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平成15年度第2回拡大教育本部会
平成15年 5月24日(土)神奈川県社会福祉会館
写真:拡大教育部会 写真:拡大教育部会

教育本部専門委員

挨拶する古郡副会長

◆古郡副会長挨拶
 皆様方の多大なる協力をいただきまして、教育本部主催行事は成功裡に終了することが 出来ました。行事ヘの参加状況は、各行事とも横ばいで、厳しい社会情勢の中でいかに我々が参加者を取り込んで、スキーは楽しいということをアピールして行かなければなりません。午前中には定例春季評議員会が開催され、来年度の事業計画及び予算計画が承認されました。来年度はさらに厳しい予算の中で皆さんにはご尽力をいただき、行事執行がスムーズに出来ますようお願い致します。

◆ 山田専務理事
 シーズン中、いろいろな行事にご協力いただきありがとうございます。
 昨日、SAJ教育本部会議がありまして、出席してまいりましたが、主な議題としては、スキー教程全面改訂が決まりました。ここ3〜4年でスキー板のレベルが驚異的に進歩したので、教程を変えざるを得ないという部分があったと思います。読ませることよりも会員が読んで見たいと思う教程・教本を創ってもらうことが大切であると考えます。
 検定に関しても変更になる予定で、新しい検定基準をオフィシャルブックに載せるということになります。詳細につきましては、皆様に逐一報告していきたいと考えております。

写真:拡大教育部会 写真:拡大教育部会

山田専務理事

片常務理事

◆片常務理事
 1年間お手伝いありがとう。
 来年度の事業・予算計画も決まり、もっと絞り込んで運営して行かなければなりません。
 皆さんは専門委員・ブロック技術員であるので、県連の運営のマネジメントにも関わりあってほしいという強い気持ちがあります。それぞれの研修会の中で講師がいかに充実した運営をするか。こうしたことがスキー連盟が生きていく生命線となってきます。皆さんにはマネジメントの出来る講師になってほしいと願ってます。
 4月に活性化委員会を発足させました。10年前には登録会員が8200名でしたが、昨年度登録が6600名になってしまった。有資格者の登録も2305名と10年来少しずつ増えてきているが、昨年は1級合格者が170名で、これ以上は増えることはなく、150名くらいまで落ち込むと予測する。そうすると準指受験が絡んできます。
 そうした事を踏まえて、潜在的なスキーヤーの掘り起こしと県連組織に新風を吹き込むことの2つの目的を持って検討しています。6月には答申されるので、それを今の執行の中に少しでも生かしていきたい。
 皆さん専門委員のレベルアップについては、自己研鑚を怠ることなく、3月の環富士山スキー技術選手権にも積極的に出るように切替えてください。

◆ 渡邊三郎教育本部長
 昨年新人10名が入り、66名体制で執行してきて、大過なくシーズンの執行が出来たことは、ご協力のお陰と感謝します。養成講習会・研修会で理論講師をした方、競技本部の行事にいかれた方、車山の技術選で選手として大会を盛り上げた方等大変感謝しております。昨年の方針は、各事業の内容充実・専門委員のレベルアップによる会員ヘのサービス向上を取組んできました。
 北海道行事のアンケートでは、研修会・養成講習会へのクレームや要望が多く、専門委員に向ける目が厳しくなってきています。我々は指導者の中の指導者であり、スキー技術・理論にも秀でていなくてはいけない。常に自己研鑚に努めていただきたい。
 来年はさらに厳しい予算になっています。各行事の人選も適正人員を配置していかなければなりません。1班当りの編成人員も多くなることもあり、サービス低下を招くことになりかねないので、皆さんに頑張ってもらいたいと考えます。皆さんの努力で一人でも多くの参加者を募ってほしいと思います。来シーズンも『和』を持って楽しくやりたいのでご協力を頼みます。

写真:拡大教育部会 写真:拡大教育部会

教育本部専門委員

教育本部専門委員

◆各委員会の反省と来期ヘの抱負について
・企画委員会 …… 上村 久 専門委員
各種行事申し込みの入力作業と集計作業が主な仕事で、事前に入力することで現地での作業量も減りつつあります。しかし、1部の人に片寄りが見られ、負担が大きくなっています。
来期はこれらの問題を少しずつ改善したいと考えています。
@入力作業については、人手をかけて正確に行ないた。
A 入力作業の出来る人を増やして、分散化したい。
B 各行事にチーフを決めて行なう。
等を実行して行きますので、よろしくお願いします。

・ 指導委員会 …… 村山 政幸 専門委員
シーズン前に方針をたて、担当も割り振り準備したが、カラ回りに終わった感がします。
委員会としての人員が多すぎてまとまりがつかない等の反省はありますが、小さい事から改善してきた。委員同志の横の連携も重要であると思います。各委員会との連携を密にして、来シーズンは活動して行きます。

・検定委員会 …… 大渕 泰蔵専門委員
各種検定会の理論問題を作成しましたが、良い問題が出来たと思います。養成講習会で説明した個所からの出題に非常に手応えを感じています。
スキー技術選予選会、環富士山スキー技術選には40〜50代が多く出場していたが、もっと出やすい雰囲気作りを心掛けたいと思いまし、来シーズンは魅力ある大会にすべく執行部に提言していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

・安全対策委員会 …… 和田 均 専門委員
1年間ご苦労様でした。我々が表に出て、目立ってはいけないと思いますが、行事が終了する頃に障害アンケートを集計しています。今シーズンの集計は終わっていないが、時間帯で注意して滑ってくださいといっています。午前10時と午後2時にピークがあり、そこで怪我をしている。講師の皆さんはなるべく休憩を取るか、一声掛けることが必要かと思います。今シーズンは、パトロールに7名合格、パトロール技術競技大会が、あだたら高原スキー場で開催され、神奈川女子Aチームが見事優勝しました。
来シーズンも『安全』をキーワードにスキー人口を増やしていきたいと思います。

・強化委員会 …… 柳橋 泰久 専門委員
全日本スキー技術選にSAK監督として参加し、感じたことは、スキーの性能が大幅にアップしており、傾けただけでスキーは回ってくれるが、技選では点数は出ません。
出場選手のレベルが高いとは思わないし、SAK選手のレベルも低い訳でもないと思います。
スキー性能と体力・技術力を合せれば、予選通過出来るレベルにあると感じます。
来シーズンはさらに予選通過レベルに上げられるよう強化に当りますので、皆様のお力もお借りしたい。

・スノーボード委員会 …… 望月 博文 専門委員
スノーボーダーがゲレンデに多数いるのに、組織化されていません。昨シーズンは行事の募集ポスターを作成した。来シーズンも続けたいと思います。スノーボードは単独開催が難しく、いつも教育本部及び競技本部の行事に相乗りして開催しています。
スノーボードの有資格制度が替わり、現在、その移行処置が9月30日までに移行完了となっております。只今、有資格者名簿を整備中であります。
各協会・クラブ内に、スノーボードクラブを作ってほしいので、よろしくお願いします。

・SAJ広報委員 …… 上田 英之 SAJ専門委員
SAJの広報委員会に所属しており、今シーズンの参加行事は中央研修会(理論・実技)、SAJスキー技術選手権の広報を担当しました。その日の公式記録を公式掲示時間にホームページ上で即時公開いたしました。来年の技術選はライブ配信を含め、もっと即時性を高めていきたいと検討中です。また、SAJ教育本部のWebは、本年度から広報委員会が作成を担当しており、30本近いレポートも掲示していますので、是非ご覧ください。
http://www.saj-edu.ne.jp/index.html

・清水 忠 教育本部理事からアンケートのお願い!
指導委員会で作成しましたが、SAKの行事についてのアンケート説明を以って、第2回拡大教育本部会は終了し、このあと場所を「桜くら」に移動しての懇親会となりました。

◆ 無事終了、ありがとうございます。
皆さんの協力を頂きまして、行事を大過なく終了させることが出来ました。来期は、参加者の減少が予測されますが、皆さんの努力で一人でも多くの参加者を募りたいと思います。
専門委員の皆さんには、『和』を以って、スキーは楽しいをアピールしましょう。
感謝!! 感謝!!


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