|
|
「理事会とは?」〜第65回理事会レポート〜
広報委員 大井智子 |
|
大井広報委員
|
理事会風景
|
◆「理事会とは?」 ◆「理事会」とは,いったいどんなところなのだろう。 ◆10月5日(土)。はれ。 ◆理事会がスタート |
|
◆理事は夏もおおいそがし むかしむかし,準指受験のために北海道研修に行った時のことだ。学生クラブ所属のわたしは,見たこともない奇妙な「基礎種目」にてこずっていた。さっぱりできずに班の落ちこぼれとなり,班員のある男性に「おまえ落ちるぞ」とおどされた。その一方で,あまりのへたくそぶりに同情を引いたのか,同じ班の4人の女性となかよしになった。全員所属クラブは違ったが,付き合いはずっと続いた。かなり若かった当時から,われわれはブロック技術員の先生から「4ババ」とまとめて呼ばれていた。あれは若さへのやっかみか。 その4人のうち,これで2人が登録をやめたことになる。さびしい。 さらに理事会では,「この会合に出席しました」「あのスキー場に行ってきました」と報告が続いていた。まだまだ雪は降りそうもないのに,理事の人たちは,助成金をもらうために走り回ったり,大会の事前の視察に行ったり,他県連と打ち合わせしたりと,おおいそがしだ。仕事を抱えながら,そうした活動を乗り切るのはさぞやたいへんなことだろう。それを実現させるのは,理事が個々に備えている「情熱」なのだろうか……。 ◆「笑い」をとることも忘れない 議事は,シャキシャキ進んでいく。ありがちな,つまらないことで何時間も時間を浪費するタイクツな会議とは違う。だれかが何かを投げかけると,それに対してすばやくだれかが「すぱーん」と返球する。さすがに,理事だ。みんな頭の切れる人たちだ。それとも,この小気味のよさは「体育会系」団体のなせるワザなのか。 事前のうわさでは,「理事会では山田専務理事がいっぱいしゃべる」と聞いていた。確かに,山田専務理事がしゃべる機会は多いが,ほかの理事の発言も多い。なかなか民主的な感じだ。わたしなんぞは,もうちょっとで「はい」と手を上げてしゃべりそうになったぐらいだ。そこはきちんとがまんした。 ところどころでだれかが「笑いをとる」のも,SAKならではだろう。笑うと気持ちがほぐれるし,眠くなったりしないですむ。会場の雰囲気は,あったかい。笑いのポイントでしっかり大きな声で笑いながら,「こういうの,SAKのいいとこだよなあ」としみじみ思った。 後半は,「審議事項」だ。専門委員の追加やら,功労指導員の推薦がつぎつぎと承認されていく。 今期から2年間,SAKは「南関東ブロック技術員研修会」の当番県になったという。これまで東京都スキー連盟の事務局に出向いて開催されていた年に2回の会合は,今期からは当番県の神奈川県で開催することとなった。そのためにかかるコストを,予備費から「予算の科目追加」することも,承認された。 それから,今日の理事会の一番の山場が訪れた。山田専務理事からの「緊急提案」だ。「緊急提案」という言葉からしてなんだかすごい。以下に,その中身を,各理事の言葉を通して紹介してみよう。 |
|
◆「緊急提案」発動する! |
|
|
|