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スノーパラダイス in北海道 札幌国際
三浦亜矢子広報委員レポート

日本海が見えました!
幻想的な景色に何を思うか‥
■ 札幌国際は雪、晴れ、雪
12月13日(金)、SAK北海道ツアーの公式日程初日は札幌国際スキー場。スキー場へ向かうバスは、朝8:45にホテルを出発、札幌国際スキー場へ10台のバスがつらなる。スキー場へ向かう道は比較的順調で、開会式は予定通り行われた。例年この時期の札幌国際は雪になることが多く、今年もまた雪の中での開会式となった。気温はマイナス2℃。開会式では古郡副会長より、「コンディションは良いとはいえない。視界も悪いので、怪我には充分気をつけて。」とのご挨拶があった。また、山田専務理事からは「今年度のSAJのテーマは楽しければ何でもありということなので、雪もたくさんあることですから楽しいスキーをしていただきたい」とのお話が、片常務理事からは「昨日はマイナス20℃だったが、今日は雪がふっているお陰で少し暖かい。思う存分楽しみましょう。」とのお話があった。いよいよ、SAK北海道スキーツアーの始まりという気分も盛り上がる。各班に分かれてそれぞれのスキーが始まった。
SAK北海道ツアーは参加日程が3種類あるため、全員が揃う公式日程は今日明日の2日間となる。

講習風景

開会式

◆あの素晴らしい日本海をちゃんとみただろうか‥
 この後私たち広報委員の大井・三浦ペアは、ポールレッスン&ポール大会の取材へと向かった。(この詳しい内容は大井さんのレポートをご覧下さい)。午前中の天候は雪が降りながらも視界は悪くなく、ポールレッスンは順調に行われた。レッスンもひと段落つき、そろそろお昼に向かおうとして、午前中ろくに滑っていない私たちはあと1本滑ろうということになった。ゴンドラをあがっている間に、この時期の札幌国際にしては珍しく雪があがり、日本海のすばらしい景色を見ることができた。一瞬の晴れ間に大井さんも私も大興奮して講習風景を撮りまくり、札幌国際の晴れ渡る景色を撮りまくり‥、お昼の時間も忘れて撮影しまくった。ついでに私たち自身も撮りまくった(職権乱用?)。本当に、本当にすばらしい景色だった(あまりにもすばらしく、他の言葉がみつからないのが情けない)。準指養成講習班は、この晴れ間のうちにといわんばかり、お昼休みの時間になっても熱心に緩斜面種目の練習に打ち込んでいた。準指養成班のみんなはすばらしい日本海をちゃんと見ただろうかとちょっと心配になった。

講習中

日本海をちゃんと見ただろうか‥

◆ポールをくぐる機会がまったくない私も1本滑らせていただいた
 昼食もそこそこに、私たちは再び午後のポールレッスン&ポール大会の撮影に向かった。普段はポールをくぐる機会がまったくない私も1本滑らせていただくことができた。その間、私が撮影していたビデオカメラは大井さんが撮影してくれた。後日撮影されたビデオを見たところ、「あっ、失敗した!!」という大井さんの声とともに私の姿もきっちりビデオカメラに収められていた(大井さん、ちゃんと映っていたよ)。何も気負うものがない時のポールはけっこう楽しい。調子に乗って、「もう1本」といいたいところをこらえて撮影に戻った。ビデオの私はかっちょわるい滑りだったので、1本で止めてよかったと後からつくづく思った。時間が経つにつれ雲行きがあやしくなり、雪も激しく降り出してきた。やっぱり、札幌国際。レンズ越しに滑っている人がだんだん見えなくなり、かろうじて2本目のタイムレースも撮影することができた(遠くは殆ど写っていなかったが‥)。全員が2本滑り終えた頃には帰りのバスまでの時間が残り少なくなっていていた。準指受験班はあいかわらず熱心に講習を続けている。バスぎりぎりの時間まで講習を続けていたようだ。一方の指導員研修会班は、あまりの雪(視界の悪さ)と寒さに耐えかねて、研修会もそこそこに自己研鑽に入った班が多かったようだ。撮影で殆ど立ちっぱなしだった私と大井さんは、冷えた体を暖めようとレストハウスにかけこんだ。結局雪はそのまま降り続き、大雪の中をホテルに戻ることになった。


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