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五竜U行事
基礎スキー指導員養成講習会(C)
教育本部専門委員 石井淳也

石井淳也専門委員

白河三枝さん

★小林弘明専門委員レポートはこちら

◆白河講師は身振りを使ったやさしく分かり易い講習
 こんにちは大和まつりスキークラブの石井淳也です。
今年から専門委員としてお仕事することになりました。よろしくお願います。

 今回、専門委員合宿では講師に、地元五竜の白河三枝さんと大田具英さんの2人の元SAJデモをお迎えし2班編成で講習を行いました。
私を含め新人専門委員は白河班に入りました。

 白河三枝さんといえば、一昨年膝の怪我がもとで引退されるまで、全日本技術選で
2連覇を2回達成し”女王”と呼ばれた選手です。
 しかし普段の三枝さんは、仮面ライダー好きのかわいらしい女性で、その滑りとのギャップはかなり理解に苦しみます。
 今回の専門委員合宿も大きな身振りを使ったやさしく分かり易い講習でした。

◆さて講習の中身ですが、
1.スキーを体の斜め前に出して、制動要素の力の受け止め方
2.スキーを体の真横に出して、カービングに近い力の受け止め方
3.外足で始動するターン
4.ベンディングをつかって力を受け止める練習
5.切り替え後斜滑降を入れる練習
6.小回りでストックを板からはなれたところにつく、長い時間つく。
といった非常にベーシックな練習をしました。

◆講習中の印象に残ったコメント
「カービング志向が強くなると内足始動もあるが、
基本は外足始動で、その方がミスも少ない」
「自分から動いて力をかけていくことと雪面からくる力を受け止めることを
ターンの局面・状況によって使い分ける」
「大回りも小回りもターンのつなぎめで斜滑降をいれる」
「ストックは手首だけ使って、できるだけシンプルにつく」
「カービングのときは背筋を伸ばしたNEWポジ、ひねりを使うときは猫背の旧ポジ、
が適していて、これも状況・滑りによって使い分ける」
最後に三枝さんはスキーが好きで、講習中もとても楽しんで滑っているのが感じられ
ました。それが一番のPOINTなんだと思いました。

◆みなさんに伝えられるよう頑張ります
南関東ブロック研修会や今回の専門委員合宿などで学んだことを三枝さんのように楽しく、みなさんに伝えられるようにがんばります。

 白河講師と専門委員

白河講師の熱心な講習

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