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第2回神奈川県・千葉県スキー技術選手権大会
守谷紀幸 広報委員レポート |
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ジャッジ風景 |
リラックスしているのかな |
◆リザルト ★決勝男子(※) |
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寒いですねご苦労様です |
予選小回りバーン |
第2回神奈川県・千葉県スキー技術選手権大会 広報委員 守谷紀幸 1月23日(木) 21:15 事前合同ミーティング 担当の千葉県連理事から、運営等についての説明があったが、今年は合同開催も2回目ということで、緊張した中にも和やか雰囲気が漂っている。 前日からの大雪(車山では?)のため各大会コースの状況が非常に悪く心配だが、地元の協力も得てコース整備を入念に行い、昨年並みのコンディションにしたいとのこと。スキー場に来る途中の風景、道路状況は、まるで上越方面のよう。七曲がりでは、大型トラックが立ち往生?していた。 |
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ジャッジも一息 |
ジャッジご苦労様 |
リラックスしているね |
滑り終わって会話も弾んで |
1月24日(金) 6:00 起床 教育本部の人たちは早起きだ。天候は雪でとても寒い。(−5℃以下?) 8:30 開会式 いつもの行事の雰囲気。司会者がちょっと緊張気味かな。しかし、皆さんのあいさつの短いこと。(先鞭を付けた前田会長ありがとうございます)あっという間に選手会も終り、いよいよ予選ラウンドの開始です。 10:00 予選ラウンド開始 大回り(急斜面整地)、小回り(急斜面整地)、小回り(中斜面不整地)、総合滑降の4班に分かれて競技開始。各コースともかなり整備されているが前日からの雪でパウダースノーの世界。やっぱりこれは車山じゃない?吹雪の中の予選スタート。ジャッジも大変で、じっと演技を見守るため、最高8枚という超重ね着スタイル。 お昼頃一時太陽が顔をのぞかせたが、それも束の間、また吹雪。−32℃の寒気団の威力は物凄く、カップに注いだ熱々のコーヒーがあっという間に凍り付く地獄の世界。スタート待ちの選手も大変。一生懸命体を動かして、コンディションを保とうとしていました。役員の話しでは、バーンが柔らかいので、点数の差が出にくい状況とのこと。しかし、整地の小回りでは、昼ごろから上の雪はきれいに除かれいつものカリカリバーンになっていました。 運営がスムーズに進行し、予定より早く、午後3時過ぎには競技終了。(昼食時間も取らずに競技を続けたジャッジや審判の努力のおかげです)部屋に戻るとさっそく私設反省会が開かれていました。門外漢の取材担当にはよく分からないことが多かったのですが、耳に残ったのが、カービングの板の影響か、不整地の滑りに精彩を欠く選手が多かったという意見と雪が柔らかいせいか総合滑降に変化が乏しいのでコースにウェーブを入れるなどしたら、見る者にアピールする滑りになるのではないかというコワーイ意見でした。 予選の結果、男子150名、女子50名の計200名が決勝ラウンドに進むことになりました。男子のトップは、まあ当然というか、千葉の伊藤敦選手、女子は本県の飯島久美子選手。明日の決勝の見所は、伊藤選手に本県の翠川選手がどこまで迫れるかというところでしょうか。 |
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大回りバーン |
総合滑降バーン |
1月25日(土) 6:15 起床 本当に教育本部の人たちは早起きだ。やったー!天候はピーカン。でも、やっぱりとても寒い。(−5℃以下?) 9:15 決勝ラウンド開始 午前、大回り(急斜面整地)、総合滑降 午後、小回り(中急斜面不整地)、小回り(中斜面カービングショート) まず、大回り。好天気の中、選手の演技もなにかのびのびうれしそうに見える。ジャッジの点数も80点以上の高得点ばかり。あっそうか、これは決勝だもんね。しかし、昨日と違って素人目にはどの選手の滑りがいいのかよく分からない。ただ、87、88点の高得点の選手は確かに何か違うぞというのか、速い、うまいが高い次元で微妙にバランスをとっている。口で言うのは難しい、文章にするのはなお難しい。まさに、「百聞は一見に如かず」だなんて言っちゃうと取材担当失格かな。 総合滑降。昨日の役員の話しが聞こえたのかな、各選手コース取りに変化が見られる。やはり、演技に工夫をしているのだなと感心する。 午後からは、コブの小回り。選手によってコース取りが全然違う。モーグルのように直線的に責めるタイプときれいにコブの腹のあたりを回ってくるタイプに大きく分けられる。前者の方がギャラリー受けするが、リスクも大きいようで、何人か転倒者も出た。無責任ながらギャラリーはこれが一番「うれしい」。だって、こんなコブ滑れないもん。(取材の移動で3回もコケてしまった。はずかしーい) カービング小回り。初めて聞いた種目。しかし、何であんなに速く脚が動くの信じられない。しかも上位選手は、ターンの一つひとつが切れている。(後でビデオを見ながら専門委員に教えてもらって納得)でも、選手がゴールするたびに、ジャッジと記録担当は雪まみれでした。 午後の種目の後半では、応援者のほかに競技を終えた選手も集まって、すごく盛り上がり、いい雰囲気。陽が陰って急に寒さが込み上げてくる中、選手にも励みになると思います。でも、乗り過ぎてコブの小回りではジャッジに突っ込んだ選手もいました。(幸いというかジャッジマンは逃げ足がメチャ速いことを確認しました)この日は、予定を超過して午後4時15分頃終了。選手の皆さん、役員の皆さん、寒かったですね。本当にお疲れ様!(コブの上部は−10℃の冷え込み。ウー言葉も出ない) 全競技を終了して、役員もホッと一息というところ。千葉県連との懇親会や廊下宴会で爆発していた役員もいたとか・・・。 |
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千葉県スキー連盟 前田会長 |
神奈川県スキー連盟 廣瀬副会長 |
1月26日(日) 7:30 起床 やっぱり教育本部の人達も人の子だった。ゆっくり寝られるのはうれしい。 9:00 閉会式 閉会式では、皆さんしっかりあいさつ。前田大会会長、第2回目の技選も皆さんの協力を得て成功した。今後もますますの発展を期待したい。廣瀬大会副会長、選手が切磋琢磨して大会の質を向上させ、もっとエキサイティングな大会にして、SAJの大会を凌ぐのではないかと言われたい。色摩大会委員長、既に来年に向けての課題も確認した、もっとよい大会にしたい。佐藤TD講評、ケガ人が出てしまったが幸い軽いものと聞いている。不整地の予選は、コブのラインがたくさんあった。決勝では、攻める者と不慣れな者がはっきりし、スピードのある演技に高得点が出たが、もう少し練習をして欲しい。大回りでは、ターンの最後のエッジングに甘さがあり仕上がりきれていないきらいがあった。総滑では、スピードが上がると切り替えの時期が遅れ演技力が不足を感じた。小回りは、雪が柔らかかったが、上体の動きが遅れ谷に落とすことができず、板が先に行ってしまっていることに気がついた。カービング小回りは、マティリアルの特性をこなしている、来年も力を出してほしい。決勝の総滑バーンに入らないよう言ったにもかかわらず、2、3人が入っていたのは残念。全日本の大会なら失格になるので、ルールはきちんと守ってほしい。競技の運営はスムーズに行われ、地元の協力を得て、非常によい大会となった。 |
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優勝者インタビュー 女子総合優勝 飯島久美子選手 神奈川男子総合1位 翠川和也選手 |
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谷紀幸広報委員 |
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