぞあしからず。

 最後に、北原さんのレポートにもありましたが、GSでハンディキャップの子どもたちや初心者が着用するヘルメットが足りません。自宅にヘルメットが転がっている方(そういないだろうな)、有効活用を図りましょう。この辺は、今後広報委員会でも検討してみたいと思っています。

   広報委員 守谷紀幸


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