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第17回全国スキーパトロール技術競技大会:ジュネス栗駒
02/3/23,24 柴山俊子さん ぴぃたぁぱんスキークラブ
◆全国20チーム参加
 毎年恒例の全国スキーパトロール技術競技大会を秋田県東成瀬村にあるジュネス栗駒にて全国20チーム参加で開催された。神奈川県より3チームエントリーした。
我々、神奈川県チームは、大会前日22日より宿舎入りをし、大会に備えた。
 
◆神奈川チームは意気揚揚と会場入り
 午前中は、雪上での調整をした。斜面との相性(東北の斜面特有の棚が3ヶ所ほどある)を考慮し、フォーメーションでの演技のタイミングや速度、弧の調整などを検討し競技に備えた。午後からは、室内競技に備えて、三角巾とロープの練習を行なった。3チーム合同で行なった。お互い切磋琢磨しながら、練習をこなしていった。夜は、各チーム毎に監督の指導のもと練習が重ねられた。翌日、午後1時より大会開始である。今までの競技大会練習の積重ねを発揮するときでもあります。我神奈川チームも意気揚々と会場入りした。
 
◆三角巾からロープへ
 競技は、三角巾から開始された。4人一組で各個人が指定された種目(頭,左胸,左前腕,右膝,右手,右足首,右肘、右足首)をリレー形式でこなしていく。神奈川B、神奈川女子、神奈川Aの結果だった。次に種目は、ロープである。4人の選手は二種目づつ(三重もやい、ひと結び、二重もやい、本結び、フューラ、もやい結び、ちょう結び、ふたえつなぎ)競技してゴールして終了となる。神奈川B、神奈川女子、神奈川Aの結果だった。それぞれに適度な緊張?過度な緊張?プレッシャーを味わいながら競技完了! ホーと一息。
 
◆スキーは自然を楽しむもの
 特別講習会で、坂本弁護士からの講義があった。スキーの裁判についての報告やスキー場のあり方について有意義な講義があった。死亡事故に関しての訴訟が近年多数発生している。実際、スキーというものは、楽しいものであり、自然を楽しむものだということを理解し、自己管理能力(事故責任)についてはっきりと提示されるようになってきた。提訴棄却という訴訟の数がいくつかでてくるようになった。と報告された。
 
◆特別講演会は非常に勉強になった
 また、スキー場で人を集めているところは、自然を生かしたゲレンデであり、自然に人間の手を加え(むやみに、赤い柵を設けたり、木々にマットを貼ったりしてない)てないゲレンデに人が戻ってきていることも聞いた。非常に勉強になった。
 

◆各地方の仲間と交流
 夜は、全国から集結したチームの交流を兼ねて、パーティである。無礼講で、お酒を飲めや、太鼓をたたくやで大騒ぎ。各地方のスキーパトロールとの話ができ、スキーの現場で働く者の交流を図ることができ有効な場である。

◆大会二日目難関の雪上競技
 大会二日目は、神奈川の最大の難関である雪上競技である。雪上競技は、アキヤ操行とフォーメーションを行なう。旗門を通過して、タッチゾーンで第二走者にタッチすることになっている。現役パトロール達は、うわぁーと声があがってしまうほどの鮮やかなアキヤさばきで旗門を次々に通過し、思わず関心してしまう。

◆神奈川3チームともに克服
 我神奈川も負けずと大会目指して練習会を実施し臨んでいますが、なかなかタイムを出すことができない。という大きな課題があった。が、今年は3チームともに克服できました。チームメイトから自然に握手があり、お疲れの言葉ありで今までの苦労がすっと抜けていった。みんなご苦労様。そして、感激をありがとう!来年もがんばるぞー!と『よいしょ』

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